「iPadOS 17から18に更新しようとしたら、“アップデートをインストールできませんでした”と表示された」
「古いiPadじゃないのに、なぜかアップデートできない!」
古いiPadであればアップデート非対応なのは分かりますが、対応機種でもiPadがアップデートできないトラブルは意外と多いです。
たとえば:
- アップデートが途中で止まる・進まない
- 「エラーが起きました」と表示されてインストールできない
- 「アップデートを検証中…」のままフリーズする
- iPadが再起動を繰り返すなど、不具合が発生する
本記事では、こうしたiPadがアップデートできないときの原因別トラブルとその解決策を分かりやすく解説します。自分の状況に合った対処法がきっと見つかります。
Part 1.iPadがアップデートできないのは操作ミスかも?iPad更新手順と事前チェック
iPadのアップデートには、主に本体でアップデートする方法とパソコンのiTunesを経由する方法があります。iPadが更新できない時、まずはやり方は正しいかどうか確認しましょう!
iPadアップデートの方法:本体だけ
ステップ 1.「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」に進みます。
ステップ 2.利用可能な最新iPadOSが表示される場合、「ダウンロードとインストール」をタップして、パスコードを入力します。
ステップ 3.すると、アップデートが開始されます。完了してiPadが再起動されるまで待ってください。
Tips.
ダウンロード画面で「自動アップデート」項目があります。それをタップしてオンにすると、自動アップデート機能をオンにすれば、Wi-Fi接続と充電中の状態でiPadOSアップデートが自動的にインストールされ、更新忘れを防げます。
iPadアップデートの方法:パソコン経由
Wi-Fi接続が不安定だったり、本体更新でエラーが出る場合は、iTunes経由の方法も有効です。
ステップ 1.WindowsまたはMacパソコンでiTunesを起動し、iPadを接続します。
ステップ 2.ウインドウの左上にある「iPad」アイコンをクリックしてから「概要」をクリックします。
ステップ 3.「アップデート(更新プログラム)を確認」をクリックして、最新のアップデートがあれば「アップデート」をクリックして更新を行います。
上記の2つの方法を試すことで、多くのユーザーがアップデートに成功した実績があります。エラーが出る場合は、まず方法の確認から始めてみましょう。
Part 2.iPadがアップデートできない原因チェックリスト
正しい手順を踏んでいるのにiPadがアップデートできない場合、いくつかの共通した原因が考えられます。以下のチェックリストから、ご自身のiPadに当てはまる項目がないか確認してみましょう。
- 空き容量が不足している
iPhoneと同様に、iPadOSのアップデートには十分なストレージ空き容量が必要です。少なくとも5GB以上の空きがないと、正常にダウンロード・インストールができません。 - iPadが一時的にフリーズ・動作不良を起こしている
iPadシステムが一時的に不安定になると、アップデートが開始されない・途中で止まるといった不具合が発生することがあります。 - iPadOSそのものにバグ・不具合がある
すでにインストールされているiPadOSが不具合を起こしている場合、次のアップデートにも影響を及ぼします。(最速のiOS修復方法へ) - Wi-Fiなどネット通信が不安定
Wi-Fiモデルを使っているiPadは、ネット環境の影響を受けやすいです。通信が不安定だと、「アップデートを準備中」から進まないや、アップデートが終わらないといった症状がよく見られます。 - アップデートファイル自体に破損がある
iPadOSファイルのダウンロードは完了していても、ファイル自体が破損しているとアップデートに失敗します。頻繁には起きませんが、可能性として無視できません。
Part 3.iPadがアップデートできない時の対処法まとめ
上で確認した原因に基づいて、それぞれの状況に合った対処法を見ていきましょう。
動画マニュアルで具体的な操作を分かりやすく確認⇩
1空き容量不足でアップデートできない時の確認&解決法
まずは、「設定」>「一般」>「iPadストレージ」をタップして、現在のストレージ使用状況を確認しましょう。
不足している場合はアプリなどを削除して、空き容量を増加してくださいね。
また、アップデート時にはアプリやブラウザは全て消した状態で本体ストレージに余裕を持たせておきましょう。
2一時的な不具合でアップデートが止まる時の対処法
再起動は万能方法として、一時的な不具合を解消することに対応します。なお、再起動の方法には、通常の再起動(電源の入れ直し)と強制再起動の2種類があります。iPadのモデルによって具体的な手順は少々違いますが、以下で確認しながら対処してみよう。
iPadを再起動する方法
- ホームボタン搭載のiPad:画面に「スライドして電源を切る」が表示されるまで「音量ボタン」の1つと「サイドボタン」を同時に長押しします。電源オフした後30秒ほど、再度「トップボタン」を押します。
- Face ID搭載のiPad:画面に「スライドして電源を切る」が表示されるまで「トップボタン」を長押しします。電源オフした後30秒ほど、それを再度押します。
iPadを強制再起動する方法
- ホームボタン搭載のiPad:ホームボタンと電源ボタンを同時に押し、Appleロゴが表示されたら、両方のボタンを放します。
- Face ID搭載のiPad:音量を上げるボタンを押してから素早く放し、音量を下げるボタンを押してから素早く放します。そして、iPadが再起動するまで電源ボタンを押し続けます。
3iPadOSにバグ・不具合がある場合の対処方法
iPadOSのバグ・不具合のせいで、iPad本体の設定ではなく、PC経由で更新を実行すればアップデートを進めるかもしれません。この場合、多くの方が専門店への相談を考えるかもしれません。
朗報です!実は自宅にいながら機械に不慣れな方にも手軽に利用できるツールがあります!それは、「iMyFone Fixppo」という最新iPadOSへのアップデート(ベータ版も含む)に対応する専門ソフトです。操作はシンプルで、3ステップだけで簡単に更新を完結できます。2つの修復モードでiPadOSのバグ・不具合も簡単に修正できます。

- 動作が安定する有線接続を利用し、アップデートエラー発生のリスクは低い
- 20分ほどの高速で最新のiPadOS更新を行え、前のバージョンに戻ることも可能
- 既存のデータを失わないでリンゴループ、再起動の繰り返しなど150+更新後の不具合を解消
- 専門知識はない初心者でも自宅でiPadを修理でき、情報漏洩の恐れはない
FixppoでiPadをアップデートする方法
ステップ 1.上記のボタンをクリックし、ソフトをWindowsあるいはMacパソコンにダウンロードして起動します。ホーム画面で「iOS更新/ダウングレード」>「iOSをアップデート」を選びます。
ステップ 2.iPadをパソコンに接続して、次の画面で使えるファームウェアのバージョンが表示されます。更新したいiPadOSを選択して「ダウンロード」をクリックしましょう。
ステップ 3.「iOSのアップデートを開始する」ボタンをクリックすると、バージョンアップは開始します。
完了になると、デバイスが自動的に再起動して、最新のiPadOSも搭載されます。
Tips:
自力でiPadアップデート後の不具合を修復したければ、ここのFixppo公式ガイドでAppleシステム修復機能の使い方もご確認ください。自力で対応可能なので、Apple Storeなどの専門店の修理に高額な費用を支払わなくて済みますよ。
4Wi-Fi・通信エラーでアップデートが進まない時の対処法
アップデート中の通信エラーを防ぐために、iPadはWi-Fiルーターの近く、同じ部屋で操作するのが理想です。また、アップデート中は他の操作を控えることで、通信速度を安定させやすくなります。
それでも改善しない場合は、ネットワーク設定のリセットも有効な方法です。
ステップ 1.「設定」>「一般」>「リセット」の順にタップして、次の画面で「ネットワーク設定をリセット」をタップします。
ステップ 2.画面指示に従って、パスコードを入力します。
ステップ 3.ポップアップメッセージで再度確認します。
リセット後はiPadを再起動しましょう。もしネットワーク設定に問題があった場合、これで通信エラーが解消され、アップデートがスムーズに進むはずです。
5ダウンロード済みのファイルが壊れている場合の再対処
ダウンロードした新iPadOSのファイルを削除して再試行すればいいです。
iPadOSアップデートファイルを削除する方法
ステップ 1.「設定」>「一般」>「iPadストレージ」の順にタップします。
ステップ 2.アプリ一覧で下にスクロールし、「アップデートファイル」を見つけて選択します。
ステップ 3.「アップデートを削除」をタップして、確認メッセージでもう一度タップしましょう。
後は「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から新しいiPadOSファイルを再ダウンロードして、更新を再試行しましょう。
Part 4.古いiPadアップデートに関するよくある質問
質問1 古いiPadが最新のiOSにアップデートできない?
古い世代のiPadは、メジャーアップデートのサポート対象外となることがあります。
正式版では、最新のiPadOS 18.5がリリースされています。Appleの公式ページによって、対応機種は
- 12.9インチiPad Pro(第3世代以降)
- 11インチiPad Pro(第1世代以降)
- iPad Pro(M4)
- iPad Air(M2)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad(第7世代以降)
- iPad mini(第5世代以降)
上記の機種が対応機種として発表されており、それ以外はサポート対象外となります。以前のiOSのサポート状況については、Apple公式セキュリティリリースページで確認できます。
ベータ版では、iPadOS 26が最新となります。iOS 26・iPadOS 26の情報まとめによって、対応機種は
- 12.9インチiPad Pro(第3世代以降)
- 11インチiPad Pro(第1世代以降)
- iPad Pro(M4)
- iPad Air(M2)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad(第8世代以降)
- iPad mini(第5世代以降)
対応機種であれば、Part 1で紹介するiPadOSをアップデートする方法を使えば、更新できます。ただし、iPadが古くなりすぎると、使用できない機能が増えることはもちろん、セキュリティ面にも不安定な部分が出ます。そのため、アップデートせずに使い続けるか、新しい機種に買い替えるかを検討すべき時期に差し掛かっていると言えるでしょう。
質問2 古いiPadはいつまで使えるか?
古いiPadの使用可能期間はさまざまな要因によって異なりますが、一般的には5〜6年程度が目安とされています。AppleによるiPadOSのサポートが終了すると、新機能の追加やセキュリティアップデートを受けられなくなり、徐々に使用制限が増えていく可能性があります。
ただし、アプリの互換性やパフォーマンスも重要な要素です。アプリやタスクによっては、古いiPadがまだ満足のいく性能を提供することもありますが、最新の機能や安全性を重視する場合は、新しいモデルへの買い替えを検討するのが安心です。
最後に
今回は、iPadのアップデートができない場合について、正しい更新方法や考えられる原因、対処法を詳しく解説しました。ご紹介した方法を試すことで、無事にアップデートが完了できれば幸いです。
また、iPadのようにWi-Fi接続が中心のデバイスでは、通信エラーやデータ破損による不具合が発生しやすくなります。そのため、トラブル時には素早く修復できるiPad不具合修復ソフトを活用するのも安心です。ぜひ無料でダウンロードして、お試しください。