「充電ケーブルを挿しているのに、長時間経ってもiPadの充電が増えない…」「途中で止まって、それ以上進まない!まさか接触不良?」
実は、筆者もつい最近こんな状況に遭遇しました。突然充電できなくなって、本当に焦りました。iPadのバッテリーが切れてしまうと、仕事も遊びもストップしてしまいますよね。
原因は充電器や電源、iPad本体など様々考えられますが、意外なところに問題があることも…。
この記事では、そんなiPadが充電できないときの主な原因と、その対処法についてわかりやすく解説していきます。同じように困っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
紹介する方法はiPad/iPad mini/iPad Proの全モデルに対応
Part 1.iPadが充電できない原因は?
トラブルを素早く解決するためには、まず原因を正しく知ることが大切です。iPadが充電されないときに考えられる原因はさまざまですが、大きく分けて次の4つのパターンがあります。
充電製品の不具合
- 充電器の故障や接触不良
- 充電ケーブルの断線や破損
- 充電ポートに異物が詰まっている
- 電源アダプターの容量が低い
- 電源供給元が安定していない
iPadOSの不具合
- バージョンが古くなっている
- iPadOSバグが出来た
- 一時的な不調
iPad本体部品の不具合
- バッテリーが劣化している
- iPad内部の断線
環境要因による影響
- 気温が低すぎる・寒冷環境での使用
- 極端な高温または湿度の高い場所
- 急激な温度変化によるバッテリー保護機能の発動
充電製品の故障なら、交換や清掃など簡単に修正できますね。iPadOS不具合も専門ソフトを使えば自分でも修理可能です。ただし、万が一iPad本体で問題が出たと診断した場合は、Appleサポートや認定修理業者に問い合わせて、修理を依頼しなければなりません。
また、見落としがちですが、環境による影響にも注意が必要です。特に冬場は寒さでバッテリー性能が一時的に低下することがあり、充電できないと誤解されがちです。個人的には、毎年「iPhoneよりもiPadの方が寒さに弱いな…」と感じていますので、これは故障ではなく一時的な温度反応である可能性が高いです。
続いては、これらの原因によってiPadが充電できない時の直し方を、1つずつ詳しく解説していきます。
直感的に把握したい方はこの動画ガイドを見て⇩
Part 2.iPadが充電できない時にまず充電機器をチェック
iPadが充電されない場合、ケーブルやアダプタなどの充電機器をチェックすることが重要です。以下の要点をそれぞれ注意して確認しましょう。
1純正かつ断線しないケーブルを使用
正規品のApple充電器とライトニングケーブルを使用しないと、iPadは正常に充電できないことがあります。また、長年の使用でケーブルが断線した場合、接続不良によってiPadも充電されません。
特に、充電中に勝手に止まったり、時々充電できたりできなかったりする症状があるなら、ケーブルの接触不良や断線の可能性が非常に高いです。
とりあえず、他のケーブルや公式認証の新しいケーブルを挿して充電の様子を見てみましょう。ちゃんと差し込んでいるかも注意すべきです。
2電源アダプタの規格を確認
iPadが正常に充電するには適切な電源アダプタが必要です。Apple公式によって、必要のワット数がiPadモデル別に異なりますが、少なくとも10W以上の充電器の使用が望ましいです。iPhoneに対応する電力が小さい充電器を使えば、電力供給は不足しているのでiPadの充電が遅い、さらに充電できない問題が発生します。
たとえ端子の形状が合っていて差し込めたとしても、アダプタの出力仕様(W数やA数)がiPadに適していなければ使わない方が安全です。電力不足だけでなく、逆に過電流でバッテリーや本体にダメージを与えるケースもあります。実際、アダプタが原因で充電できないという報告も少なくありません。
そのため、iPhoneの充電器と間違えたか、アダプターアンペア数やワット数が要件を満たしているか確認しましょう。Apple公式の充電アダプタを使用するか、iPadの仕様に適したサードパーティ製品を選ぶことをおすすめします。
3iPad充電口と端子を掃除
iPad充電が進まない場合、充電口や充電ケーブルの端子が汚れている可能性もあります。乾いた柔らかい布で優しく清掃してください。
ライトニング充電器の場合、特にコネクタ部分の左から4番目の端子が黒くなりやすいです。消しゴムや安全ピンなどで、金色が見える程度に軽くこすると、通常通り充電できるようになることがあります。
一方、タイプCの充電器を使って充電できない場合は、綿棒を使ってポート内部のほこりをやさしく取り除いてみましょう。端子を傷つけないように注意してください。また、クリップなどで接点の角度を調整すれば改善されるケースもありますが、タイプCは構造が繊細で、誤った操作により破損しやすいため、おすすめはできません。
注意点として、電源を切って、充電器をコンセントから抜いたら掃除しましょう。液体も使用しないでください。充電器を損傷させる可能性があるからです。清掃後、再度充電を試します。
Part 3.iPadが充電できない時に本体不具合を修正
これまで紹介した方法は、iPadが充電できない時によくある原因とその対処法でした。しかし、それらをすべて試しても改善されない場合は、iPad本体、特にiPadOSに不具合がある可能性が考えられます。
そんな時は、以下の方法を試してみてください。
1専門ソフトでiPadOSバグを解消-復活率高い
中でも、専門ソフトを使った対処法は、復旧率も高く、初心者でも簡単に試せるのでおすすめです。
特におすすめなのが、「iMyFone Fixppo」という専門ソフトです。使い方はとてもシンプルで、わずか数ステップでiPadの不具合をスピーディーに解消できます。しかも、データを失うことなく復元できるので安心して利用できます。

- 100%に近い成功率でiPad充電できない、タッチパネル反応しない、再起動の繰り返しなど150+問題を解決
- 専門知識不要、自宅で修理を行え、プライバシー漏洩はない
- iPadOSバグ修正の同時に最新のバージョンに更新できる
- 安全でダウンロードでき、ウイルス感染や広告は一切ない
FixppoでiPadが充電できない問題を修復する手順
ステップ 1.上記のボタンからソフトをダウンロードして起動したら、「システム修復」>「標準モード」を選択して、USBケーブルでiPadをパソコンに接続します。
ステップ 2.ファームウェアをダウンロードしてデバイスを修復します。この画面でインストールするiPadOSバージョンを選定しましょう。
ステップ 3.「開始」ボタンを押すだけでいいです。プロセスは短時間だけで完了し、そしてiPadが自動に再起動します。
その後はiPadの充電を再試行してください。無事に進めるはずです。
2iPadを再起動
iPadを強制再起動することにより、キャッシュがリセットされて一時的な不具合が解消できます。デバイスに何かエラーが発生した時、これは定番の解決策だと言えます。そのため、iPadの充電できない問題に対しても再起動を試す価値はあります。
ポイントはiPadのモデルによって手順を従うことです。
iPadを再起動する手順
Face ID搭載のiPad:音量+ボタンを押してすぐに放し、音量-ボタンを押してすぐに放します。そして、デバイスが再起動するまで電源ボタンを押し続けます。
Touch ID搭載のiPad:電源ボタンとホームボタンを同時に押し、Appleロゴが表示されるまでそのまま押し続けます。
ちなみに、筆者も実際にiPadが充電できない状況でこの方法を試してみました。最初は普通に再起動されただけで状況が変わりませんでしたが、2回目に実行した際にリカバリーモードに入ってしまい、ちょっと焦りました……。
その後、Fixppoでリカバリーモードを解除したところ、正常に充電できるようになったので、やはりシステム側の不具合が原因だったようです。
このように、再起動で直らない場合は、システム修復ソフトの使用も視野に入れてみてください。
3iTunesでiPadを初期化
iPad充電が増えない問題を自力対応する最後の手は、iPadの初期化です。再起動と違って、これはiPadのデータを完全にリセットすることなので、ほとんどのソフトウェア関連の問題は解決できます。
ただし、これを行えた後、iPadに既存したデータや設定はすべて消去して、工場出荷の状態に戻ります。そのため、必ず事前にバックアップをとっておきましょう。
iPadを初期化する手順
ステップ 1.修復する前に、iTunesのバージョンは最新であることを確認してください。
ステップ 2.付属のUSBコードでiPadをコンピューターに接続します。
ステップ 3.iTunesを開き、iPadが認識されるまで待ちます。後は概要ページに移動し、「iPadを復元」をクリックします。
ステップ 4.iTunesがガイドに従ってiPadを初期化し、最新のソフトウェアバージョンをインストールしましょう。
初期化後、iPadの充電されない問題が解決する場合もありますが、ハードウェアの問題や他の要因による場合は効果が限定的です。この点はご了承くださいね。
Part 4.iPadが充電できないことの関連質問
iPadが充電されない問題の改善法の紹介は以上です。最後は、バッテリーや充電などについてもっと知りたい方に向けて、よくある質問もまとめて解説します。
Q1.iPadのバッテリー劣化の症状は?
iPadのバッテリーは使用時間や充電回数の経過とともに劣化していきます。一般的には以下のような症状があります。
- バッテリー残量のパーセントが急速に減少
- どのように修正しても充電が全く増えない
- 突然電源が落ちる
- バッテリーは発熱しやすい
- 充電しているのに電池が減る
これらの症状が現れてから2年以上経過した場合は電池交換を検討してみてください。Apple公式の診断ツールやAppleサポートに相談することをおすすめします。
Q2.古いiPadが充電できないのはなぜ?対処法は?
古いiPadが充電できない場合、ケーブルやアダプタは劣化して断線したり、接触が悪くなることがまず疑われています。別の充電ケーブルやアダプタを試してみてください。
また、古いiPadの場合、最新のソフトウェアに対応していないことは一般的で、iPadOSに問題があっても修正しかねます。さらに、バッテリーが劣化した可能性も高いです。やはり買い替えたほうがいいですね。
Q3.iPad充電途中で止まるのはどういうこと?
厚みのあるケースやカバーが充電ポートと干渉していて、正常な接触ができないかもしれません。一時的にケースやカバーを外して充電してみてください。また、ゴミやほこりがたまっていて、接触が妨げられる可能性もあるので、一応掃除してください。
もし充電途中で止まり、エラーメッセージが表示されれば、充電ケーブルやアダプタに問題があるか、iPadの温度が高すぎるかもしれません。しばらく待ってから別のケーブルに交換して再試行してください。
終わりに
今回はiPadが充電できない時によくある原因とその対処法について紹介しました。iPadが充電されない状況は、困ることですが、幸いなことに多くの場合は問題が解決できます。
まず、充電ケーブルや充電ポートの接触不良や汚れをチェックし、規格の影響を排除することは重要です。それでも効果がない場合はiPadOSに問題があると考えられるので、下でクリックして専門のiPadシステム修復ソフトを使用すれば、簡単かつ迅速にトラブルを解消できます。
最悪のはiPad自体にハードウェアに問題があることです。仕方はないが、Appleサポートや修理専門店に相談してみてください。iPadの充電がスムーズに行われるように、ぜひこのように順番に対処法を試して、快適なiPadの使用をお楽しみください。