Macが2017年9月25日に新しいオペレーションシステムとして発表したのが、「mac OS 10.13」(コードネーム:High Sierra)です。

もともとのmac OS シエラから、次のシリーズとして登場したmac OS ハイシエラがmac OS 10.13に当たります。

種類が多すぎて区別がついていない人もいるかもしれません。

mac OS 10.13とはどんなもなのか、特徴もふまえ紹介していきたいと思います。

mac OS 10.13「High Sierra」とは

mac OS 10.13は、アップル社が開発したオペレーションシステムになり、バージョンの名前でもあります。2017年に登場し64bitに変わったバージョンとも言えます。

High Sierra

以前の32bitが徐々に終了したことで今まで通りのサポートが受けられなくなったことも話題になりました。64bitCPUとフラッシュメモリーに対応した新しいファイルシステムを導入しています。

外付けのGPU利用を実現したのはもちろん、VRコンテンツの開発環境の整備なども行われました。機能学習にも特化したことや、そのためのフレームワークの整理なども特徴です。GPUもとても高性能なものになるので、VRとのヘッドセットを組み合わせることで、バーチャルリアリティの実現にもつながっています。

他にも、二言語入力に特化しているため、日本語だけでなく英語との組み合わせもできます。いちいち入力言語を切り替える必要がなく、入力作業の簡素化(効率化)にも一役買っています。

その反面、廃止された機能としてインテルのVROC非対応のRAIDディスクのインストールがなくなりました。これはAPFSが対応することになります。

また、BootCamp経由でWindowsの7や8.1が使用できる、最後のMacとしても知られています。その後のバージョンでは、Windows10のみの仕様となったことも記憶に新しいのではないでしょうか。

mac OS 10.13「High Sierra」の特徴は

mac OS 10.13にはどんなものがあるのでしょうか。入力のしやすさにも定評がありますが、mac OS 10.13が高く評価されているのがわかるのではないでしょうか。

新しいファイルシステムAPFS

mac OS 10.13の特徴のなかでも、特に注目されているのが新ファイルシステムのAPFSの存在です。もともとのHFSより変更したものになり、到来の常識を変えた、先進的なコピーオンライトが使えると話題になりました。

フォルダのコピーをするときに、待ち時間が発生していましたが、このAPFSによって数十秒程度の短時間で読み込みができます。これはメタデータのみをコピーする仕様に変わっています。コピー元や先で変更があったときに初めて保存される仕組みになります。

高速化を促すだけでなく、本体のSSDに負担をかけずに作業を進めることにも繋がります。使っているユーザーにとって不便さを感じることもないので、全く問題ありません。むしろ使いやすさが格段に向上しています。

日本語と英語の切り替えが便利

mac OS 10.13になってから、入力するときの言語の切り替えが本当に簡単になりました。

今まで日本語から英語を入力するときに、いちいち切り替えが必要でしたが、頭文字を入力すると、自動で変換してくれます。

固有名詞なども対象になりますし、変換が難しい内容もしっかりと変えてくれますし、余計なタイムラグなどもありません。

リアルタイムで使えることもあり、格段に入力がしやすくなりました。今まで以上にシンプルに言葉を話すかのようにかんたんに切り替えができます。

HEIF/HEVCの機能がすごい

mac OS 10.13から追加になった新機能です。iPhoneのiOS 11から搭載になっているので、iPhoneユーザーにとっては馴染み深いものかもしれません。

もともとの画像や動画の圧縮形式を維持したまま、しかも同じ画質のままファイルサイズを変更できるものです。なんと最大40%も小さくできるので、Macにかかる負担軽減にもなりますね。

互換性の不便さもありませんので、そのままコピーして対応してくれるのも優秀な機能です。mac OS 10.13の最も注目するべき嬉しい特徴とも言えるのではないでしょうか。

ちなみに拡張子はHEICになります。今は珍しいものかもしれませんが今後を考えたときに重要です。

mac OS 10.13「High Sierra」のアップデートでデータが見つからない

mac OS 10.13などのアップデートでよく耳にするのが、データが消えてしまったなどの問題です。

一部のデータが消えることもあれば、Macのパソコン自体に不具合が起きてしまい、今まで通り使えないなんてケースもあります。

mac OS 10.13でデータが消えてしまった(見つからない)ときは、慌てず復元ソフトの「iMyFone D-Back for Mac」を使うのをおすすめします。

iMyFone D-Back for Mac

  • 高い復旧率:オールラウンドスキャンとディープスキャン機能の組み合わせにより、紛失したデータをすべて掘り起こし復旧します。
  • 高速スキャン:独自のアルゴリズムで高速スキャンができ、たま都合に合わせてスキャンプロセスを一時停止・再開することもできます。
  • 技術サポート:D-Back for Macの使用や不具合などソフトに関するあらゆる問題を、技術担当の専門家から無料で対応させていただきます。
  • 30日間返金保証:問題の解決に至らない、あるいはご満足いただけない場合、支払い後30日間以内でございましたら返金いたします。

初心者でもかんたんに使える利便性はもちろん、オフィスデータ、写真、動画などなんでも復元してくれます。復元作業を行うまえに、データの確認もできるので無駄がありません。膨大なデータも取り戻せる、嬉しい復元ソフトです。

まとめ

mac OS 10.13でデータの不具合が出てしまったときも、「iMyFone D-Back for Mac」を使ってデータの復元もできます。

もともと古いパソコンを使っていた人や、操作方法を間違えたときにも便利です。データがゴミ箱にも見当たらないと諦める前に試してみてくださいね。

またアップデートのときは、事前にバックアップを取るなどの対策を忘れずに行いましょう。