iPhoneユーザーなら誰しも、自分のデバイスは可能な限り完璧に動作して欲しいものですが、多くのユーザーが、時折、動作がのろくなったり、フリーズしたり、いらないデータを削除したいといった状況になることがあります。これを解決するために、iPhoneのリセット(初期化)という手段があります。
多くの人が、今までやった事がなかったり、新しいモデルに変えて違ったやり方がわからない為に混乱しているようです。いずれにせよ、この記事は今までの全てのiPhoneのモデルについてカバーしているので、心配する必要はありません。
Part 1:ソフトリセット/ハードリセット/ファクトリーリセットの違い
まず初めに、iPhoneのリセットにどんな種類があり、どんな違いがあるかを見ていきましょう。iPhoneのリセットには3つの種類があります:ハードリセット、ソフトリセット、そしてファクトリーリセットです。
これらはそれぞれ別々の目的と方法を持っています。以下がそれぞれの方法の簡単な比較です。
ソフトリセット | ハードリセット | ファクトリーリセット | |
---|---|---|---|
概要 | デバイスの単純なリセットです。全てのプロセスをオフにし、再起動します。 | ハードリセット(またはハード再起動)は、個人データを消去せずにデバイスのメモリからすべての情報をクリアします。 | 設定画面のオプションから、「ファクトリーリセット」を選択し、出荷時の状態に戻します。 |
どんな状態で必要か |
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操作方法 | 電源ボタンを押し続けデバイスをオフにする | 電源ボタンとボリュームボタンを同時にAppleロゴが出るまで20秒間押し続ける | iPhoneの設定画面のオプションから「消去」もしくはiTunesでiPhoneを復元 |
結果 | 単にiPhoneが再起動するだけで、データの喪失はありません。 | 強制的にiPhoneを再起動します。データの喪失はありません。 | 全てのデータと設定を消去します。 |
これでそれぞれのテクニックについてお分かりいただけたと思います。
Part 2:iPhoneのソフトリセットの方法
iPhoneのソフトリセットのやり方はとても簡単でシンプルですが、全てのiPhoneのモデルがこの方法を使えるわけではありません。なので、もしお手持ちのiPhoneのソフトリセット方法がわからない時のために、以下にiPhone5からiPhone11/XS/XRのそれぞれのソフトリセットの方法を説明します。
iPhone 8以前のソフトリセットの方法
- 上部か側部にある電源ボタンを「スライドして電源をオフにする」という表示が出るまで押し続けます。
- スライドすると電源は落ちます。
- もう一度Appleのロゴが表示されるまで電源ボタンを押します。
iPhone 12/11/X/XS/XR/XS Maxなどのソフトリセットの方法
- 側部にあるスリープ/スリープ解除ボタンを押し続け同時に音量ダウンボタンを押します(音量アップボタンでもいいですが、スクリーンショットになってしまう恐れがあるので、ダウンボタンの方がシンプルです)。
- 電源オフスライダーが出るまで待ちます。
- スライダーを左から右へと動かしシャットダウンします。
- シャットダウンしたら、またスリープ/スリープ解除ボタンを押します。
Part 3:iPhoneのハードリセットの方法
ハードリセットの方法はお手持ちのiPhoneのモデルによって異なります。以下が全モデル毎のハードリセットの方法です。
iPhone 4/4s/5/5s/6/6s (Plus)のハードリセットの方法
- 電源ボタンとホームボタンをAppleロゴが出るまで押し続けます。
- 以上でハードリセットの完了です。
iPhone 7とiPhone 7 Plusのハードリセットの方法
上記とほぼ同じですが、ホームボタンの代わりに音量ダウンボタンと電源ボタンを同時に押し続けます。
iPhone 12/11/X/XS/XRシリーズのハードリセットの方法
- 音量アップボタンを一回押して離します
- 音量ダウンボタンを一回押して離します。
- 電源ボタン押し続け、Appleロゴが出たら完了です。
Part 4:iPhoneのファクトリーリセットの4つの方法
最後のリセットテクニックはファクトリーリセットです。この方法はデバイスの全てのデータを消去し、以下のいくつかの方法で新しいiOSを修復しインストールします。もしあなたがiPhoneの完全なリセット方法を探しているのであれば、以下が全モデルにおけるファクトリーリセットの方法です。
4-1.パスワードやiTunesを使わずにiPhoneをファクトリーリセットする方法
もしデバイスをパスワードを使わずに出荷時の状態に復元したい場合、「iMyFone Fixppo」を使うのが最も簡単で効果的な方法です。瞬時にファクトリーリセットができなおかつその後のエラーを防ぐために、ソフトウェアの修復も行います。以下の方法に従いFixppoを使ったファクトリーリセットの手順を覚えましょう。
手順 1.まず、iMyFone Fixppoをお使いのパソコンにダウンロードします。ホームページからアドバンスドモードを選択してください。
手順 2.お手持ちのiPhoneをパソコンに接続し、次へをクリックしてください。パスワードを忘れた場合、デバイスが検出されるようにリカバリーモードにする必要があります。
手順 3.iPhoneのモデルと希望のファームウェアを選択して、ダウンロードボタンをクリックします。
手順4.ファームウェアのダウンロードが正常に完了したら、スタートをクリックしファームウェアのインストールを行います。
完了したら、お手持ちのデバイスはパスワードを使わずに復元されているはずです。これで新しいデバイスとしてセットアップできます。
4-2.iPhoneの設定画面からファクトリーリセットする方法
「設定」>「一般」>「リセット」に行き、パスワードを入力して全てのコンテンツと設定のデータを消去します。
4-3.iTunesを使ってiPhoneをファクトリーリセットする方法
以下の手順でiTunesを使ってお手持ちのiPhoneをファクトリーリセットできます。
デバイスと同期したパソコンを接続します。デバイスを検出したら、iPhoneの復元を画面から選択します。
iTunesが全てのデータを消去し復元してよいかを確認するので、復元ボタンをクリックし、デバイスをリセットするために、ソフトウェアをダンロードしてください。
4-4.iCloudを使ってiPhoneを遠隔操作でファクトリーリセットする方法
iCloudを使って遠隔操作でファクトリーリセットする場合、「iPhoneを探す」機能を先に持っていなければならず、その後以下の手順を踏みます。
iCloud.com.から「iPhoneを探す」を開き、「全てのデバイスの情報」ウィンドウを選択し、デバイスの横にある「消去」をクリックします。
確認のためにApple IDとパスワードを聞かれますが、もし信頼されたPCを使っている場合、セキュリティの質問に答えるか、またはお手持ちの他のAppleデバイスに送信された確認コードを入力することもできます。
結論
この記事がいつどのようにしてお手持ちのiPhoneをリセットするかについての手助けになれば幸いです。もしご質問がございましたら、以下にメッセージを頂ければばすぐにご返事致します。
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