iCloudアクティベーションロックをバイパスする前に、iPhone / iPad / iPod touchを脱獄させなければなりません。Windowsパソコンで脱獄させるやり方が少し複雑なので、やり方については次のチュートリアルで詳しく紹介したいと思います。

Windowsパソコン iOSデバイス 脱獄

Part 1. iRa1nを使用して簡単にiOSを脱獄 – おすすめ

「iRa1n」はiRemovalRa1nの略称です。Windowsパソコン向けの「iRemoval PRO 5」アプリ内で脱獄用の「checkra1n」を含めますが、区別するように開発者はiRa1nという別の名前を用いました。現在、iRa1nはiOS 12.0 からiOS 14.8.1に対応しています。

1.1. iRa1nでデバイスを脱獄する手順

ステップ 1.ソフトiBypasser内に、「ダウンロード」をクリックしてiRa1nを入手します。

iRa1nをダウンロード

ステップ 2.ダウンロードしたファイルを抽出した後、iRa1n.exeを起動します。

iRa1nを起動

ご注意.

  • すべてのZIPファイルを解凍してから、ファイルを起動する必要があります。ZIPファイル内で直接iRa1n.exeを起動しないでください。
  • Windows 10ユーザーの場合、「管理者」としてプログラムを起動することをお勧めします。
  • プログラムの起動が遅くなる場合がありますので、1-2分ほどお待ちください。

ステップ 3.脱獄するデバイスをパソコンに接続し、画面ロックを解除して「信頼」をタップします。すると、デバイスはパソコンに認識されます。

デバイスを接続

ご注意.

  • この脱獄ツールを初めて起動すると、ドライバーをインストールするように求められます。「はい」をクリックしてインストールを確認し、完了したらこのソフトを再起動しましょう。
  • iPhone 6s-7PとiPadシリーズ (iOS 14.4及びそれ以降)の場合、「Options」をクリックして、「Allow untested iOS/iPadOS/tvOS versions」にチェックを入れてから、脱獄に進みます。
  • iPhone 8-X (iOS 14.4及びそれ以降)の場合、「Options」をクリックして、「Allow untested iOS/iPadOS/tvOS versions」と「Skip A11 BPR check」にチェックを入れてから、脱獄に進みます。
  • iPhone 8-X (iOS 14.0-14.3)の場合、「Options」をクリックして、「Skip A11 BPR check」にチェックを入れてから、脱獄に進みます。
  • iOS 14.0以前のバージョンでは、デバイスの脱獄を直接開始すればいいです。

オプションにある設定画面

ステップ 4.次に、「開始」をクリックしてデバイスを脱獄します。画面の指示に従って、デバイスをDFUモードにします。

デバイスをDFUモードにする

ステップ 5.iRa1nは自動的に脱獄を開始します。処理が完了するまでお待ちください。

iRa1nで脱獄が始まる

ステップ 6.「All done」が表示されば、デバイスが脱獄に成功します。脱獄に失敗した場合は、上記の手順に従ってもう一度お試しください。

iRa1nで脱獄成功

1.2. iRa1nによるデバイスの脱獄に関するよくある質問

1プログラムが更新を要求する場合、どうすればよいですか?

「OK」をクリックして脱獄ツールの公式サイトにアクセスし、最新のパッケージをダウンロードします。ZIPパッケージを解凍した後、「ref」フォルダーに移動し、「ira1n」フォルダーを見つけます。それを開き、iRa1n.exeを起動すれば、この脱獄ツールは通常どおり使用できます。

ira1nファイルを開く

2脱獄プログラムを起動できない場合はどうすればよいですか?

この脱獄ツールの起動には時間がかかるので、1~2分ほどお待ちください。それでも正常に起動できない場合は、起動メモリが多すぎることが原因である可能性があります。パソコンで現在実行中のプログラムを適当に閉じて、再試行しましょう。また、Windows 10ユーザーの場合、「管理者」としてプログラムを起動することをお勧めします。

Part 2. Checkra1nを使用して簡単にiOSを脱獄

ご注意

1.脱獄可能なiOS 14デバイスモデル:iPhone 6s / 6s Plus / SE(第1世代) / iPad(第5世代) / iPad Mini 4 / iPad Pro(第1世代)。

2.macOS 10.13 - 10.15バーションのMacコンピューターをお持ちしたら、Macコンピューター使ってデバイスを脱獄させることをお勧めします。

3.デバイスがiPhone 5Sの場合、Windowsコンピューターですと脱獄できませんので、必ずMacで脱獄させてください。

脱獄するための事前準備

  • Windowsコンピューター1台(32ビットまたは64ビット)
  • USBメモリ・フラッシュドライブ(少なくとも2GBの容量が必要)
  • Windowsコンピューターにubuntu-20.04.1-desktop-amd64.iso、rufus-3.10.execheckra1n-x86_64 ファイルがダウンロード済み。

2.1. Checkra1nでデバイスを脱獄する手順

その1、Ubuntu用のUSBドライブを作成

ステップ 1. USBフラッシュドライブをバソコンに挿入します。データが失われた場合に備えて事前にバックアップするのをお勧めします。

ステップ 2. Rufusをダウンロードして起動します。 (注:Rufusをインストールする必要はありません。Rufusをダウンロードすると直接ソフトウェアを使えます。)

ステップ 3. Rufusのインターフェイスで「選択」をクリックし、ダウンロードしたUbuntuイメージを選択します。その後、Boot選択の欄に「ubuntu-20.04-desktop-amd64.iso」と表示されます。次に、他のデフォルトを変更せずに、「開始」をクリックして続行します。

Ubuntuイメージを選択

ステップ 4.「USBフラッシュ上のすべてのデータが破壊される」という警告がポップアップで表示されます。バックアップがすでに完了したていたら、「OK」をクリックします。次に、推奨モードを選択し、ISOハイブリッドイメージが検出されたら「OK」をクリックします。

iSOハイブリッドイメージ

ステップ 5. RufusがUbuntu USBドライブを作成するのに2〜3分かかります。 USBフラッシュドライブがパソコンに接続されているかしっかり確認してください。

Linux ISOファイルをコピー

ステップ 6.ステータスがREADYと表示されたら、「閉じる」をクリックします。

ライブUSBフラッシュドライブの作成を終了

ご注意:USBフラッシュが認識されないことを避けるため、USBフラッシュを再度接続することをお勧めします。


その2、WindowsコンピューターでUbuntuを起動

ステップ 1.「Windows」>「再起動」に移動してパソコンを再起動します。

パソコンを再起動

ステップ 2.パソコンがオペレーティングシステムに入る前に、F12キーを押してBIOS制御システムに入ります(通常はパソコンのロゴが表示されます)。

BIOS制御システムに入る

ご注意:F12が反応しない場合は、パソコンのブランドに適したキーを探しましょう。 異なるブランドのパソコンが異なるショートカットキーを使ってBIOS制御システムに入る仕組みになっているからです。

ステップ 3.次に、BIOSインターフェースで先ほど作成したUbuntu USBフラッシュドライブを選択します。キーボードの矢印キーで正しい選択肢を選択します。 次に「Enter」を押して続行します。

USBフラッシュドライブを選択

ステップ 4.Ubuntuシステムがロードを開始します。それはつまり、すべてのファイルシステムチェックが進行中です。

すべてのファイルシステムチェックが進行中

ステップ 5.一つ目のを選択して、UbuntuでUbuntu OSを起動します。

Ubuntu OSを起動

ステップ 6.起動プロセスが完了したら、「Ubuntuを試す」をクリックして、USBフラッシュドライブからUbuntuを起動します。

Ubuntuを試す

ステップ 7.Ubuntuシステムに入ります。iOSデバイスをパソコンに挿入したままにしてください。

デバイスの接続を切断しない


その3、iPhone / iPad / iPod touchを脱獄させる

ステップ 1.ダウンロードした「checkra1n-x86_64」のファイルを検索します。まだダウンロードしていない場合は、ここをクリックして脱獄ツールをダウンロードすることもできます。ダウンロードした後にcheckra1nを起動します。

ステップ 2.Windowsでcheckra1nを起動するには、ターミナルを使う必要があります。以下のコードをコピーするか、手動でコードをターミナルに入力します。

terminalを使用

  • 「chmod +x」と入力します(プラス記号の前とxの後にスペースがあります)。そして、「checkra1n-x86_64」ファイルをターミナルインターフェイスにドラッグし、「Enter」キーを押します。

  • 「sudo」と入力し(sudoの後にもスペースがあります)、「checkra1n-x86_64」ファイルをターミナルインターフェースにドラッグしてから、もう一度「Enter」を押します。

脱獄ツールをターミナルにドラッグ

ヒント:ファイルをターミナルにドラッグできない場合は、Checkra1n脱獄ツールをコピーしてデスクトップに貼り付けることができます。次に、右クリックのメニューで「ファイルに表示」を選択してから、ファイルをもう一度ドラッグしてみます。

ステップ 3.次の画面に示すように、Checkra1nが実行を始めます。

Checkra1nが実行

ステップ 4.Checkra1nを使えば、デバイスは脱獄に適用するためにリカバリーモードに入ります。準備ができたら「次へ」をタップします。

デバイスをリカバリーモードにする

iOSデバイスがリカバリーモードに入ったら、「開始」をクリックします。 画面の指示に沿い、デバイスをDFUモードにします。

デバイスをDFUモードにする

ステップ 5.次に、Checkra1nはデバイスの脱獄を始めます。このプロセスが完了するまで少し時間がかかります。また、完了するまでiOSデバイスを切断しないでください。脱獄が完了したら、「完了」をクリックします。

脱獄を実行

ステップ6.脱獄が完了したら、Ubuntuを終了します。次のルートに沿ってパソコンを再起動します。(電源>電源オフ>再起動)

ステップ7.USBフラッシュドライブを手動で取り外し、「Enterキー」を押します。

ステップ8.パソコンを再起動すると、パソコンは通常Windowsオペレーティングシステムに入ります。これで、脱獄が完了します。

2.2. Checkra1nによるデバイスの脱獄に関するよくある質問

1Checkra1nで「Start」ボタンがグレーになっているが、どうすればよいですか?

Checkra1nの「開始」ボタンが灰色になっている場合は、「オプション」をクリックし、「テストされていないiOS / iPadOS / tvOSバージョンを許可する」を選択して「戻る」をクリックすると、「開始」ボタンが押せるようになります。

Checkra1nスタートボタンの灰色の問題を修正

2脱獄が「Right before trigger」で動かなくなった場合、どうすればよいですか?

Chcekra1nの「Right before trigger」の画面で止まった場合は、下記の方法でこの問題を直してみてください。

  • 別のUSBケーブルを使用して、チュートリアルの手順を繰り返します
  • iOSデバイスのファームウェアをアップデートし、コンピューターを再起動して再試行します

Chcekra1nの「Right before trigger」の画面で止まった

3脱獄に失敗しました!対処法はありますか?

ジェイルブレイクに失敗した場合は、デバイスをコンピュータのメインフレームの背面にあるUSBポートに接続し、脱獄を再試行してください。通常、コンピュータのメインフレームの背面にあるUSBポートのバージョンは2.0で、前面の3.0のものよりも互換性が優れています。