友達同士でリアルタイムに居場所を共有できる、便利なアプリ「Zenly(ゼンリー)」。フランスのZenly社が2015年に開発した位置情報アプリでしたが、残念ながら2022年9月1日にゼンリーサービス終了が発表されました。
しかし、いくつか代わりになるアプリはありますし、Googleマップにも現在地を共有する機能はありますので、そちらに移行すれば大丈夫でしょう。
そこでこの記事では、ゼンリーサービスが終了する原因と代わりの位置情報共有アプリについて、詳しく解説します。
Part1:ゼンリーサービス終了の時間&原因
Googleマップより簡単に位置情報を共有できるゼンリーサービスでしたが、収益の目処が立たないため終了が決定されました。
具体的な終了日時は、まだ正式に決まっておらず現在もサービスは稼働しています。
1ゼンリーがサービス終了する原因
ゼンリーのサービスが終了する原因は、収益や成長の見込みが立たなかったためです。Zenly社は2017年、現在の親会社であるSnap社に買収されました。
しかし、経営状況が厳しくなってきたのか、2022年8月に従業員の20%をレイオフすると発表。
それに伴い、同社が抱える収益性が低い一部のサービスを停止することになり、ゼンリーサービスもその1つとして終了が決まりました。
2ゼンリーサービス終了する予定時間
ゼンリーサービスは2022年9月1日、正式な終了アナウンスがありましたが、具体的なサービス終了日は決定していません。今後、何らかのかたちで発表があるはずです。
Zenlyは日本版のTwitterカウント「@ZenlyJP」を運営していますので、公式サイトと合わせてチェックするといいでしょう。
Part2:ゼンリーの代わりに位置共有アプリ
ここからは、惜しくも終了するゼンリーサービスに代わる位置共有アプリと、その操作方法について解説します。
2.1. Googleマップ
Googleマップでは、航空写真やストリートビュー、移動ルートの検索などができますが、現在地の共有機能もあります。
▼Googleマップの利用手順
ステップ1:Googleマップアプリを起動する
ステップ2:右上にある、自分のプロフィールアイコンをタップする
ステップ3:「現在地の共有」を選択する
ステップ4:共有したい相手のアイコンをタップする
ステップ5:リストに相手がいない場合は、「その他のオプション」を選択してリンクを共有する
なお、アプリはAndroid端末には標準で搭載されていますが、iPhoneはApp Storeからのインストールが必要です。
2.2. Life360
2つ目は、子どもを見守る目的で開発されたアプリ「Life360」です。アプリはiPhone版とAndroid版があり、開くだけで登録した人の位置が地図上で確認できます。チャット機能も付いており、突発的な事態が発生してもすぐに連絡可能です。
▼Life360の利用手順
ステップ1:App StoreまたはGoogle Playより、アプリをインストールする
ステップ2:アプリを起動して、会員登録する
ステップ3:サークルを作るか、すでに存在しているサークルに参加する
ステップ4:アプリに対する位置情報の提供を「常に許可」に設定する
ステップ5:ホーム(自宅)を設定する
ステップ6:サークルにメンバーを招待する
2.3. 「探す」機能 - iPhoneのみ
iPhoneには標準で搭載されているアプリで、あらかじめ登録しておけば、Apple製デバイスを紛失してしまった時でも位置を特定できます。また、拾った人の悪用を防ぐために、リモートでのロックなどにも対応しています。
▼「探す」機能の利用手順
ステップ1:「探す」アプリを開く
ステップ2:「人を探す」タブ>「追加」>「自分の位置情報を共有」の順に選択する
ステップ3:位置情報を共有したい相手の「電話番号」や「名前」を入力する
ステップ4:「送信」をタップし「位置情報を共有する期間」を次の3つから選択する → 1時間/明け方まで/無制限
「探す」アプリは、Appleが新たに発売したAirTagにも対応していますので、アップル製デバイスを多く使う人におすすめのアプリです。
Tips:
関連記事「 【ベスト4選】iPhone無料位置共有アプリおすすめと必要の変更法」を合わせてごらんください。
Part3:【相手にバレず】位置情報を一時的共有したくない場合
位置情報を相手に共有するアプリはたいへん便利ですが、他人に秘密にしておきたい事情があって一時的に共有したくないこともありますよね。
そこで、相手にバレず位置情報を偽装できるとっておきのアプリを紹介しましょう。それが多様な方法で位置情報を簡単に変更できるiMyFone AnyToです。今ならPC要らずスマホのみで利用できるアプリ版もあります。リリースしてから大人気を収めました。
▼AnyToで位置情報を変更する手順
Step 1.ソフトウェア「AnyTo」を、PCにインストールして、AnyToを起動し、画面の指示に従ってiPhoneまたはAndroid端末をPCに接続する。画面の右上にある「テレポート」アイコンを選択する。
Step 2.AnyToに表示される地図をドラッグ&ズームして、目的地を選択する。
Step 3.目的地を選択すると、「移動」ボタンをタップすると移動成功となる。
ご覧の通り、非常にシンプルな操作で、強制的に端末の位置情報を変更できます。AnyToさえあれば、突発的な事情が発生してもすぐに対応できますね。
AnyToではその他にも、ワンクリックで位置情報を変更する機能や、複数デバイスの同時使用、ジョイスティックコントロールなどの機能もあります。
例えば、位置情報を使ったゲームアプリで、現地に行かなくてもイベントやアイテムをゲットできるなど、その使い方は多彩です。インストールは無料ですので、あなたも一度、試してみてくださいね。
結論
今回は、ゼンリーサービスが終了する原因と代わりの位置情報共有アプリについて解説しました。サービスの売上が低迷していることによって、残念ながらゼンリーは終了が決定しました。
まだサービスは停止されていませんが、今のうちにGoogkeマップやLife360、iPhoneなら「探す」などのサービスに移行しておく必要があるでしょう。位置情報を一時的に偽装したい時は、ワンクリックでGPS位置情報を世界中に変更できるアプリ「AnyTo」を利用しましょう。
操作も簡単で、誰でも気軽に利用できますよ。ダウンロードは無料ですので、ぜひ試してみましょう!