学校を卒業した後もIT部門によってiPadが管理されている場合、デバイス上でアクセスできる機能が制限されることがあります。このような場合、MDMによる制限を解除する必要があります。今回はその方法をご紹介します。

MDMを削除する方法

Part1:MDMプロファイルを削除する方法

1MDMとは

モバイルデバイス管理(MDM)とは、iPhone、iPad、Macなどのデバイスにデータや設定を配布する方法です。すべてのApple製デバイスに搭載可能です。MDMにより、組織内のデバイスの管理、監視、サポートがスムーズに行えるようになります。

MDMをもっと詳しく知りたいユーザー向け:
【MDMとは?その選び方や導入するメリットなどを解説】

2MDMの主な機能

iPadデバイス管理ソフトウェアを使用する目的は、単に安全性を確保するためだけではありません。iOSデバイスをユーザーの手元に届け、各種アプリケーションの設定やユーザー権限の付与を完了させるまでのプロセスを短縮することができます。1,000人であろうと1万人であろうと、ツールの持つ拡張性により、全ての機能を確実に管理することができます。

3学校のiPad上でのMDMの仕組み

MDMが学校のiPadに搭載される理由はあながち単純なものではありません。学校は生徒に与えられる全ての端末をある程度管理する必要があります。IT部門だけでなく、教師でさえも、生徒が授業中にどのようにコンピュータを使用するか、詳しく管理することができます。

すでにお気づきかもしれませんが、生徒は自分のデバイスを使って様々なコンテンツ、特にプライベートなコンテンツにアクセスすることができてしまいます。そこで学校側は、生徒のモバイル端末をモバイル管理ソフトウェアと連携させ、生徒の行動をリアルタイムで監視したり、端末上での行動を制限したりすることができるようにしました。MDMを使えば、教師は全生徒の画面をリアルタイムで見ることができ、生徒の端末にURLを送信したり、生徒の画面をロックしたり、生徒、教師、教室のディスプレイの間でスクリーンミラーリングを行うこともできます。

4なぜMDMを解除する必要があるのか

しかし、すでに学校を卒業された方や、学校のMDMが入った中古のiPadを購入された方は、学校のiPadのデバイス管理の削除が必要です。

Part2:学校のiPadからMDMプロファイルを削除するための最も安全な方法

学校のiPadからMDMプロファイルを削除するには、学校のIT部門に連絡するのが一番確実です。学校のIT部門に連絡すれば、自分でプロファイルを削除するためのストレスやプロセスを省くことができます。

iPadの製造番号が学校のデバイス登録プログラム(DEP)に登録されている場合、iPadの製造番号がDEPから削除されない限り、何度デバイスを復元しようとしても、MDMプロファイルが自動的に再表示されて再設定されてしまうため、プロファイルの削除は難しいかもしれません。しかし、学校のIT部門はMDMシステムを管理するためのフルアクセス権を持っています。

MDMの削除は簡単に行うことができます。正当な理由があれば、学校のiPadのデバイス管理削除を快く引き受けてくれるはずです。

IT部門に問い合わせることができない場合は、ご自身で学校のiPadからMDMプロファイルを削除する必要があります。

Part3:学校用iPadのデバイス管理を自分で削除する方法

学校のIT部門に連絡する時間がなく、自分でMDMを削除したい場合は、iMyFone LockWiperがおすすめです。このソフトウェアは、Apple ID、iCloudアカウント、MDMプロファイルに関連する様々な問題を解決するのに役立ちます。MDMのアクティベーションに関して、iMyFone LockWiperはユーザー名とパスワードなしで、簡単にそのバイパス処理を行うことができます。

iMyFone LockWiper

  • アカウント・パスワードなしでも、ワンクリックでMDMを簡単に回避できる
  • iTunesやiCloudを利用せず、iPhone/iPadの画面ロックを完全に突破
  • 条件制限や複雑な操作は一切なし、パソコン初心者でも簡単に操作できる
  • 4桁/6桁の数字コード/Touch ID/Face IDなど全てのデバイスの画面ロック以外、Apple IDと機能制限パスコードも削除できる
  • スクリーンタイムロックを簡単に解除できる

ワンクリックでMDMプロフィールを削除する手順:

Step 1.ソフトを立ち上げて、ホーム画面から「MDM回避」>「開始」をクリックし、iPhoneをUSBケーブルでコンピュータと接続して「次へ」をクリックして進みます。

MDM 「MDM回避」を選択

Step 2.「回避開始」をクリックします。

MDM 「回避開始」

Step 3.プロセスが完了すると、MDM画面が回避されデバイスは正常に再起動します。

MDM 回避完了


結論

以上ではMDMロックで管理されたiPadのロックを削除、解除する方法をまとめて紹介しました。最もおすすめなのは学校経由ではなく、自分でもMDMロックをワンクリックで削除できる方法です。専門家による開発されたiPhoneのロックを解除するツールiMyFone LockWiperを利用することです。今すぐ無料版をダウンロードして試してみましょう!