「iPhoneに追加された『サイト越えトラッキングを防ぐ』って何？「トラッキング拒否の設定は、オン・オフどっちに設定すればいいの？」
インターネットの普及によって私たちの生活はたいへん便利になりましたが、サイト越えトラッキングによって、知らないところで企業に自分のプライバシー情報が漏れてしまっています。
一体、どうやったら自分のプライバシー情報を守れるのでしょうか。そこでこの記事では、サイト越えトラッキングを防ぐ設定方法とそのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
Part1：サイト越えトラッキングとは？
サイト越えトラッキング相関情報のチュートリアルビデオ
サイト越えトラッキングとは、インターネット上の行動履歴がサイトを越えて追跡し、記録された情報を利用してユーザーの興味関心に最適化された広告を表示させるものです。
現在では、サイト越えトラッキングによってさまざまなターゲティング広告が展開されています。例えば、Amazonで電子レンジをいくつか調べた後に、別のサイトを訪問したとしましょう。
すると、今までの行動履歴データが参照され、サイトを越えて広告枠に電子レンジが表示されるようになるのです。
トラッキング技術はインターネットの利便性を向上してきましたが、近年ではプライバシー保護の観点から問題視され、一部のデバイスでは拒否できるようになりました。一方で、トラッキングを拒否するとさまざまなデメリットも発生します。
Part2：サイト越えトラッキングを防ぐ設定方法
では、スマートフォンでサイト越えトラッキングを防ぐ設定方法を紹介しましょう。iPhoneはSafariの設定、AndroidスマホはChromeの設定を、それぞれ変更します。
2.1. iPhoneの場合
iPhoneの場合は、標準で搭載されているブラウザ「Safari」の設定を変更します。設定の手順は、次の通りです。
▼「Safari」でサイト超えトラッキングをオンにする手順
Step 1.ホーム画面より「設定」＞「Safari」の順に選択する
Step 2.「プライバシーとセキュリティ」にある「サイト越えトラッキングを防ぐ」を「オン」にする
これで、iPhoneのサイト越えトラッキングを防止できます。
2.2. Androidの場合
Androidの場合は、標準で搭載されているブラウザ「Chrome」の設定を変更します。設定の手順は、次の通りです。
▼「Chrome」でサイト超えトラッキングをオンにする手順
Step 1.ホーム画面より「Chrome」を開く
Step 2.右上より「…（縦の3点）」＞「設定」の順にタップする
Step 3.「プライバシー」＞「トラッキング拒否」の順に選択して「オフ」にする
これで、Androidのサイト越えトラッキングを防止できます。
Part3：サイト越えトラッキングを防ぐメリット＆デメリット
設定すれば自分のプライバシー情報が守られるメリットがありますが、サイトが正常に動作せず興味のない広告が表示されるというデメリットがあります。
3.1. サイト越えトラッキングを防ぐメリット
自分のプライバシーがきちんと保護されること。
サイト越えトラッキングを有効にしていると、自分のネットショッピングによる購買情報や、趣味趣向などが企業に知られてしまいます。
サイト越えトラッキングを防ぐとは、自分の閲覧履歴をもらさないということですので、安心してネットショッピングを楽しめます。
サイト越えトラッキングを有効にしておくと、訪問したサイトの広告表示が変化すること。
それを見た自分が、その時の気分で表示されたバナーから購入することになるかもしれません。そのため、企業に消費行動をコントロールされてしまうという怖さがあります。
サイト越えトラッキングを有効にしておけば、カスタマイズされた広告が表示されなくなるため、自分の意志で購入する製品を選べます。
3.2. サイト越えトラッキングを防ぐデメリット
サイト越えトラッキングを無効にしていると、正常に表示されないサイトが出てしまうこと。
そのサイトが、サイト越えトラッキングを使って機能する設計になっているためでしょう。例えば「ゴルフ場のレッスン空き状況のカレンダーが、正常に表示されなくなってしまう」といった不具合が報告されています。
他のサイトを横断することを前提に設計されているので「ポイ活してもポイントが正常に加算されない」といった不具合も発生する。
自分にカスタマイズされた広告が表示されなくなることで、全く興味のないものが表示される可能性がある。
追記：100％位置情報の追跡を防ぐ裏技 - AnyTo
サイト越えトラッキングとは、意図せずにユーザーの個人情報が抜かれてしまうものです。そしてトラッキング情報には、スマホのGPSを用いた「位置情報」も含まれます。位置情報すら企業に使われてしまうのは、とても怖いですよね。
プロ集団のiMyFoneが開発したソフトウェア「AnyTo」は、スマホの位置を偽装してサイトの追跡を誤解させることでサイト越えトラッキングを防止します。AnyToを利用すれば自分のプライバシーを保護するだけではなく、インターネット上のセキュリティを向上させて詐欺や盗難のリスクを軽減できます。
▼位置追跡を防ぐ手順
Step 1.ソフトウェア「AnyTo」を、PCにインストールして、AnyToを起動し、画面の指示に従ってiPhoneまたはAndroid端末をPCに接続する。画面の右上にある「テレポート」アイコンを選択する。
Step 2.AnyToに表示される地図をドラッグ＆ズームして、目的地を選択する。
Step 3.最後に目的地を選択したら、「移動」ボタンをタップすると移動成功となる。
ご覧の通り、AnyToは非常にシンプルな操作で端末の位置情報を変更できます。AnyToではその他にも、ワンクリックで位置情報を変更する機能や、複数デバイスの同時使用、ジョイスティックコントロールなどの機能もあります。
例えば、位置情報を使ったゲームアプリで、現地に行かなくてもイベントやアイテムをゲットできるなど、その使い方は多彩です。インストールは無料ですので、あなたも一度、試してみてくださいね。
結論
今回は、サイト越えトラッキングを防ぐ設定方法とそのメリット・デメリットについて解説しました。自分のプライバシー情報を送信してしまうサイト越えトラッキングは、iPhoneではSafari、AndroidはChromeに搭載されているトラッキング防止機能によって守れます。
最後にはAndroid／iPhoneの位置追跡を防ぐために、位置偽装アプリ「iMyFone AnyTo」で防止しましょう。ワンクリックでGPS位置情報を世界中のどの場所にも変更可能です。
操作も簡単で、誰でも気軽に利用できますよ。ダウンロードは無料ですので、ぜひ試してみましょう！
