データトラブルが頻繁に起こる現在、MacのTime Machine(タイムマシン)機能が復元に非常に便利だとよくいわれています。しかし、タイムマシンでバックアップする場合、どうしたら復元できますか?ファイルが復元できると思いますが、OSやシステム全体も復元できますか?
また、Macでのバックアップする方法はTime Machineのほかにもありますか?複数の方法がある場合、どれにしたらよろしいでしょうか?とMacを始めたばかりのルーキーを困らせます。今回、Macでバックアップを作成する方法とバックアップから復元する方法を徹底的にご紹介いたします。
バックアップ無しに復元するには⇒iMyFone D-Back for Macでデータ復元(操作方法はこちらへ)
1.Time Machineでデータをバックアップ
タイムマシンでバックアップしたら、Macに書き込んでいるあらゆるのファイル、さらにOS/システム全体まで復元できます。タイムマシンでバックアップを作成するには、以下の手順に従って操作してください。
ステップ1 外付けデバイスをMacに接続(外付けHDDを例に)
外付けHDDをMacに接続してください(AirMac Time Capsuleをご利用の場合は操作不要)
スクリーン背面の左側にあるUSBポート
ステップ2 バックアップディスクを選択
Appleメニュー >「システム環境設定」>「Time Machine」
「バックアップディスクを選択」をクリック
ステップ3 外付けHDDを選択して「ディスックを使用」をクリック
2.iCloudでデータをバックアップ
Appleメニュー >「システム環境設定」>「iCloud」
(ログインしていない場合、Apple IDをクリックしてサイインする必要がある)
ステップ1 「iCloud Drive」にチェックを入れる
ほかのアプリケーションの書類やデータをiCloudに追加したい場合:
ステップ2 「iCloud Drive」の右側にある「オプション」をクリック
ステップ3 追加したいアプリケーションにチェックを入れて「完了」
3.Macでのバックアップ方法を徹底比較
3.1 クラウド系でバックアップ
iCloud
5GB:無料 / 50GB / 200GB / 2T:月1300円(年15600円)
- メリット:ハードウエア無し;ケーブル無し
- ディメリット:高い
3.2 物理デバイスでバックアップ
外付けHDD
- メリット:とにかく安い
- ディメリット:ハードウエア;ケーブル接続
NAS(LANに接続すれば場所に制限無し・ケーブル無しでバックアップできる)
- メリット:ケーブル無し
- ディメリット:ハードウエア;高い(数万円)
3.3 お勧めのバックアップ方法
①お金に困らない方:月1300円(年間15600円)の料金に何の不自由も感じない方には、クラウド系のiCloudが間違いなくベストの選択でお勧めします。
②学生・新卒・節約したい方には、1TB(5000円程度)あるいは2TB(8000円程度)で永久(少なくとも数年~数十年)に使える外付けHDDをお勧めします。
@長期的な対策:外付けHDDで日を単位に定期的・手動的にバックアップ
といっても24時間Macに接続する必要はありません。使うときは接続してバックアップさせ、数日Macを使わないときには意識的にHDDを付けてバックアップさせましょう。
こうして長期的にはパソコン全体のデータをバックアップすることができます。問題となるのは昼間にデータトラブルに遭遇したらどうしましょう。
@短期的な対策:iCloudで当日編集する重要ファイルだけを自動的にバックアップ
短期的な策として当日に編集している重要なファイルだけをiCloudの無料クランド(5GB)を利用してバックアップします。そうしたら料金を増やさず突発的なトラブルにも対応できます。
4.Macのバックアップから復元する方法
4.1 Time Machineのバックアップから復元
● 特定のファイルを復元
- バックアップが保存されているデバイスを接続(iCloudをご利用の方は操作不要)
- 復元したいファイルをクリック
- 「Time Machineに入る」を選択
- 右側に復元できるバージョンが表示され、ご希望の日時を選択して「復元」をクリック
● システム全体を復元
- macOS復元モードに入る
Macの電源を入れて(あるいは再起動して)、「command」+「R」キーを復元モードに入るまで押し続ける - 「Time Machine バックアップから復元」を選択
- Time Machine バックアップディスクを選択
- バックアップバージョンを選択
- インストール先を選択して「復元」
4.2 D-Back for Macでバックアップ無しに復元
- Time Machineで復元できない場合
- バックアップしていない場合
- バックアップしたのに、一部重要なファイルがカバーされていない場合
上述のようにご希望のファイルを復元できない場合、Macのデータ復旧ソフトの利用をお勧めします。iMyFone D-Back for Macを使って紛失したファイルをプレビューして復元しましょう。
このチャンスを逃さずにデータを復元しましょう!バックアップ無しに復元するには以下の手順に従ってください:
ステップ1.選択
ダウンロード・インストールができた後、D-Back for Macを開いてスキャンの場所を選んでください。
ステップ2.スキャン
本プログラムは、選択した場所にオールラウンドキャン・ディープスキャンを行います。
ステップ3.プレビュー&リカバリー
ご希望のファイルをダブルクリックしたらプレビューできます。回復するには適切な場所を選んで保存してください。
本文では、Macでバックアップを作成する方法を紹介して、バックアップ方法を徹底比較した上でベストのバックアップ対策を立てました。そして、Macのバックアップを復元する方法と復元ソフトによるMacの復元方法を詳しく解説しました。