クロマキー合成をするときに必要になる素材は、自分で用意することも出来ますが、素材そのものを配布しているサイトも数多くありますよ。これを使うとだいぶの手間が省けます。

クロマキー用であっても動画素材であることには変わりがないですから、動画素材は無料のものや有料のものをダウンロードして使用するという方法もあります。

本記事では、クロマキー素材をダウンロード出来るサイトを6つ厳選して紹介していて、最後はクロマキーに関する質問も答えます。

Part 1.無料のクロマキー素材を配布するサイト4選

まずは無料で利用出来るクロマキー素材をダウンロード出来るサイトを4つ紹介します。

素材を1から作るのも時間がかかるので、手軽にクロマキー合成をしたい方にはオススメの合成用動画素材サイトです。

1Pexels

「Pexels」は世界中のアマチュア写真家や有志によって沢山の素材を無料で出来るサイトの1つです。クロマキー素材は緑に塗られているので、編集するだけで使用出来ます。

Pexels クロマキー 素材

基本情報

スタイル ガジェット系
クロマキー素材の数 約420
クロマキー素材の種類 写真、動画
利用条件 完全無料
おすすめ度

おすすめポイント

  • スマホ系の素材が多く、ガジェットなどの動画に使いやすい。
  • 複数のグリーンバックが使用されているものもあるので、レイヤーで加工すると用途が広がる。

2ニコニ・コモンズ

おすすめの二番目「ニコニ・コモンズ」はクリエイター向けサイトの1つで、主にニコニコ用の素材をフリー配布場所になっています。ブルーバックなどクロマキー用のダウンロード出来る素材は素材によっては自由に使うことが出来ます。

ニコニ・コモンズ クロマキー 素材

基本情報

スタイル バラエティ
クロマキー素材の数 500以上
クロマキー素材の種類 画像、動画
利用条件 会員登録、利用出来る範囲は素材ごとに違います
おすすめ度

おすすめポイント

  • 各種クリエイターによる手作りの素材を多く使用可能。
  • エフェクト系の素材が多く、使い方次第で色々なシーンに使用可能。

3NAKANEO

「NAKANEO」は様々な動画素材を無料で配布しているサイトになっています。クロマキー用だけでも200種類ほどあり、その他のかっこいい素材も充実していることがポイントです。

NAKANEO クロマキー 素材

基本情報

スタイル 動画素材メイン
クロマキー素材の数 約200
クロマキー素材の種類 動画
利用条件 著作表記
おすすめ度

おすすめポイント

  • テキスト系の素材が充実しているので素材として使い分けしやすい。
  • 3D効果などもあり、トランジション用にも向いている。

4Adobe Stock

もう1つの「Adobe Stock」はプロの作家やブランドによるハイクオリティな素材などを提供したり貸与しているサイトです。クロマキーを含む動画素材数のおいては他の追随を許さないほどの数値になっています。

Adobe Stock クロマキー 素材

基本情報

スタイル オールマイティ
クロマキー素材の数 2000以上
クロマキー素材の種類 画像、動画
利用条件 会員登録後、一部の画像が10点まで無料(※非営利目的にのみ)
おすすめ度

おすすめポイント

  • とにかく素材数が多く、お試し版での練習などには最適。
  • 有料版には4kなどのハイクオリティ素材もあり、本格的な映像作品にも使える。

Part 2.有料のクロマキー素材を配布するサイト2選

ここからは有料を前提としたクロマキー素材をダウンロード可能なサイトを紹介していきます。

1PIXTA

「PIXTA」は写真、動画素材を有料販売している大手サイトの1つで、総数500万以上の素材を掲載しています。単品購入も可能ですが、定額制が圧倒的におすすめです。

PIXTA クロマキー 素材

基本情報

スタイル ハイクオリティ
クロマキー素材の数 2000以上
クロマキー素材の種類 画像、動画
利用条件 会員登録、プランごとの定額制
おすすめ度

おすすめポイント

  • 動物や人物まで沢山の素材が豊富に用意されて、クロマキー合成に便利。
  • リアクションなどもあるので、様々シーンにアイデア次第で汎用可能。

2gettyimages

もう1つの「gettyimages」はクリエイティブな素材を豊富に取り揃えているサイトです。動画系素材から有名人のクロマキーまで、非常にカバー範囲が広いのも特徴です。

gettyimages クロマキー 素材

基本情報

スタイル ハイクオリティ、バラエティ
クロマキー素材の数 約6万以上
クロマキー素材の種類 画像、動画
利用条件 有料会員登録
おすすめ度

おすすめポイント

  • ハイクオリティな3D動画素材などが数多く揃っている。
  • クロマキー部分のクオリティが高く、背景合成などを編集するときにもやりやすい。

Part 3.クロマキー合成できる専門ソフトFilme

クロマキー用の素材はここまで紹介してきたようなサイトなどから入手することは可能ですが、実際に合成する時には、専用の編集ソフトウェアが必要です。また、動画として作品にするにはクロマキー以外の機能などもあれば非常に便利です。

基本からプロまでの機能を備える「iMyFone Filme(フィルミ)」はこのようなソフトの1つです。クロマキー合成ための最良のツールだとも言えるのです。

Filmeの多彩な機能

  • クロマキー合成やマスク追加に対応するだけではなく、許容量や境界線のぼかしなど細かい調整も可能なので綺麗な効果が作成できます。
  • 動画、画像、音声が一括で編集でき、マルチレイヤーで複数のメディアを合成して動画のコンテンツを豊富にするのは可能です。
  • 110種類以上のトランジション、140種類以上の素敵なエレメンツやエフェクトなどはワンクリックで追加できます。
  • 20種類以上の動画フォーマットの入力、9種類の出力がサポートされるが各種の動画共有プラットフォームに出力して再生することに対応します。

Filme 動画編集

Filmeのクロマキー合成に関する動画マニュアル⇩

クロマキー合成 使い方

Tips:

クロマキー合成するのやり方にういて詳しく知りたい方は、関連記事『【時短】動画のクロマキーとは?合成のやり方を解説!』で確認しましょう!

Part 4.クロマキーに関するよくある質問

これまで、クロマキー合成のために、各種の素材サイトや編集ソフトを紹介してきました。最後はクロマキーについて、2つの質問を答えます。

01 クロマキーに最適な色は?

クロマキー合成に最適な色は「自然にはあまり存在しない色」です。カラーコードなどを見るとわかりますが、発色がしっかりとしており、ソフトが認識しやすい色を使用すれば、緑にこだわる必要もありません。


02 クロマキー合成はうまくいかない時はどうすればよいのか?

クロマキー合成がうまくいかない時には、被写体の色合いや光源などを再度確認してみましょう。撮影方法や撮影環境を揃えて人と背景の区別がつきやすい動画素材を利用するのは大切です。

また、編集ソフトによってクロマキー合成の効果も違います。特に許容量など背景合成の精度を高める調整ができるソフトがおすすめです。同時に、認識している色を切り抜く素材として読み込んでいるかもしっかりと確認してみてください。


最後に

今回はクロマキー素材をダウンロード出来る無料・有料サイトを紹介してきました。

クロマキー合成をするには素材は必須ですから、自作することも可能ですが、時間的なコストなどを考えると購入したり、無料のもので間に合わせるのも選択肢の1つです。

また、実際に合成する時にはトラブルなどが起きないように、「iMyFone Filme(フィルミ)」のようなしっかりとした動画編集ソフトを使用してみてください。一度ダウンロードして試みませんか?