本日、Appleは「WWDC 2022」でiOS 16のアップデートを発表しました。史上最大とも言われるロック画面のアップデート、またはメッセージ、メールアプリでの事前予約送信や送信後の取消などあります。
この記事ではiOS 16はいつリリースするのか、対応機種は何か、あらゆる新機能の内容まとめを含めて詳しく分かりやすく紹介します。
Part1:iOS 16リリース時間
今はiOS 16パブリックベータ版と正式版、開発者向けベータ版三つあります。リリース時間はそれぞれ違います。
リリース時間
開発者向けベータ版:すでにリリース
パブリックベータ版:2022年7月中 ※Apple Beta Software Program参加者向け
正式版:2022年秋リリース予定、例年通り9月中旬の可能性が高い
※追記:9月13日に公開された、引き続きバグ修正の小さい更新が発表される
iOS 16更新が表示されない場合はこの動画を参考にして対処しよう⇩
※開発者向けベータ版とパブリックベータ版の区別:
- パブリックベータ → 希望するユーザーに新しいOSの新機能を提供するバージョン
- 開発者向けベータ → アプリを開発している人たち向けに提供するバージョン
合わせて読む:iOS 16ベータ版のインストール・アンインストール方法
Part2:iOS 16対応できる機種
iOS 16の対応機種
iPhone SE 第2、3代
iPhone 8、8 Plus
iPhone XR、iPhone X、iPhone XS、XS Max
iPhone 11、11 Pro、Pro Max
iPhone 12、12 mini、12 Pro、Pro Max
iPhone 13、13 mini、13 Pro、Pro Max
iPadOS 16の対応機種
iPad Pro全シリーズ
iPad Air・iPadの第三代&その後の全機種
Part3:iOS 16新機能&更新内容
ここからはiOS 16のアップデート内容について全方位で分かりやすく説明します。
3.1 ロック画面の大更新
【カスタマイズ】ロック画面は今までもないカスタマイズできるようになりました。ロック画面を複数作成、時間時刻のフォントを好みで変更できます。壁紙も今までと同じ好きなのを一枚のを設定できたり、シャッフルで表示したりできます。Apple Watchみたいロック画面を左右にスワイプすると切り替えます。
【ライブアクティビティ】写真の壁紙だけでなく、ライブで天気、地球、月、太陽系の壁紙も用意します。天気の壁紙には天気予報と天気の実況を配信でき、それぞれ実際の意味があります。またライブアクティビティはスポーツ試合、タクシーの相乗り、注文などもリアルタイムで把握できます。
【ロックウィジェット】ロック画面でウィジェットを追加できるようになります。ロックを解除しなくても、バッテリーの残量、カレンダー、アラームなどはっきり分かります。
【通知移動】ロック画面の邪魔しないように、通知は全部画面の下部に移動しました。これで画面の真ん中にはウィジェットを追加すると、情報の漏れなどもなし、体験をよくなります。
【集中モード連携】ロック画面を複数設置する場合、一つのロック画面を「集中モード」と連携して、特定のロック画面までスワイプして、集中モードになります。
【横向き】FaceIDに関してiOS 15のマスクをかけても解除できるから、iOS 16では横向きにしてもロック解除でいるようになります。
※iPhone12 13シリーズのみ対応します。
Tips:
ロック解除できない場合、100%成功の専門的なiOSロック解除ツールを利用しましょう。
3.2 iMessageでの更新
【送信取消】iMessageで送信した直後のメッセージを編集、キャンセルすることができます。LINEみたいの24時間以内の送信を取消すると違い、iMessageでは最大15分以内で取消できます。
【メッセージ復元】誤削除を防ぐために、今回iOS 16では写真アプリと同じ30日間以内、「最近削除したメッセージ」を復元できます。
【既読 ☞ 未読】次に「既読したメッセージを未読のままになる」機能をリリースします。
【音楽シェア】FaceTimeでよく利用されるユーザー間で音楽などをシェアできるSharePlayは今iMessageでも利用できるようなります。チャットしながら音楽をしエアできます。
3.3 メールアプリでの更新
メールアプリでは以下の機能をアップデートしました。
メールのアップデート内容
- メールを予約して送信することができました。
- 送信直後でキャンセルができました。
- 添付ファイルの入れ忘れがあった時、自動で検出してお知らせできます。
3.4 ビデオでテキスト認識、画像を調べる機能
写真でテキストを認識でき表示する機能は今ならビデオでも実現しました。
【テキスト認識】ビデオを一時停止して、テキスト認識をします。また通訳したり、通貨の変換したりもできるようになります。
【画像を調べる】画像の調べたい対象を長押しして、背景から抜き出し、iMessageで配置したりできます。今なら鳥、昆虫などの認識もできるようになります。
3.5 マップアプリで経由地の追加機能
【経由地設置】経路の導入機能がリリースします。ユーザーは最大15か所の経由地を計画できます。Macで経由地を設定すると、自動的にiPhoneと同期されます。
【交通機関機能】運賃の確認、交通系ICカードのウォレットの追加、残高の確認、チャージなど全部マップを離れなく実現できます。
3.6 iCloud共有写真ライブラリの提供
【写真共有】写真アプリでは「iCloud共有写真ライブラリ」を提供します。特定の人最大6人までと共有できます。ともにiCloudライブラリ中の写真を編集、削除したり、追加したりできます。
【自動送信】カメラアプリで共有ライブラリに写真を自動的に送信できることも設定できます。
【写真映る人のみ共有】また共有ライブラリに参加している人が映っている写真を共有することもできます。
3.7 Apple Payで注文のトラッキング、後払い機能
【注文追跡】Apple Payで注文すると、詳細のレシート、注文情報をトラッキングできます。
※後払い機能は米国限定ですが、Apple Payを使って代金を6週間にわたる無利子4回払いができます。
3.8 Apple Watchと同じ運動記録が可能
Apple Watchを使わなくても、iPhoneのみで歩数、移動距離、上った階数を記録でき、サードパーティアプリで記録したワークアウトを追跡できるようになります。
3.9 アクセシビリティ – iPhoneからApple Watchをフル操作できる
【Apple Watchミラーリング】視覚に障害のあるユーザー向けに、iPhoneからApple Watchをフル操作できるApple Watchミラーリング機能が追加されました。
【ライブキャプション】聴覚の障害があるユーザーに会話する際により簡単に話の内容が終えるようになります。
3.10 次世代CarPlayのリリース
CarPlayは車内にある複数の画面にコンテンツを提供できるようになり、一貫性のある体験を作り出します。CarPlayは速度、燃料の残量、気温など表示できます。また天気、ミュージックなどの情報でも確認できます。
※対応機種は2023年後半に発表する予定です。
3.11 音声入力しながらキーボードで同時入力
【句読点の自動入力】音声入力は今回のアップデートで句読点の自動入力と絵文字の音声入力の機能が追加されました。
【同時音声&キーボード】音声入力する途中でもキーボードで入力、テキストフィールドのタップなど実行できます。
まとめ
今回の記事では「WWDC 2022」でiOS 16アップデートのリリース時間、対応機種、更新内容をまとめました。ほかの「WWDC 2022」に関する最新情報は「Apple WWDC 2022内容一覧」を合わせてお読みください。
最新のiOS 16にアップデートしたら、様々な問題が発生し、うまくいかない場合もありますが、こんな時にでも、慌てる必要はありません。
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