海外に行った際や英語のレッスンなどを受ける時に、英語を読み上げてくれるアプリがあったら会話がスムーズに出来ますよね。文章を打つだけで英語に変換して読み上げてくれる機能があれば、躊躇いなく海外の方々とコミュニケーションを取れるようになります。また、このようなアプリによって、英語の動画ナレーションの作成や英語のリスニングスキル向上も実現できます。
この記事では、iPhoneやAndroidスマホで動作できて、無料で利用できる英語読み上げアプリ5選を紹介します。英語学習者やビジネス需要がある方はぜひ参考にしてみてください。
- Part 1.無料の英語読み上げアプリ5選
- 1.1. VoxBox ‐ ネイティブ&多様なボイス
- 1.2. Voicepaper
- 1.3. Readit
- 1.4. NaturalReader
- 1.5. iTextSpeaker
- Part 2.英語読み上げアプリの選び方
Part 1.無料の英語読み上げアプリ5選
以下でおすすめする英語読み上げアプリの機能や動作環境、料金などの情報をまとめて紹介します。
1VoxBox ‐ ネイティブ&多様なボイス
「iMyFone VoxBox」はネイティブで自然な英語を読み上げてくれるアプリです。文章を入力するだけで迅速に読んでくれ、読み上げた音声はファイルとして保存できて、簡単に動画ナレーションとして再利用と再確認することが可能です。70+言語対応の何千もの豊かな音声を提供し、英語もアメリカやカナダなどアクセントを細かく選択できます。また、カスタマイズできる音声パラメータも多いです。
基本情報
英語読み上げの話者 | 3,200個以上 (AI人声・有名人・映画とゲームの登場人物など) |
カスタマイズ設定 | スピード、ピッチ、声の大きさ、音量、感情、BGM |
動作環境 | iOS 13.0以降、Android 7.0以上 |
無料枠 | 2,000文字までの読み上げ |
使用料金 | 1,000コイン/¥100 (10文字の変換ごとに1コインは必要) |
- 英語読み上げの話者のバリエーションが豊富。
- 英語読み上げの速度は早い、2000字以内なら平均10秒ほどかかる。
- 自分の声やお気に入りの有名人の声をクローンして、用意したテキストを彼らの声で話せる。
- 操作画面の表記は日本語化されました。
- 利用するには会員登録が必要。
- 無料版だと読み上げ文字数に制限がある。
2Voicepaper
次に紹介する「Voicepaper」はWebや写真から文字を取り込んで音声読み上げをしてくれるアプリで、青空文庫にも対応しています。英語を含む25ヶ国語に対応し、読み上げ文字のハイライト、指定位置から再生、バックグラウンド再生、イヤフォンでリモート操作、早送り・巻き戻しなど豊富な機能が備えます。外国語を聞きながら読んだり、家事中で耳で英語を聞いたりしたい方におすすめです。
基本情報
英語読み上げの話者 | 47名 |
カスタマイズ設定 | 音量・スピード・ハイライト再生 |
動作環境 | iOS 13.0以降 |
無料枠 | 初回2週間は無料 (音声速度の変更、音声ファイルの作成は有料) |
使用料金 | 月額¥700 |
- 読み間違いやバグが少なく、読み上げのストレスが少ない。
- 英語読み上げの再生操作は多くて、自由に選定できる。
- アプリ内課金がファミリー共有できない。
- 無料版だと広告が頻繁に入る。
3Readit
「Readit」は手が離せない時や目が疲れた時に英語を音声で読み上げてくれるアプリです。中国語や韓国語など8種類の言語にも対応し、人間的で高品質のテキスト音声合成が実現できます。また、ファイルのインポートとURL入力で文章を抽出し読み上げることも可能です。移動中に英語のウェブページを聞きたい、外国語を学習したい時に役立ちます。
基本情報
英語読み上げの話者 | 24名 |
カスタマイズ設定 | ピッチ・倍速再生、テキストハイライト |
動作環境 | iOS 11.0以降 |
無料枠 | 8種類の声、3回のみ利用可能 再生速度変更不可 Webリーダーが500文字使える |
使用料金 | 制限なしのプロ版:月額¥1,100 年額¥8,300 |
- 読み上げ以外にも利用できる機能が豊富である。
- ウェブページの内容も手軽に読み上げくれることは便利。
- 英語の発音の仕方が間違っている場合がある。
- 読み上げた音声はファイルとして保存できない。
4NaturalReader
おすすめのもう1つの英文読み上げアプリは「NaturalReader」です。入力した文字を25以上の異なる言語/方言で読み上げてくれ、AIを活用した音声も140以上と備えます。また、PDF・Wordファイルや画像をインポートして読み上げるのも可能です。使い方もやすくて、読書困難を持つ人にとって不可欠なツールと考えられます。
基本情報
英語読み上げの話者 | 35名+ |
カスタマイズ設定 | スピード、ピッチ、テキストハイライト |
動作環境 | iOS 14.0以降、Android 5.1以上 |
無料枠 | 英語の読み上げは完全無料 |
使用料金 | AIボイスなしのプレミアムプラン:月額¥1,080 AIボイス搭載のプラスプラン:月額¥2,000 |
- 英語の読み方、アクセントをきれいに読み上げてくれる。
- 基本的な機能が無料で使える。
- 英語圏のアプリのため、操作画面はすべて英語表記。
- アプリを利用する際にアカウント登録が必要。
- 読み上げた音声をMP3として出力するには有料プランにアップグレード必要。
5iTextSpeaker
最後に紹介する英語読み上げアプリは「iTextSpeaker」です。小説や英文を音声に変換してくれるなど、語学の学習に便利なアプリとなります。バックグラウンド再生も可能なので、作業をしながら英語リスニングを練習できて便利です。20カ国以上の言語に対応し、スマホの設定で声の種類を追加したらiTextSpeakerアプリで利用できます。
基本情報
英語読み上げの話者 | 47名 |
カスタマイズ設定 | スピード・早送り・バックグラウンド再生・読み方登録 |
動作環境 | iOS 11.0以降 |
無料枠 | 基本的な機能は無料で利用可能 |
使用料金 | 広告非表示:¥300 |
- アプリ操作が簡単で使いやすい。
- プレイリストを作成できる。
- 端末の言語設定を変更したときやバージョンアップしたときに、今までの読み上げていた声が変わってしまうことがある。
- 無料版だと広告が度々入る。
- 読み上げた英語音声をファイルとして出力できない。
Part 2.英語読み上げアプリの選び方
以上で多くの無料で利用できる英語読み上げアプリを紹介しましたが、どちら選べばいいのか迷っている方もいるかもしれません。続いては、選択ポイントについても合わせて解説していきます。
ヒント1自分に必要な機能があるか
良いアプリは、自然な発音、異なるアクセントやスピードの選択、複数の言語サポートなど、多彩な機能を提供します。その中で、必要な機能が搭載されているか考えるべきです。
英語読み上げアプリを利用して学習したい場合、ハイライト再生やバックグラウンド再生、リーディング設定や読み上げ速度、早送り機能など英語を読み上げる際にあって欲しいですね。一方、英語ナレーションを作成したり、変換した音声を繰り返して聞いたりする場合は、音声ファイル出力という機能は必要です。
ヒント2無料か有料か
無料で基本的な機能が一通り使えるアプリがあるが、有料プランには追加の機能や高度なサポートが含まれることが一般的です。各アプリの無料プランがどのような範囲の利用ができるかをちゃんと確認するのは必要です。自分の使用頻度、予算、必要性に合わせて選択しましょう。
ヒント3自然な音声が聞けるか
自然な音声が聞けるかどうかもアプリを選ぶ基準となります。各アプリの読み上げ音声には異なる声質やアクセントがあります。その中にはイントネーションがおかしいものもあるため、出来るだけ自然な読み上げをしてくれるアプリを選ぶことをおすすめします。
また、英語学習の目的に応じて、アメリカ英語、イギリス英語、または他の地域のアクセントを選択できるアプリが適しています。これにより、ユーザーは好みや学習目標に合わせた音声を選べます。
最後に
今回は無料始め可能の英語読み上げアプリ5選と選択ポイントについてご紹介しました。料金プランによって機能制限も異なるので、それぞれを比較してからお好みのアプリを導入しましょう。
また、特に推薦するのは「iMyFone VoxBox」です。無料枠でも広告が入らなくて、使える機能も豊富です。スタイル別のボイスで自然に英語を読み上げることができ、さらに音声ファイルとして保存できます。まずは、下でクリックして無料体験版から試してはいかがでしょうか。