LINEでは、今までのトーク履歴を、テキスト形式のファイルで保存し送信することができます。LINEでは個々のトーク履歴を誤って削除してしまうと復元は困難なのですが、この機能により、トーク相手に依頼することでトーク履歴を送信し、再度確認することができます。

LINEトーク履歴が送信できない原因と対処法

他にもトーク履歴のバックアップをとっておきたい時、他の人とトーク履歴を共有したい時などにも非常に便利な機能ですが、何らかの原因でトーク履歴を送信できないケースもあります。

本記事では、LINEのトーク履歴が送信できない際の原因や対処法を解説してきます。

Part1:LINEトーク履歴を送信する方法

LINEのトーク履歴が送信できない際の原因や対処法を確認する前に、まずは通常のトーク履歴の送信方法を改めておさらいします。

▼スマホでLINEトーク履歴を送信する手順

Step 1.LINEで履歴を送信したいトークルームを開く。

Step 2.画面右上のメニューアイコンをタップする。

iPhoneでトーク履歴を送信

Step 3.「その他」をタップする。

Step 4.「トーク履歴を送信」をタップする。

Step 5.トーク履歴を送信する方法を選択する。

Step 6.選択した方法でトーク履歴を送信する。

iPhoneでトーク履歴を送信

▼PCでLINEトーク履歴を送信する手順

Step 1.メニューアイコンをクリックする。

Step 2.「トークを保存」をクリックする。

Step 3.「現在画面に表示されているトークメッセージのみテキスト形式で保存されます」と表示されたら、「OK」をクリックする。

Step 4.トーク履歴の保存場所を選択して保存する。

Step 5.トーク履歴が保存される。

PC版LINEトークリスト

Part2:LINEトーク履歴が送信できない原因

では、LINEのトーク履歴を送信することができないときに考えられる原因についてみていきます。

1写真・音声・動画が送信されない

まずは、写真・音声・動画のみが送信されない原因についてです。テキスト形式では、そもそも写真・動画・音声はトーク履歴として送信されません。テキスト形式のファイルでは文字しか取り扱えないので、写真や動画、音声のようなファイルは送信されません。

トーク履歴のファイルを開くと、文字以外のファイルの部分は以下のように文字で置き換えられて表示されます。

2通信環境が悪い

次に通信環境が悪いケースです。通信環境が悪いためにLINEのトーク履歴が送信できない場合が考えられ、その場合はメッセージ自体が送られずエラーになっていると思われます。

3LINE、スマホの不具合

LINEやスマホ自体の不具合の可能性も考えられます。この場合は画面がすぐに固まってしまったり、アプリが起動してはすぐに落ちてしまったりするような現象が発生しがちです。

Part3:LINEトーク履歴が送信できない時の対処法

LINEのトーク履歴が送信されない場合の対象法として以下のような対処法が挙げられます。

3.1. 送信したい写真・動画・音声はそのまま相手に送る

写真・音声・動画が送信されない場合は、トーク履歴の送信機能では、そもそも送れないため、相手に依頼してその当時送ってもらっていた写真・音声・動画をそのまま送ってもらいましょう。(以下は依頼して実施してもらってください。)

▼そのまま相手に送信する手順

Step 1.送りたい相手のいるトークを開く。

Step 2.画面左下の「+」をタップする。

Step 3.写真・音声・動画を選択して「紙飛行機アイコン」をタップして送信する。

LINEボイスメッセージを送る

3.2. 電波の良いところに移動、Wi-Fiにつないでから再試行

通信環境が悪く送信できない場合には、電波の良いところに出てみたり、Wi-Fiにつないだりしてから再度試してみましょう。通信環境に問題がなくなればメッセージのやり取りができるようになるので、メッセージが問題なく送られればトーク履歴も送信できるようになると考えられます。

▼Wi-Fiを起動する手順

Step 1.ホーム画面で画面上部をタップし、上から下に向かってスクロールする。

Step 2.「Wi-Fiアイコン」をタップする。

Step 3.Wi-Fiに接続し直す。

Wi-Fiのオン・オフ

3.3. デバイスを再起動する

LINEやスマホの不具合、不調の場合は、アプリを再度立ち上げ直したり、デバイス自体を再起動したりしてみましょう。

▼デバイスを再起動する手順

Step 1.どちらか片方の音量調節ボタン・サイドボタンを同時に長押しする。

Step 2.「スライドで電源オフ」のスライダをドラッグする。

Step 3.iPhoneの電源が切れたら、Appleのロゴが表示されるまで再度、サイドボタンを長押しする。

iPhoneを再起動する方法

▼アプリの再起動する手順

Step 1.画面の下端から上方向にスワイプし、画面の中ほどでそのまま指を止める。

Step 2.使用中のアプリの一覧画面を開いたら、LINEのプレビュー画面で上方向にスワイプしてアプリを終了させる。

iPhoneの起動したアプリを全部閉じる

3.4. LINEを最新バージョンにする

また、LINE自体のバージョンが古くてうまくいかない可能性も考えられます。自身のLINEのバージョンが最新か確認してみましょう。

▼LINEを最新バージョンにする手順

Step 1.「App Store」アプリを起動する。

Step 2.画面右上のプロフィールアイコンをタップする。

Step 3.「利用可能なアップデート」のアプリ一覧に「LINE」がある場合は、横にある「アップデート」をタップする。

LINEのバージョンアップ

追記:機種変更する際LINE全トーク履歴を一括転送する裏技

最後には機種変更する際、大事なLINEトーク履歴を14日前のも含めて、すべて同・異OS間転送する方法を同時に紹介します。それは「iTransor for LINE」を利用することです。異なるOS間で14日間以上のLINEデータでも簡単に引き継ぐことができ、1クリックでLINEを無料バックアップすることができます。以下サイトから方法を確認してみましょう。

iTransor for LINE
iTransor for LINE
  • 【LINEを同OS異OS間移行】14日以前の含めAndroidとiPhone/iPadの間でLINEトーク履歴をを引き継ぎできる。
  • 【好みの形式でPCにエクスポート・保存】多様な形式でPCにエクスポートし、すべてメディア付けのデバイスで閲覧できる。
  • 【無料バックアップ&復元】無料バックアップしたうえ、iOS/AndroidへLINEトーク履歴を直接復元できる。
今すぐデータ転送

▼異なるOS間LINEデータ転送する手順

ステップ1:iTransor for LINEをインストールして、起動します。画面の指示通りでPCにデバイスを接続します。左側一番目の「AndroidとiOSデバイスの間でLINEデータ転送」を選択して、「スタート」をクリックします。

iTransor for LINEを起動します

ステップ2:画面の指示通りでGoogleドライブでLINEをまずバックアップします。

iTransor for LINE Googleドライブでバックアップ

ステップ3:LINEをフルバックアップするためにまず端末で「適当の暗証番号」を入力して、次にPCで先入力した暗証番号を同じく入力します。

Androidにバックアップ暗証番号を入力

ステップ4:次に自動的にメディアを含めてすべてのデータを転送するために必要なソフトをダウンロードします。Androidデバイスで「設定」>「アプリ」>「iTransor Assistant」>「権限」の手順で進んで、ストレージの権限を「オン」にします。そしてPCに「完了」ボタンをクリックします。

Androidアシスタント権限を開く

ステップ5:転送先に同じLINEアカウントをログインして、最後のデータ転送成功するまでそのまま待ってください。

iPhoneでLINE登録


最後に

今回の記事では、LINEのトーク履歴が送れないときの原因や対処法、裏技についてみてきました。最後に機種変更する際大事なLINEトーク履歴を一括安全に転送するソフトiTransor for LINEも同時に紹介しました。今すぐ無料版で無料かつ無制限のバックアップ&閲覧を試してみましょう。データの安全を100%保証できます。