リカバリーモードとは、iPadOSに不具合が起きた時に、パソコンを使ってiPadをアップデートまたは復元するためのモードです。強制再起動だけでは直らない時や、画面にパソコンとケーブルのマークが表示された時に使います。
この記事では、iPadリカバリーモードのやり方、解除方法、解除できない時の対処法をまとめて解説します。「復元」を選ぶとiPadが初期化されるため、データを残したい場合は、先に解除やアップデートから試しましょう。
iPadのリカバリーモードのやり方と解除
まずは、iPadをリカバリーモードにする方法と、通常の状態に戻す方法を確認しましょう。手順はホームボタンの有無によって少し違います。
iPadでリカバリーモードのやり方
iPadをケーブルでMacまたはWindowsパソコンに接続し、Finder、Appleデバイスアプリ、またはiTunesを開きます。その後、iPadのモデルに合わせて次の操作を行います。
Face ID搭載・ホームボタンなしのiPad:音量を上げるボタンを押してすぐに放し、音量を下げるボタンを押してすぐに放します。その後、Appleロゴが表示されてもトップボタンを押し続け、リカバリーモード画面が表示されたらボタンを放します。
ホームボタン搭載のiPad:トップボタンとホームボタンを、リカバリーモード画面(パソコンとケーブルのマーク)が表示されるまで長押しします。Appleロゴが表示されても指を離さず、パソコンとケーブルの画面が出るまで押し続けてください。
補足:iPad Air、iPad A16、iPad miniなどでも、ホームボタンがないモデルは基本的に上記の「ホームボタンなし」の手順を使います。古いモデルでホームボタンがある場合は「ホームボタン搭載」の手順を選びましょう。
iPadでリカバリーモードから解除する方法
リカバリーモード画面から抜けたい場合は、まず強制再起動を試します。iPad本体の一時的な不具合であれば、この操作だけで通常画面に戻ることがあります。
Face ID搭載・ホームボタンなしのiPad:音量を上げるボタンを押してすぐに放し、音量を下げるボタンを押してすぐに放します。そして、Appleロゴが表示されたらトップボタンを放します。
ホームボタン搭載のiPad:トップボタンとホームボタンを同時に押し、Appleロゴが表示されたらボタンを放します。
強制再起動で戻らない場合は、パソコン側で「アップデート」を選ぶと、データを消さずにiPadOSを再インストールできる可能性があります。「復元」は初期化になるため、最後の手段として考えてください。
ご注意:
リカバリーモードを解除したいだけなら、最初から「復元」を選ばないでください。まずは強制再起動、次に「アップデート」の順で試すと、データ損失のリスクを抑えられます。
iPadリカバリーモードが解除できない時の対処法
上記の方法を見ても、リカバリーモードが解除できない、パソコンに接続しても反応しない場合はがまだあると思います。確かに、公式な方法であれば少し複雑で、各種のボタンを長押しする具体的な時間も把握にくいですね。ここでは、ワンクリックでお使いのデバイスのリカバリーモードを起動/解除できる方法を紹介します。
ボタン操作がうまくいかない、何度強制再起動しても戻らない場合は、iOS/iPadOS修復ツールのiMyFone Fixppoを使う方法があります。Fixppoなら、無料でiPadのリカバリーモードを起動・解除できます。手順は極めて簡単です。また、データの損失もありません。
Fixppoでリカバリーモードを解除する手順
ステップ 1.上記のボタンをクリックしてソフトをダウンロードして起動したら、リカバリーモードをしたいiPhone・iPadをパソコンに接続します。
ステップ 2.「起動」ボタンが点灯します。それをクリックするとリカバリーモードは起動されます。
ステップ 3.すでにリカバリーモードになっている場合、「解除」ボタンが点灯します。それをクリックすればデバイスはリカバリーモードから脱出して自動的に起動します。
操作ボタンを1回クリックするだけでリカバリーモードの操作が完結できるので、機器に詳しくない方に最適でしょう。
この方法は、iPadリカバリーモードが解除できない時に、初期化の前に試しやすい対処法です。
iPadのリカバリーモードで解決できる問題
リカバリーモードは、iPadOSの更新や復元が必要な時に役立ちます。ただし、すべての不具合を直せるわけではないため、症状に合わせて判断しましょう。
1起動できない
iPadの電源が入らない、くるくるマークで進まない、リンゴループになる場合は、リカバリーモードでアップデートを試すことで改善する可能性があります。
2画面が動かない
画面が真っ暗なまま、フリーズしている、タッチパネルが反応しない場合も、iPadOS側の不具合であればリカバリーモードが役立つことがあります。
3アップデート失敗
iPadOS 27へのアップデート中に止まった、アップデートが終わらない、更新後に正常に起動しない場合は、リカバリーモードでアップデートまたは復元を試せます。
4iPadが使用できない
パスコードを忘れて「「iPadは使用できません」」と表示された場合は、リカバリーモードから復元して初期化する方法があります。ただし、データは消えるため、バックアップの有無を先に確認してください。
iPadがリカバリーモードになった時の注意点
リカバリーモードは便利ですが、操作を間違えるとデータ消失につながります。特に「アップデート」と「復元」の違いは先に確認しておきましょう。
1データ損失の恐れがある
パソコンに接続した後、「復元」を選択するとiPad内のデータは削除されます。データを残したい場合は、まず強制再起動やFixppoでの解除、「アップデート」を試してください。
2最新バージョンのiTunesを利用
WindowsでiTunesを使う場合は、最新バージョンに更新してから操作しましょう。古いiTunesではiPadを認識できない、アップデートや復元に失敗することがあります。
3リカバリーモードでも解消できない不具合が存在
水没、落下、バッテリー不良、ボタン故障、基板故障などのハードウェア問題は、リカバリーモードでは解決できません。この場合はAppleサポートや修理店への相談が必要です。
4「アップデート」と「復元」の違いに注意する
「アップデート」はiPadOSを再インストールして、できるだけデータを残す方法です。「復元」はiPadを初期化してiPadOSを入れ直す方法なので、データを残したい時は先に「アップデート」を選びましょう。
5「復元」を選ぶとiPadが初期化される
「復元」はリカバリーモードを解除する手段ではありますが、iPadを工場出荷状態に戻します。バックアップがない場合、写真、アプリデータ、設定などを戻せない可能性があります。
6ケーブル・パソコン・Appleデバイスアプリを確認する
途中で接続が切れると失敗しやすくなります。安定したケーブルを使い、WindowsではAppleデバイスアプリまたはiTunes、MacではFinderを開いてから操作してください。
iPadのリカバリーモードについてよくある質問
質問1iPadリカバリーモードとは?
iPadをパソコンに接続し、iPadOSのアップデートや復元を行うためのモードです。起動できない、アップデートに失敗した、画面にパソコンとケーブルのマークが出た時などに使います。
質問2iPadリカバリーモードとメンテナンスモードは同じ?
ユーザーの間では「メンテナンスモード」と呼ばれることもありますが、一般的にはリカバリーモードを指している場合が多いです。画面にパソコンとケーブルのマークが出ているなら、リカバリーモードとして対処しましょう。
質問3iPadリカバリーモードが解除できない時はどうする?
まず強制再起動を試し、次にケーブルやUSBポート、Appleデバイスアプリ、iTunesの状態を確認します。それでも解除できない場合は、Fixppoで解除を試すか、パソコンで「アップデート」を選びます。
質問4パソコンなしでiPadリカバリーモードを解除できる?
強制再起動で解除できる場合は、パソコンなしでも通常画面に戻せます。ただし、iPadOSのアップデートや復元が必要な状態では、パソコンや対応する別のAppleデバイスが必要になることがあります。
質問5iPadリカバリーモードでデータは消える?
リカバリーモードに入るだけなら、データは消えません。ただし、パソコン側で「復元」を選ぶとiPadが初期化されます。データを残したい場合は、「復元」ではなく「アップデート」や解除方法から試してください。
まとめ
iPadリカバリーモードは、iPadOSの不具合やアップデート失敗時に役立つ方法です。ホームボタンの有無に合わせて正しい手順で操作し、解除したい場合はまず強制再起動を試しましょう。
リカバリーモードが解除できない時は、すぐに「復元」を選ぶのではなく、ケーブルやパソコン環境を確認し、データを残せる方法から試すことが大切です。ボタン操作が難しい場合や初期化を避けたい場合は、Fixppoでワンクリック解除を試してみてください。
