iPhoneのSMS(ショートメッセージサービス)は、仕事や日常で欠かせない連絡手段ですが、届かないと非常に困りますよね。急ぎのメッセージが受信できないトラブルは、多くの方が直面する問題です。
本記事では、iPhoneでSMSが届かない主な原因と、今すぐ試せる効果的な対策をわかりやすく解説します。ぜひ最後までご覧いただき、トラブル解消の参考にしてください。
Part 1.iPhoneにSMS・メッセージが届かない原因
iPhoneにSMS・メッセージが届かない原因は、受信側と送信側の双方に考えられます。
- 受信者の電話番号が正しくない
- データ専用SIMカードを使用している
- iPhoneが圏外になって、または電波が弱い
- SMS・メッセージが受け取れないように設定した
- キャリア側に制約された
- iPhoneの空き容量が不足している
- アップデート失敗やiOSバグなどのソフトウェア不具合
iPhoneにSMSやメッセージが届かない場合、まずは送信者側が正しい電話番号を入力しているか、受信者側がSMS機能対応のSIMカードを使っているかを確認しましょう。この2つは比較的簡単に対処できるケースです。
それ以外の原因の場合は、次の対処法を順に試してみてください。
Part 2.iPhoneにSMS・メッセージが届かない時の対処法・解決策
SMSやメッセージがiPhoneに届かない時は、「通信状態」「受信設定」「iPhone本体の状態」の3つのポイントから順に確認していけば、多くのケースで原因を特定し、解決できます。
以下の対策を参考に、ひとつずつチェックしてみてください。
1モバイルデータ通信の状態をリセット
iPhoneの画面上部にあるアンテナバー(電波強度)をチェックして、通信状態を確認しましょう。「圏外」やバーの本数が少ない場合は、電波が弱く、SMSが届かない原因になっているかもしれません。その時は、電波の良い場所に移動することをおすすめします。
また、モバイル通信のオン・オフを切り替えることで、iPhoneの通信がリフレッシュされるため、SMS受信の改善に効果的です。一コントロールセンターまたは「設定」アプリで、「モバイル通信」項目の状態を刷新してみてください。
2iPhone設定で着信拒否を調整
iPhoneのメッセージ設定で着信拒否をオンにしたら、SMSが届かないことになります。それを再確認して、誤って着信拒否に登録されている場合は、速やかに解除しましょう。
▼ iPhone設定で着信拒否をオフにする方法
ステップ 1.「設定」アプリを開き、「メッセージ」に移動します。
ステップ 2.「着信拒否した連絡先」をタップします。
ステップ 3.ブロックされた連絡先リストに、誤って登録した連絡先があるか確認します。あれば右上の「編集」>「−」ボタン >「着信拒否設定を解除」をタップしてそれを削除します。
3通信キャリアのブロックを解除
多くの大手通信キャリアは迷惑SMS対策として、メッセージブロック機能を契約したお客様に自動的に提供します。これにより、迷惑SMSと判断されたメッセージは自動的にブロックされますが、誤判定で正常なSMSが届かない場合があります。
以下に主要キャリアの迷惑SMSフィルター設定の公式ページリンクをまとめました。必要に応じてご参照ください。
- au:「迷惑SMSブロック」機能を解除
- SoftBank:迷惑SMSフィルターの設定
- NTTドコモ:SMS拒否設定
- 楽天モバイル:受信拒否・許可設定
4メモリ空き容量を増やす
iPhoneのストレージ容量が不足すると、メッセージの受信や添付ファイルのダウンロードに支障が出ることがあります。これにより、メッセージの受信が遅れる、通知が届かないなどの問題が発生することがあります。また、メッセージの添付ファイルやメディアのダウンロードも容量不足により受信が制限されます。
設定アプリを開き、「一般」>「iPhoneストレージ」をタップして、メモリの使用状況を確認してみてください。不要なアプリやデータを削除し、ストレージの空き容量を確保しましょう。
5SIMカードの抜き挿しとiPhone再起動
SIMカードはキャリアのネットワークに接続するための重要なパーツです。SIMカードの接触不良やネットワーク認識の不具合により、SMSの送受信ができなくなることもあります。
一度iPhoneの電源を切り、SIMカードトレイを開けてSIMカードを取り出してから、トレイとの接触部分を清潔な布で拭いてから、正しく挿入します。後はiPhoneの電源を再度入れて、メッセージング機能をテストしましょう。
▼ iPhoneを再起動する方法
iPhone X以降:サイドボタンと音量ボタンの1つを長押し、電源スライダをオフにして電源を閉じます。後はサイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しします。
iPhone SE(第2/3世代)、8、7、6:サイドボタンを長押し、電源スライダをオフにして電源を閉じます。後はサイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しします。
iPhone SE(第1世代)、5以前:トップボタンを長押し、電源スライダをオフにして電源を閉じます。後はサイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しします。
Part 3.iOS故障によるSMS・メッセージが届かない問題を解決
iPhoneでSMSが届かない原因として、「iOSのソフトウェア障害」も見逃せません。特に、以下のようなケースに心当たりがある場合は、iOSの不具合が影響している可能性があります:
- ソフトウェアアップデート後にSMSが受信できなくなった
- 不自然な動作やフリーズが起きている
- 他のアプリや設定に異常が見られる
このような時は、iOSの根本修復を行うことで、SMS受信の不具合も解消する可能性が高いです。
iPhoneの専門知識がなくても簡単に操作できる、システム修復ソフト「iMyFone Fixppo」を活用しましょう。接続して数クリックするだけで、自宅でSMS・通話・電波などの通信関連不具合を含む150種類以上のiOS問題を安全に解決できます。データ損失のリスクもありません。

▼ FixppoでiOS不具合を修理する手順
ステップ 1. 上の「無料ダウンロード」ボタンよりFixppoをインストールし、iPhoneをPCに接続します。
ステップ 2.ソフトを起動し、「システムを修復」>「標準モード」を選択します。
ステップ 3. デバイス情報と利用可能なファームウェアが自動検出されます。確認後「ダウンロード」をクリック。します。
ステップ 4. 「開始」ボタンで修復を実行します。完了後、自動的にiPhoneが再起動されます。
修復完了後、再度SMSが正常に届くか確認してみてください。
Tips.iPhoneのSMS・メッセージに関するよくある質問
質問1iPhoneのメッセージがiMessageにならないのはなぜですか?
iPhoneの設定でiMessageが無効になっている場合、もちろんそれになりません。そして、iMessageはApple IDに紐付いており、Apple IDの設定に異常がある場合、iMessageが正常に機能しないことがあります。また、iMessageはiPhoneやiPadなどのAppleデバイス間でのみ機能します。送信者・受信者がAndroidスマートフォンなどiMessageに対応していないデバイスを使用している場合、メッセージは通常のSMSとして送信されます。
質問2SMSとショートメールは同じですか?
SMSとショートメールは実際に同じものを指します。日本では、SMSよりも「ショートメール」という用語が一般的に使われていますが、基本的な概念や機能は同じです。2つともテキストメッセージを文字制限付きで送信するための手段です。
ちなみに、iMessageはSMSやショートメールとは異なります。テキストメッセージだけでなく写真、ビデオ、音声メッセージなども送信することができます。
まとめ
iPhoneでSMSが届かない問題は、電話番号の入力ミスや通信状況、SIMカードの種類、設定ミスなど、さまざまな原因が考えられます。それぞれのポイントを一つずつ確認することが、トラブル解決の近道です。
それでも改善されない場合は、iOSシステム自体に問題がある可能性も。そんなときは、初心者でも簡単に使えるiPhone不具合修復ソフト「Fixppo」を活用してみましょう。データを失うことなく、不具合だけをピンポイントで修復できます。
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