アップデートなどをした後にiPadの電源が入らないという体験をしたことはありませんか?持ち運びの出来る便利なiPadですが、電源が入らなければ荷物になってしまい大変不便ですよね。

iPadの電源が入らない時の原因にはどんなことが考えられるでしょうか?いくつかの可能性があって特定の1つわけではありません。本記事では代表的なiPad電源が入らない原因と対処方法について解説していきます。

iPad 電源が入らない

Part 1.iPad電源が入らない症状

電池が入らない問題について、具体的に分ければ数多くの症状があります。それぞれの対処法も違うので、まずは下の一覧表で確認して、対応の解決法を見つけましょう。

電源ボタンを押しても反応しない
充電できない
対策は本文で紹介
iPadが起動しない 立ち上がらない問題の対策へ
Appleロゴがされたままフリーズした リンゴループの対策へ
iPadが突然にクラッシュして電源が入らない 突然死の対策へ
iPadが再起動を繰り返して起動できない 再起動の繰り返し対策へ
iPad真っ暗のまま電源が入らない 画面真っ暗対策へ

Part 2.iPad電源が入らない原因とその対策

何も問題のないiPadが急に電源が入らなくなるということはほとんど考えられません。それが発生した場合はかなり慌ただしいでしょう。以下で代表的な原因と効果的な対策をいくつか見ていきましょう。

1iPadのバッテリー問題

最初に考えられるのはバッテリーに関する問題です。電量が不足しているなら、もちろんiPadの電源が入りませんね。そのため、正規品のケーブルを繋がってiPadの充電がきちんとされているか確認しましょう。また、充電ケーブルが断線したり接触不良したりする場合もNGです。合わせて充電器が正常かもチェックしておくと良いです。

iPad 電量不足

もしそれらを確認してもiPadは電源が入らない場合は、電池の劣化が原因になる可能性もあります。一応引き続き読んで別の対処法を試してみましょう。それでも修復できないなら、バッテリーの交換を検討してくださいね。

2iPadの使用環境は不適切

iPadを使用している時に、背面を全て伏せた状態で長時間経過すると、過熱などの原因で電源が入らなくなる可能性もあります。逆に冷たすぎても起こりうります。そのため、一度環境を改善して、iPadの温度を正常になった後、電源を入れ直してみましょう。

3iPadOSの不具合 ー 可能性が高い

電池と温度に問題がなくてもiPad電源が入らなければ、インストールされているOSが不具合を起こしている可能性が高いです。この場合は「強制再起動」または「専門修復ツールの利用」の2つの方法がおすすめです。前者は一時的な不具合のみに対応するが、後者は強力なのでより幅広いソフトウェア問題を解決できます。

各自の操作手順は以下となります。

iPadの強制再起動の方法

完全に電源が切れている状態のiPadは、ホームボタンがあるタイプとないタイプで強制的に再起動させる方法が少し異なります。

ホームボタン搭載のiPad:ホームボタンとトップボタン(またはサイドボタン)を同時に押し続けます。

ホームボタンのないiPad:音量を上げるボタンを押して離し、次に下げるボタンを押して離します。その後、Appleロゴが表示されるまで電源ボタンを長押しします。

iPad 強制再起動

専門修復ツールの利用

使うのはiPad不具合修復ツール「iMyFone Fixppo」です。このソフトはアップルユーザーを困らせる様々なiPadOS不具合を素早く解決できる強力修復ツールです。数多くの有名なメディアに評価して推薦されるが、安心で利用できます。

Fixppoの優れたポイント4選!

Fixppo iPhone不具合修復

800万以上のダウンロード

  • 【データを失わない】既存のデータを損害しないでiPad電源が入らない問題を修正できます。また、タッチパネルが反応しない画面真っ白など50以上のソフトウェア関連の問題も解決できます。
  • 【自己修理】操作が簡単で、専門知識やスキルは必要ではありません。初心者でもワンクリックでiOSシステムを修理できます。
  • 【修復率が高い】システム関連の問題を確実に解決できる2つの修復モードを提供して、iTunesでは解決できない問題の改善にも役立ちます。
  • 【完全な互換性】WindowsとMacの両方とも使え、最新のiPadシリーズ/iPadOS 16を含む、すべてのiPhone/iPad/iPodモデルとOSバージョンをサポートします。

ステップ 1.上記のボタンからソフトをダウンロードして起動したら、iPadをパソコンに接続します。ホーム画面で「システムを修復」>「標準モード」をクリックすると、ソフトは自動的にデバイスを検出され、次のステップに進みます。

修復モードを選択

ステップ 2.デバイスを認識したら「次へ」をクリックして、ソフトが認識したファームウェアのバージョンが表示されます。希望するファームウェアを選択して「ダウンロード」をクリックしましょう。

ファームウェアをダウンロード

ステップ 3.確認して「開始」ボタンをクリックすると、修復が始まります。デバイスが自動的に再起動するまでは操作せずに、再起動後に正常に戻っていることを確認してみましょう。

修復開始

4iPadアップデートの失敗

アップデートが失敗した場合はシステムが正常に作動せずに、iPad電源が入らないことがあります。その時、iTunesを経由して再度アップデートをすることも可能です。次の手順に従ってやってみよう!

ステップ 1.PCにiPadを接続して、上記の強制再起動の方法を使用して、iPadをリカバリーモードにします。

ステップ 2.デバイスが認識されてから、iTunesで左上のアイコンをクリックして「概要」に移動します。

ステップ 3.「アップデート」をクリックすると、もう一度ポップアップが表示されるのでそのままアップデートを再度クリックします。

ステップ 4.アップデート後はiTunesに表示される操作をそのまま実行して、再インストールをしましょう。

iTunes iPad アップデート

5iPadに深刻なシステムエラーが発生

上記の方法を試しもiPad電源が入らない問題を解決できないなら、iPad本体に深刻なシステムエラーがあるかもしれません。その場合には、リカバリーモードから復元して、工場出荷時の状態にリセットさせる方法で解消させる必要があります。ただし、一度データが全て消えるため、バックアップがあったほうが良いです。

ステップ 1.アップデート方法と同じように、iTunesを開き、iPadをリカバリーモードにしてPCに接続します。

ステップ 2.左上にあるアイコンをクリックして概要を開いて、「iPadを復元」をクリックします。

ステップ 3.ポップアップに表示された「復元」をクリックすると、iPadが初期化されます。

iTunes iPad 復元

Part 3.iPad電源が入らない時、専門店に行く必要あるケース

iPad電源が入らない問題が発生した時、システム関連のエラーや不具合は自分で直せることもありますが、以下のような原因の場合は専門店に持っていく必要があります。

  • 強制的に再起動したりシステムを修復したりしても画面に変化がない
  • 画面が真っ黒のまま電源が入らなくて、怪しい小さな音声または振動が出来た
  • 水濡れ、水没後の不具合
  • ボタンの破損や液晶の破損など

これらは物理的に内部で不具合が生じているケースです。この場合は、部品そのものを検査して交換する必要があるため、専門店に頼まなければなりません。


まとめ

今回はiPadの電源が入らない原因と対処方法をまとめて紹介してきました。リカバリーモードでリセットした場合、バックアップがなければ全てのデータが初期化されてしまうので、日頃からこまめにバックアップを取っておくことが大切です。

また、簡易的なエラーや一時的な不具合は専門のiPad修復ソフトで解消出来ることも多くあります。もしもiPadの電源が急に入らなくなった場合には、初期化する前に下でツールをダウンロードし使用して、不具合が解消出来ないかどうかを試すことを強くおすすめします。