有名な動画編集ソフトの中に「Windowsムービーメーカー」というものがあります。
これはWindows Essentials 2012というサービスの中の1つとして搭載されていたものであり、過去のWindowsパソコンを愛用していた人であれば見たことがあるかもしれません。
現在、主流となっているWindows 10などには搭載されていないこちらのムービーメーカーの現在はどうなっているのでしょうか?
本記事では、現在のWindowsムービーメーカーについて解説しております。
Part 1. 公式のWindowsムービーメーカーが配布終了?
前述の通り、「Windowsムービーメーカー」とは2012年頃に販売されたWindowsパソコンには標準的に搭載されているものでした。OSとしては【Windows 7】が該当します。
【Windows 8】になってからはすでに標準的なソフトではなくなっており、現在の【Windows 10】においては代用のフォトアプリが加えられています。
マイクロソフトの公式声明でも、2017年には「サポート終了」のアナウンスがされており、OSの新しい開発に伴って公式サイトでの配布は終了しています。以下のとおりです。
しかし、現在でもWindowsムービーメーカーそのものはダウンロードが可能になっています。
Part 2. Windowsムービーメーカーのダウンロード方法
Windowsムービーメーカーの日本語版はすでに配布も終了しており、現在ではダウンロードしたファイルにウイルスなどが混入している可能性もあるようです。
そんな中、Windowsムービーメーカーをダウンロードする方法はUS版のムービーメーカーを海外サイトからダウンロードするという方法です。
※ご注意
公式サポートはすでに切れており、海外製のサイトからのダウンロードになるため、実際にダウンロードされる場合は自己責任にてお願い致します。
US版Windowsムービーメーカーをダウンロードする手順は次となります。
Step 1.ダウンロードサイトにアクセス
US版のムービーメーカーは「softpedia」というサイト内で配布されています。
こちらのページをクリックし、ページ下部にある「Windows Movie Maker (Windows Live Movie Maker) 2012 16.4.3528.0331 for Windows」と青字で書かれているリンクからダウンロードすることが可能です。
Step 2.インストールの方法
ダウンロードしたファイルは「exe」ファイルになっていますので、ダブルクリックして開くとインストール画面になります。「Choose the programs you want to install」という文章をクリックするとインストール項目の選択になります。
Windowsムービーメーカーは「Photo Gallery and Movie Maker」と表記されているので、チェックを入れて右下の「Install」をクリックし、「Done」の表記が出ればインストールが成功しています。
US版ムービーメーカーのインストールが失敗?
失敗する原因の多くに「.NET Framework」というソフトの未インストールが報告されています。Microsoft公式サイトから最新版を入手して、再挑戦してみてください。
Step 3.US版⇒日本語化へ
実は日本語化への変換には、もともと日本語版のムービーメーカーのファイルを所持している必要があります。
つまり、友人や知り合いの中で日本語版のファイルを所持している人がいればファイルの置き換えが可能ですが、そういった知り合いがいない場合には置き換えがほぼ不可能です。
日本語版ファイルがあるという場合には、コンピュータのローカルディスク(C:)>Program Files (x86)>Windows Live>Photo Galleryを開き、一番上の「en」というファイルを「ja」に置き換えることで日本語化に成功することもあります。
Windowsムービーメーカーに代わる動画編集ソフト
検索エンジンに「Windowsムービーメーカー」等を入れて検索するとあたかもダウンロード出来るかのようなサイトも表示されますが、中にはあとから高額請求をしてくるといった被害もあったようです。
さらに、インターネットからダウンロード出来るファイルは改変をすれば悪意のあるウィルスなどを仕込むことも出来てしまいます。ここまでのリスクを犯してまで「Windowsムービーメーカー」をダウンロードして使う、というメリットは”ほぼない”と言っても過言ではありません。
動画編集の優秀なソフトは他にも存在しているが、現在、Windowsムービーメーカーよりもおすすめの動画編集ソフトが「iMyFone Filme」です。
Windowsムービーメーカーも非常に優れている点の多かった編集ソフトでしたが、それも言ってしまえば10年前のものです。この10年でスマートフォンなどが大きく進化したように、動画編集ソフトも日々進化を続けています。
Filmeの特徴や機能:
⇩Filmeの基本使い方を紹介する動画マニュアルはこちら⇩
こちらの動画を見れば、編集の雰囲気がつかめると思います。
まとめ、Windowsムービーメーカーは過去のソフトである
Windows 7というOSが非常に多くのシェアを持っていたため、当時は人気もあり、実際に優秀であったWindowsムービーメーカーですが、現在ではもはや過去の遺産といっても差し支えのないレベルになっています。
さらには当時の人気を利用して悪徳なサイトでのダウンロード誘導やウイルス混入などの被害報告があとを絶ちません。
サポートの終わったソフトは基本的に劣化に一途をたどってしまうので、今後は「iMyFone Filme」のような高品質かつ安全なソフトに移行してはどうでしょうか?