iPhoneの空き容量が残りわずかになっているが、ある日それを起動する時に、画面上にリンゴマークがずっと表示されて進みません。これは容量不足によって起きるリンゴループです。

デバイスのギガ数が低めの機種や新しい機種でも写真や動画を大量に保存している方は、そんな問題を経験したこともあるのではないでしょうか?iPhoneが正常に機能しないのでかなり不便でしょう。

本記事では容量不足によるリンゴループへの対策と、リンゴループにならないための予防策を合わせて紹介していきます。

iPhone リンゴループ 容量不足

Part 1.iPhoneが容量不足でリンゴループになった時の対策4選

最初に、本体の容量不足が原因でリンゴループになってしまった時の具体的な対策を4つご紹介致します。慌てずにそれぞれを試して自分で問題を解決してみよう!

素早く対処法を把握したいなら動画マニュアル⇩

リンゴループを修正

1iPhoneを強制再起動

リンゴループになったiPhoneを強制的に再起動することは、一番試すべきの解消させる方法です。これによって、iPhoneに溜まっているキャッシュなどがリフレッシュされるので、一時的なリンゴループから復元できるかもしれません。

再起動の手順は機種によって少し違いがありますが、以下の説明の通りです。

  • iPhone 6以前:スリープボタンとホームボタンを同時に、Appleロゴが表示されるまで長押しします。
  • iPhone 7シリーズ:スリープボタンと音量を下げるボタンを同時に長押しします。
  • iPhone 8~14:音量を大きくするボタンを押して離してから、音量を下げるボタンを押して離します。後はサイドボタンをAppleロゴが出るまで長押しします。

iPhoneを強制的に再起動

2iTunes経由でiPhoneをアップデート

iOSの古いバージョンが原因で容量不足のiPhoneがリンゴループになったケースもあります。こんな時、iPhoneの「設定」でアップデートすることはできないが、iTunes経由でiOSを最新にすることはまだ可能です。手順は次のようです。

ステップ 1.PCにiPhoneを接続して、iTunesを開いて左上のアイコンをクリックします。

ステップ 2.上記の強制再起動の方法を実行して、デバイスをリカバリーモードに移行させます。

ステップ 3.概要に表示された「アップデート」をクリックすると、もう一度ポップアップが表示されるのでそのままアップデートを再度確認します。

ステップ 4.後はiTunesに表示される操作を従って、再インストールをします。

iTunes iOSをアップデート

3専門のツールを利用してシステムを修復 ー データ損失なし

上記の2つの方法を実行してもiPhoneの容量不足によるリンゴループが解消できない場合は、専門のiPhone修復ツール「iMyFone Fixppo」を使用して、iOSを修理する必要があります。このソフトは、システム修復によくあるデータ消失やリセット状態を有効に避けられるが、多くのAppleユーザーとメディアに推薦されます。

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Fixppoを使って容量不足によるリンゴループに陥ったiPhoneを修理する手順

ステップ 1.上記のボタンからソフトをダウンロードして起動したら、ホーム画面で「標準モード」をクリックします。そして、iPhoneをパソコンに接続します。

修復モードを選択

ステップ 2.「次へ」をクリックして、お使いのデバイスと使えるファームウェアのバージョンが表示されます。希望するものを選定して「ダウンロード」をクリックしましょう。

ファームウェアをダウンロー

ステップ 3.確認したら「開始」ボタンをクリックするとiPhone修復を始めます。デバイスが修復完了されて自動的に再起動するまでは操作せず、再起動後に正常に戻っていることを確認します。

修復開始

4iPhoneをリカバリーモードで復元

リカバリーモード経由で復元したら、iOSシステムが再インストールされるのでiPhoneが容量不足によるリンゴループ状態から脱出できる可能性があります。

方法はPCのiTunesでiOSをアップデートする方法に近いですが、工場出荷時の状態にリセットされます。そのため、事前にバックアップしなければデータが全部消えて復元できないが、注意してくださいね。

ステップ 1.まずは電源を切ったiPhoneをiTunesの入っているPCに接続します。

ステップ 2.機種によって強制再起動を実行し、リカバリーモードを立ち上げて、次に進みます。

ステップ 3.iPhoneを探すが有効になっている場合は、一度メッセージの指示に従ってそれを無効にしましょう。

ステップ 4.ポップアップが表示されたら、「復元」を選びます。

iTunes iPhoneを復元

Part 2.iPhoneの容量不足によるリンゴループを防ぐ対策

iPhoneのリンゴループの大きな原因の1つは容量不足です。万が一iPhoneはリンゴマークで進まない問題が発生すれば、上記の方法で不具合を解消してデバイスを正常に起動させる以外に、日々の対策をしておいてリンゴループになりにくい状態を作ることも大切です。

これからはデータを管理する方法の3つを解説していきます。

1iPhoneで不要のアプリやファイルを削除

iPhoneに保存するアプリやファイルが多すぎると、もちろん大量のデータがたまって空き容量不足になっています。こんな時、容量不足によるリンゴループが起きやすいです。

使用しないアプリや写真、キャッシュなどを整理しておくと容量に余裕が出来ます。具体的な操作は以下の関連記事で確認しよう!

2iTunesを使って一部のデータをパソコンに転送

iPhoneにある一部のデータをPCに移動させておいても本体の容量を節約するもう1つの方法です。古い写真やビデオ、メッセージなど、普段に使わないファイルはiPhoneに保存する必要はないでしょう。次の手順に従ってiTunesを利用してこれらのデータをパソコンに移しましょう。

ステップ 1.通常通りの状態でパソコンとiPhoneを接続して、iTunesを開きます。

ステップ 2.アイコンから下部にある「ファイル共有」をクリックします。表示されたアプリリストから1つを選定すれば、内蔵のファイルが表示されます。

ステップ 3.パソコンに移動させたいファイルを選択して右下隅にある「保存」をクリックすると、データをPCに移動することが出来ます。

iTunes iPhoneのデータをパソコンに移行

3iCloudバックアップを利用

iCloudは本体ではなく、サーバー上のストレージにバックアップをする方法の1つです。そこでiPhoneのデータを保存すれば、iPhone本体で容量を解放するためにデータを削除してもかまわないでしょう。さらに、機種変更などでも役立つので、有料版にして出来るだけバックアップをしておくことが推奨されています。

iCloudバックアップのやり方はこれです。

ステップ 1.iPhoneをWiFiに接続します。

ステップ 2.「設定」アプリを開き、「ユーザー名」>「iCloud」を選択します。

ステップ 3.リストからバックアップしたいアプリをタップして、「iCloudバックアップ」に移動します。

ステップ 4.「iCloudバックアップ」項目のスイッチをオンにして、下の「今すぐバックアップを作成」をタップすればいいです。

iPhone iCloudバックアップ

「iCloudストレージがいっぱいです」と表示されている場合には、クラウドの容量が足りていません。容量不足によるリンゴループを陥らないようにiCloudの容量を追加したほうがいいです。次の手順に従って有料プランを変更してください。

ステップ 1.「設定」アプリを開き、「ユーザー名」>「iCloud」を選択します。

ステップ 2.「ストレージを管理」>「ストレージプランを変更」をタップすると、有料のクラウド容量を選択することが出来ます。

ステップ 3.右上の「購入する」をタップし、支払い方法を選択して「終了」をタップすればいいです。

iPhone iCloud有料プランの変更

価格もそこまで高くはないので、バックアップするデータを減らしても足りない場合はサブスクライブによるクラウド領域の確保も検討してみましょう。


最後に

今回は容量不足から起きるiPhoneのリンゴループに関しての解決方法をいくつかの種類でお伝えしてきました。

普段から容量をあまり気にしていないで自動アップデートをオンにしていると、気づいた時にはリンゴループに陥る可能性もあります。出来るだけ事前に対策をしておきましょう。また、リンゴループになってしまった場合は、プロなiPhone不具合修復ソフトの利用が最もおすすめです。ぜひここでダウンロードしてお試しください!