iPhone 14などを使っていると、突然画面が真っ暗になってフリーズして、歯車がぐるぐる回った様子で再起動できない場合があります。iPhoneのぐるぐるが止まらない、そしてずっと立ち上がらなかったり強制終了もできなかったりする状態に陥ってしまうと困りますね。

真っ暗画面で動かないiPhoneを自分で修復するのは不可能ではありませんが、まずはその不具合が発生する理由と原因にふさわしい対策を知っておかなければなりません。
今回の記事では、iPhoneの画面に歯車のようなぐるぐるマークが表示されたままになってしまったときの原因と対処方法についてご紹介していきますので、興味のある方はぜひご覧ください。
Part 1.iPhoneがぐるぐるフリーズして再起動できない原因
iPhoneの「ぐるぐるフリーズ」とは、デバイスの画面がいきなり真っ暗になって、真ん中に歯車マークがグルグルと回ったまま、操作ボタンを押してもタッチしても全く反応しなくなる状態です。このぐるぐるが出てくる現象については、いくつかの原因が考えられます。
- 水濡れ(水没)や落下によってiPhoneが故障した。
- iPhoneのディスプレイに問題が発生した(物理的な故障)。
- iPhoneのiOS(ソフトウェア)上に問題が起きた。
- iPhoneのアップデートやバックアップ中にエラーが発生した。
原因1と2のようなハードウェア方面の問題なら、修理に出すしか仕方がありません。ただし、実はソフトウェアの不具合によってiPhoneがぐるぐるフリーズしてしまうケースがより多いです。その場合は、自宅でも行える対処法がいくつもあります。
続いてはiOS故障という原因に対して対処法を詳しく解説していきます。もし同じような問題でお悩みなのであれば参考にしてください。
2.iPhoneをぐるぐるが止まらない状態から復元する4つの方法
それでは、iPhoneをくるくるが止まらない状態から復元する4つの対処法を紹介していきます。
方法1.データを失わずにiPhoneをくるくるが止まらない状態から修復
iOSシステムエラーによって画面が真っ暗でぐるぐるフリーズしたiPhoneを復活する方法といえば、iOS不具合解消ソフト「iMyFone Fixppo」を利用するのは、一番簡単で安全な手段です。このツールはiPhone/iPad/iPod touch向けの修復ソフトですが、ぐるぐるが止まらない問題だけではなく、リンゴループや再起動の繰り返し、ブラックアウトなど、様々な不具合から簡単な手順でiOSデバイスを救出することができます。
さらに、修復中にデータを消去することもないので、バックアップがなくても安心して利用できます。

上記の安全ダウンロードボタンよりソフトをインストールして、下記の操作手順に従ってくるくるになって動かないiPhoneを復活させましょう。
直感的に把握したいならこの動画マニュアルをチェック⇩
ステップ 1.iPhoneをパソコンに接続し、ソフトを起動します。メイン画面から「標準モード」を選択します。
ステップ 2.デバイス情報と利用可能なファームウェアが検出して表示されます。確認して問題がなければ「ダウンロード」をクリックしてください。
ステップ 3.ファームウェアの検証と解凍が終わったら、「開始」ボタンをクリックして修復作業を実行します。
ステップ 4.修復完了後、iPhoneは再起動します。無事にぐるぐるフリーズ状態から脱出できたか確認しましょう。
方法2.ぐるぐるが止まらないiPhoneを再起動・強制再起動
iPhoneを再起動・強制再起動すると、画面が真っ暗でぐるぐるの表示が消えるケースがあります。
① iPhoneを再起動する方法
iPhone 8 以前のモデルの場合、スリープボタンを長押しした後、スワイプして電源をオフにします。そして、電源が切れたらもう一度スリープボタンを押し直して起動します。
iPhone X 以降のモデルの場合、スリープボタンといずれか片方の音量調節ボタンを同時に押し、スワイプして電源をオフにします。その後、もう一度スリープボタンを押して起動します。
② iPhoneを強制再起動する方法
再起動を行ってもiPhoneが歯車が消えないまま反応しない場合、強制再起動を行いましょう。
Face ID搭載のiPhone 8以降のモデルとiPhone SE(第2世代)の場合は、音量を上げるボタンを押してすぐに放し、音量を下げるボタンを押してすぐに放します。そしてAppleロゴが表示されるまでサイドボタンを押し続けます。
iPhone 7またはiPhone 7 Plusの場合は、音量を下げるボタンとスリープボタンの両方をAppleロゴが表示されるまで押し続けます。
ホームボタン搭載のiPhone 6s 以前機種の場合は、スリープボタンとホームボタンの両方をAppleロゴが表示されるまで押し続けます。
方法3.リカバリーモードでぐるぐるが止まらないiPhoneを復元
iPhoneの強制再起動を行っても、画面が真っ暗でくるくるが止まらない場合は、リカバリーモードで復元を行うことで改善が見込まれます。
ステップ 1.iPhoneをUSBケーブルでパソコンと接続して、iTunesを起動します。そして、接続したままの状態でiPhoneを強制的に再起動して、リカバリーモードに突入させます。
ステップ 2.iTunesに「アップデートまたは復元を必要としている iPhone“xxx”に問題があります」と表示されると、「アップデート」を選びます。そして、フリーズしたiPhoneは最新のiOSに更新され、くるくるが消えない不具合が解消されることが可能です。
方法4.DFUモードでぐるぐるが止まらないiPhoneを復元
リカバリーモードでiPhoneをぐるぐるフリーズした状態から復元できない場合は、DFUモードでiPhoneを初期化するのも一つの方法です。手順は下記の通りです。
ステップ 1.最新のバージョンiTunesを開いて、iPhoneを接続します。
ステップ 2.手動でiPhoneをDFUモードにします。操作方法は下図を参照してください。
ステップ 3.iTunesの画面に「iTunesはリカバリーモードのiPhoneを見つけました」とメッセージが表示されたら、「OK」>「iPhoneを復元」をクリックして、指示通りにiPhoneを初期化します。
Tips.データ損失について
この方法でiPhoneは正常に再起動できるかもしれませんが、デバイス内のデータがすべて消去されますので、バックアップを取っていない方にはおすすめしません。
終わりに
以上は、iPhoneのぐるぐるフリーズ不具合が出た時の原因と4つの対処法です。iPhoneの画面が急に暗くなり、ぐるぐるが出たまま消えない場合は、まず再起動や強制再起動を試してみてください。それでも改善しなければ、iOS修復ソフト「iMyFone Fixppo」の利用をおすすめします。複雑な操作は一切なく、操作ボタンを数回クリックするだけでiPhoneを黒い画面でぐるぐるの状態から救出できます。
また、上記の方法をすべて試しても依然として正常に起動しない場合、ハードウェアの故障の可能性が高いので、一度Appleサポートに問い合わせて修理を依頼することをオススメします。