YouTuberにとって、動画の最後にエンディングを入れるのは定番です。実は、YouTubeのエンディング部分には、テンプレートが使われていることがあります。
テンプレートとは、いわゆる雛形や一定の形式に決められたスタイルのことです。こういったテンプレートは有料で販売されている場合もありますが、無料で公開しているサイトなども存在しています。
もちろん、無料配布テンプレートは同じものを使用している確率も上がりますが、費用や手間などのメリットもあります。今回はそんな無料テンプレートを公開しているサイトを紹介していきます。
Part 1.フリーYouTubeエンディング素材配布サイト6選
ここからは実際にフリーで使用できるエンディング素材を配布しているサイトをここでは6サイトほど紹介していきます。
1pocket
「pocket」はYouTube用の素材に特化したダウンロードサイトの1つです。エンディングだけではなく様々な素材を提供しているサイトになっています。
基本情報
スタイル | YouTube特化の素材サイト |
エンディング素材数 | 9(※エンディング専門の数です) |
エンディング素材の種類 | 動画 |
無料利用の条件 | 商用利用、YouTubeなどへは無料で利用可能(※ただし、4K素材は有料) |
おすすめ度 |
メリット
- 動画、画像の素材が多いため、組み合わせて再編集することが可能。
- YouTube用には完全に無料で使用可能。
2Pixta
おすすめの二番目「Pixta」は主に画像をメインとしたフリー素材を販売しているサイトですが、一部の素材は無料で使用することが可能です。検索してみて、YouTubeエンディング動画のテンプレートはけっこうあります。
基本情報
スタイル | オールジャンルを網羅 |
エンディング素材数 | 動画:2,668 画像:4,584 |
エンディング素材の種類 | 動画と画像 |
無料利用の条件 | 会員登録後、週替りでフリー素材を使用可能 |
おすすめ度 |
メリット
- 素材のクオリティと素材数は圧倒的に多く、用途も幅広くなる。
- 有料版には音楽などもあるので、使い方次第では1サイトで素材が全て集まる。
3YouTuber Hack
そして、実際にYouTuberをされている方が運営している「YouTuber Hack」をおすすめします。ブログサイト形式の動画情報総合サイトになっているが、エンディング動画のテンプレートはいくつかがあります。
基本情報
スタイル | オリジナル素材 |
エンディング素材数 | 8 |
エンディング素材の種類 | 画像 |
無料利用の条件 | 完全にフリーで使用可能 |
おすすめ度 |
メリット
- エンドカードへ使用出来るテンプレートや画像が無料で使用可能。
- エンディング動画への素材の使い方も解説してくれている。
4snappa
「snappa」は日本国外のサイトですが、無料ジェネレーターとして運営されています。YouTubeのエンディング静止画用素材は約60種類あり、クオリティも高いですが、日本語には対応していません。
基本情報
スタイル | オシャレ、スタイリッシュ |
エンディング素材数 | 60 |
エンディング素材の種類 | 画像 |
無料利用の条件 | 会員登録、無料の場合は月に3枚まで |
おすすめ度 |
メリット
- 海外のYouTube動画に出てくるようなインパクトのある画像が豊富。
- 英語が読めば、YouTube以外の素材も豊富。
5イラストAC
もう一つの「イラストAC」は名前の通り、無料イラストを配布、ダウンロード可能なサイトです。トータル200万種類以上のイラストが揃えられた大手のサイトですが、いろいろなエンディング素材を見つけることができます。
基本情報
スタイル | ポップ、イラスト調 |
エンディング素材数 | 43 |
エンディング素材の種類 | 画像 |
無料利用の条件 | 会員登録 |
おすすめ度 |
メリット
- イラストレーターさんによる様々な素材が無料で商用利用可能。
- YouTubeエンディング用だけでも40種類以上あり、他の素材は動画本編などにも使用できる。
6YouTuberの素材屋
最後に推薦するのは「YouTuberの素材屋」です。こちらもサイト名の通り、エンディング素材などYouTube用に使いやすい素材が豊富に配布されているサイトになっています。
基本情報
スタイル | オリジナルのジャンル別素材 |
エンディング素材数 | 13 |
エンディング素材の種類 | 動画 |
無料利用の条件 | 商用利用を含めて全て無料使用可能 |
おすすめ度 |
メリット
- 動画、画像ともに、YouTubeを前提に構成されている。
- 全ての素材が完全に無料で使用出来ることは大きなメリット。
Part 2.専門のソフトでエンディング素材を編集する
エンディングの素材が集まったら、次に必要なことはこれらをエンディング動画へと構成するための編集作業になります。
なぜなら、YouTubeチャンネルのコンセプトや動画のジャンルは異なるため、仮に1人で複数のチャンネルを運営していても、それぞれに最適なエンディング動画というものが存在するからです。
これらの編集は専門のソフトを使用しなければなりません。
YouTubeエンディング動画の作成にピッタリのソフトFilme
初心者からプロまで利用できる動画編集用ソフト「iMyFone Filme(フィルミ)」では、機能的かつ簡潔なインターフェイスで、あなたのエンディング動画作成を助けてくれる素晴らしいものです
Filmeの多彩な機能
以下は、Filmeの編集方法を動画化して非常にわかりやすいマニュアルです⇩
Part 3.YouTubeエンディング素材の使用時の注意点
YouTubeでエンディング素材を使用する時には、様々な注意点をチェックしなくてはなりません。主な理由について以下で解説していきます。
1著作権関連の規約
エンディング素材の使用自体は無料であっても、加工出来る範囲が決まっていたり、場合によっては加工自体を禁止している場合もあります。
また、フリー素材の多くは著作権を放棄していないことがほとんどですから、素材として使った場合にどのような記述が必要なのか?といった部分には必ず確認をしておきましょう。
仮にクレジット表記などが不要であっても、概要欄などで素材として明記していれば、YouTube運営側からの指摘を受けた場合でもしっかりと対処できます。
2素材のクオリティ
エンディング動画はチャンネルの方向性や動画ジャンルによって構成案を変えるべきものです。そのためには素材の選び方とクオリティに注目しましょう。
動画がシリアスなのに、エンディングだけが異常にポップだったりすると、一貫性がなくなっていまいますよね。
もちろん、逆にイレギュラー性が視聴者にとって喜ばれることもありますので、何が正しいと一言では言えませんが、様々な方向から自分の動画に最適なエンディング素材とクオリティを求めることは必要です。
3素材の種類とスタイル
普通にエンディング素材配布サイトには、動画または画像を提供しています。ダウンロードしてからの編集の便利さを考えて、自分の使い慣れる形式を選択してくださいね。
さらに、エンディング素材の組み合わせやスタイルと本編の動画の関連性が悪いと、不自然な編集に見えることもあります。そのため、本編の動画からエンディング動画への流れを考えた時に、自然にエンディングまで見られるような工夫は大切です。
最後に
今回はエンディング動画に使用出来る素材配布サイトを紹介してきて、使用時のポイントも解説しました。
素材の再編集は依頼などで作成する方法もありますが、実際は自分の編集環境を整えば、手軽に効率高くてYouTube編集を趣味程度にやるのは可能です。
楽で動画編集できるツール「iMyFone Filme(フィルミ)」で、YouTube動画作成は便利になれます。さらに、ソフト内でYouTubeへ直接投稿することも可能です。今すぐ使ってみてどのような編集が出来るかを楽しんでみてくださいね。