iPhoneやiPadをリカバリーモードで初期化すると、端末内のデータと設定は消去され、工場出荷時の状態に戻ります。iOSアップデート失敗や復元エラー、起動できない不具合がある時に使われる方法ですが、実行前にはデータが消える点を理解しておく必要があります。

この記事では、iPhone・iPadをリカバリーモードで初期化する方法を、WindowsのiTunes、MacのFinder/iTunesに分けて解説します。初期化できない時の対処法や、初期化せずにリカバリーモードを解除したい場合の方法もあわせて確認しましょう。

iPhone iPad リカバリーモード 初期化

iPhone・iPadリカバリーモードで初期化する前に知るべきこと

「iPhone・iPadをリカバリーモードで初期化する」という方法について詳しく確認する前に、まずは初期化後の状態とバックアップの可否を押さえておきましょう。

1iPhoneリカバリーモードで初期化するとどうなる?

iTunesまたはFinderと連携してiPhoneをリカバリーモードで初期化すると、デバイスは工場出荷時の状態に戻ります。つまり、すべての設定やデータが消去され、iOSが最新のバージョンにアップデートされます。これにより、ソフトウェアのトラブルやパフォーマンスの問題が解消される可能性があります。

初期化が完了すると、デバイスは初期設定画面に戻ります。そのため、言語や国、Wi-Fi接続などの設定を再度行う必要があります。

2iPhoneリカバリーモードでバックアップするのは可能?

iPhoneのリカバリーモードでは、直接バックアップを取ることはできません。リカバリーモードは、デバイスを初期化・復元するためのモードなので、パソコンのiTunesまたはFinderを利用してデバイスを復元することだけが可能です。

もし、不意にリカバリーモードになった場合、データを失うことなくリカバリーモードを解除して正常に状態に戻ったら、バックアップは可能です。

合わせて読む: 『iPhoneをバックアップする方法と注意点のまとめ』

iPhone・iPadリカバリーモードで初期化する方法

それでは、iPhone・iPadリカバリーモードを起動して初期化する方法の説明へ進みましょう。

1iTunesまたはFinderを準備しておく

リカバリーモードで初期化するには、WindowsではiTunes、macOS Catalina(10.15)以降のMacではFinderを使います。macOS Mojave(10.14)以前のMacでは、従来通りiTunesを利用します。

古いiTunesを使用すると、途中でエラーが発生して復元できないことがあります。WindowsやmacOS Mojave以前でiTunesを使う場合は、事前に最新版へ更新しておきましょう。

WindowsパソコンでiTunesを更新する手順

ステップ 1.iTunesを開き、メニューバーの「ヘルプ」をクリックします。

ステップ 2.「更新プログラムの確認」をクリックして、利用可能なアップデートがあるかチェックします。

ステップ 3.更新がある場合は「iTunesをダウンロード」をクリックしてアップデートへ進みます。

Windows iTunesをアップデートする

MacでiTunesを更新する手順(macOS Mojave 10.14以前)

ステップ 1.「App Store」を起動します。

ステップ 2.画面右上の「アップデート」をクリックして、更新の検出を待ちます。

ステップ 3.「iTunes」のアップデートが表示されれば、右横の「アップデート」をクリックします。なければ、iTunesはすでに最新バージョンです。

Mac iTunesをアップデートする

MacでFinderを使って復元する手順(macOS Catalina 10.15以降)

ステップ 1.iPhoneまたはiPadをMacに接続し、Finderを開きます。

ステップ 2.Finderのサイドバーから接続したiPhone/iPadを選択します。

ステップ 3.「一般」タブでデバイス情報を確認し、リカバリーモードの画面が表示されたら「復元」を選択します。

FinderでiPhone iPadを復元する

2リカバリーモードを起動して工場出荷状態に戻る

iTunesまたはFinderを準備したら、純正のUSBケーブルでお使いのデバイスとパソコンを接続します。

それでは、iPhoneまたはiPadをリカバリーモードに移行する順です。機種によって手順は少し違いますので、以下でご参考ください。

iPhoneをリカバリーモードにする手順

iPhone 6s以前:電源ボタンとホームボタンを、リカバリーモードの画面が表示されるまで長押しします。

iPhone 7シリーズ:電源ボタンと音量を下げるボタンを、リカバリーモードの画面が表示されるまで長押しします。

iPhone 8/8Plus以降:音量を上げるボタンを押してすぐに放し、音量を下げるボタンを押してすぐに放します。リカバリーモードの画面が表示されるまで、サイドボタンを押し続けてください。

iPhone リカバリーモード

iPadをリカバリーモードにする手順

ホームボタン搭載のiPad:トップボタンとホームボタンを、リカバリーモードの画面になるまで長押しします。

Face ID搭載のiPad:音量を上げるボタンを押してすぐに放し、音量を下げるボタンを押してすぐに放します。リカバリーモードの画面になるまで、トップボタンを押し続けてください。

iPad リカバリーモード

機種やパソコンのモデルを問わず、ワンクリックでリカバリーモードに入る方法があります:

『iPadリカバリーモードのやり方と解除方法』

『iPhoneリカバリーモードのやり方とできない場合の対処法』

識別に成功したら、iTunesまたはFinderで「アップデートまたは復元を必要としているiPhone(iPad)に問題があります。」というメッセージが出てきます。「復元」を選択して、画面の案内に従って確認すると、初期化が始まります。

iTunes iPhoneを復元

データ量によって、長い時間がかかる場合もありますので、しばらくお待ちください。初期化の処理が完了したら、デバイスが自動的に再起動します。「新しいiPhone/iPadへようこそ」の画面が表示されれば成功しました。

iPhone・iPadリカバリーモードで初期化できない時の対処法

iTunesやFinderで「復元」を選んでも初期化が進まない、リカバリーモードに入れない、物理ボタンが反応しないなどの場合は、通常の手順だけでは解決できないことがあります。

また、誤ってリカバリーモードになっただけで、初期化せずに解除したい場合もあります。このような時は、リカバリーモードの起動・解除やiOS不具合修復に対応した「iMyFone Fixppo」を使うと、状況に合わせて対処しやすくなります。

iMyFone Fixppo

Fixppoの機能一覧

Fixppoを使用してiPhone・iPadをリカバリーモードにして初期化する手順

ステップ 1.上記のボタンからソフトをダウンロードして起動したら、初期化したいデバイスをコンピュータに接続します。

ステップ 2.正常に識別されると、「起動」ボタンが点灯します。それをクリックすれば、5秒ほどリカバリーモードになります。同様に、「解除」ボタンをクリックすればリカバリーモードを解除できます。

Fixppo リカバリーモードを起動

ステップ 3.初期化へ進むために、「デバイスのリセット」モードを選択し、完全リセットをクリックします。

Fixppo 完全リセット

ステップ 4.最新のファームウェアバージョンを自動的に検出された後、それをダウンロードしてください。

Fixppo ファームウェアをダウンロード

ステップ 5.以下の結果表示でデバイスとファームウェアバージョンを確認し、問題がなければ「完全リセットを開始」をクリックします。

Fixppo ファームウェアをダウンロード

しばらく待ってから、お使いのiPhone・iPadは初期化されて自動的に起動します。本当に簡単でしょう。

Fixppoを使ってリカバリーモードで初期化する時の注意点

正常に機能するために、作業途中でデバイスとパソコンの接続を切らなくて、デバイスを操作しないでください。

Fixppoを使用してiOS不具合を修理する手順

ステップ 1.上記のボタンからFixppoをパソコンにダウンロードして起動します。次に、「標準モード」を選択して、デバイスをパソコンに接続します。

標準モード iPhoneを修復

ステップ 2.後はファームウェアをオンラインでダウンロードすることです。ここでiPhoneにダウンロードしたいiOSバージョンを選択できます。

ファームウェアをダウンロードする

ステップ 3.すると、「標準修復を開始」ボタンをクリックすると、Fixppoがファームウェア情報を分析し、それを使用してiPhoneの問題を修理します。

iPhoneを修復する

Fixppoのユーザーレビュー:

Fixppo ユーザーレビュー リンゴループ

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リカバリーモードと初期化に関するよくある質問

質問1 iPhoneの初期化とリカバリーの違いは何?

iPhoneの初期化とリカバリーは、異なる目的と手順を持つ操作です。

初期化は、iPhoneのすべての設定やデータを消去し、デバイスを工場出荷時の状態に戻すことを意味します。デバイスを新しく始めたい場合や売却・譲渡する前に個人情報を削除したい場合に使用されます。一方、リカバリーモードは、iPhoneが正常に起動しない場合に使用されるモードです。iTunesまたはFinderと接続してソフトウェアをアップデートしたり、復元したりすることが可能です。

質問2 リカバリーモードにするとiPhoneのデータはどうなる?

リカバリーモードにすると、iPhoneのデータは一時的にアクセスできなくなりますが、データ自体は削除されることはありません。不意にリカバリーモードになった場合、まだデータ損失なしで解除することができます。

ただし、iTunesまたはFinderでリカバリーモードになったiOSデバイスを復元すると、初期化を行い、すべてのデータや設定が削除されます。事前にバックアップを取る場合はもちろんそこからデータ復元できます。

質問3 パソコンなしでiPhoneリカバリーモードで初期化することはできる?

結論から言うと、できません。iPhoneリカバリーモードの起動は、iTunesまたはFinderと接続してパソコンを使って操作する必要があります。また、ただの初期化は設定で行えますが、リカバリーモードになると、iPhoneは全く操作できない状態なので、もちろん本体で初期化できませんね。


最後に

今回は、iPhone・iPadをリカバリーモードで初期化する方法とその注意点についてご紹介しました。初期化はデバイス内のデータがすべて消去される重要な操作ですので、必ずバックアップを取った上で、慎重に行うようにしましょう。

もし、誤ってリカバリーモードになってしまった場合や、データ損失なしでiOSのバグを修正したい場合には、iPhone・iPad修理ソフト「iMyFone Fixppo」が安全で効果的な方法です。データを守りながら、高い成功率で問題を解決できます。今すぐ下のリンクから「iMyFone Fixppo」を入手して、試してみてください!