「Android端末の位置情報をオフにしたい……」
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
確かに最近、若者を中心にスマホの位置情報をお互いに共有するアプリが流行っています。
一方で、位置情報アプリに関係するストーカー被害などの報道もありますので、本当に危険性はないのか、そもそもスマホの位置情報をオンにする行為にリスクはないのか、心配してしまうお気持ちはとてもよく分かります。
そこでこの記事では、スマホの位置情報共有アプリは本当に危険なのか、そして追跡への対処法について、詳しく解説します。
Part1:スマホの位置情報をオンにすると危険なのか?
スマホの位置情報をオンにすると、本当に危険なのでしょうか?そこで、写真とWebサイトそれぞれから見た危険性について、検証してみました。
1写真方面から見ると
写真方面から見ると、スマホの位置情報をオンにすることでさまざまな危険があることが分かります。
スマホの写真には「Exif情報」が自動で書き込まれますので、特定のアプリを使えば、撮影した場所が容易に特定できます。
そのため、自宅や職場で撮影した写真を不用意にインターネットに投稿すると、不特定多数の人たちにそれらの位置がバレてしまうのです。
X(Twitter)やInstagramなど、最近のSNSなどではアップロードされた写真から自動で位置情報を削除してくれるようになりましたが、一方で削除されないアプリもあります。
▼カメラの位置情報をオフにする手順
ステップ 1.ホーム画面より「設定アプリ」を開く
ステップ 2.「プライバシー」>「位置情報サービス」>「カメラ」の順に選択する
ステップ 3.「許可しない」を選択する
▼写真の位置情報を削除する手順
ステップ 1.ホーム画面より「写真アプリ」を開く
ステップ 2.写真を選択する(複数選択も可能)
ステップ 3.「i」>「調整」>「位置情報なし」の順にタップする
2Webサイト面から見る
今度は、Webサイトの面で見てみましょう。
スマホの位置情報をオンにすると、Webブラウザもさまざまなシーンで位置情報を利用します。
例えば、位置情報をオンにしたデバイスのWebブラウザを使って、Googleで検索すると「現在の位置情報を利用します」とメッセージが表示されます。
これに同意すると、現在の位置情報が検索結果に反映されるようになるのです。「ショッピングセンター」と検索すれば、今いる位置の近くにある施設が優先的に検索結果として表示されます。
これで検索の利便性は高くなりますが、匿名性は保たれず、自分のプライバシーがサイトに筒抜けというデメリットがあります。そこで、Webブラウザの位置情報をオフにする方法について、iPhone、Androidそれぞれの手順を解説しましょう。
▼「iPhone」Safariの位置情報をオフにする手順
ステップ 1.ホーム画面より「設定アプリ」を開く
ステップ 2.「プライバシー」>「位置情報サービス」>「Safariのサイト」の順に選択する
ステップ 3.「許可しない」を選択する
▼「Android」Chromeの位置情報をオフにする手順
ステップ 1.「Chromeアプリ」を開く
ステップ 2.「︙(縦の3点)」>「設定」>「サイトの設定」>「現在地」の順にタップする
ステップ 3.「位置情報」のスイッチを「オフ」にする
これで、ブラウザを使っても自分のプライバシーが守れます。なお、位置情報をオフにすると検索結果の精度が低下しますので、注意しましょう。
Part2:位置情報共有アプリって何でしょうか?危険なのでしょうか?
スマホで撮影した写真に付与したりWebサイトの検索結果で活用したりと、位置情報は様々なシーンで使われています。
近年では、若年層を中心に相手と位置情報を共有できるアプリが流行しています。この「位置情報共有アプリ」について、危険性も含め詳しく見ていきましょう。
01位置情報共有アプリの機能
位置情報共有アプリとは、スマホに搭載されているGPSを使って、自分の居場所を把握したり、家族や友だちと共有したりできるアプリです。
若者世代を中心に使われており、登録した相手の現在位置や移動速度、滞在時間などが共有できます。
例えば、あえて集合場所や時間を決めずお互いに様子を見て待ち合わせたり、相手の居場所や滞在時間を見て、何をしているのかを推測した上で連絡を取るなど、その使われ方はさまざまです。
何より、登録した相手の居場所が画面上に表示され続けますので、仕事をしている人、旅行に出ている人、それぞれの近況が分かり、常に人とつながっているという喜びを感じられます。
02位置情報共有アプリの危険性
このように便利で楽しい位置情報共有アプリですが、注意すべきポイントもいくつかあります。アプリで自分を登録している相手には、いつでもどこにいるのかが筒抜けです。
したがって信頼できる人だけ登録しておかないと、交友関係のトラブルやストーカー被害などに発展してしまうリスクがあります。
なお、位置情報共有アプリには自分の居場所を曖昧にしたり停止したりする機能がありますので、信頼できなくなってしまった相手に活用し、最終的には削除するといいでしょう。
追記:100%位置情報の追跡を防ぐ方法
位置情報をオンにすることが本当に危険なのか、また、スマホの位置情報共有アプリにはどのようなリスクがあるのか、少しでもご理解いただけたのではないでしょうか。位置情報の共有は非常に便利な機能である反面、思わぬ危険を招く可能性もあります。
では、この位置情報による追跡を防ぐ方法はないのでしょうか?
実は、スマホの位置情報を変更することで、追跡を完全に回避する方法があります。それが、「iMyFone AnyTo」の利用です。
▼世界のどこにいても位置情報を変更する手順
ステップ 1.上記のボタンからAnyToをPCにインストールして、起動し、画面の指示に従ってiPhoneまたはAndroid端末をPCに接続する
ステップ 2.画面の右上にあるメニューバーの左から1番目の「テレポートモード」を選択する。AnyToに表示される地図をドラッグ&ズームして、仮想ルートの経由地を選択する
ステップ 3.目的地を選択したら、移動ボタンを押す
まとめ
今回は、スマホの位置情報共有アプリは本当に危険なのか、そして追跡への対処法について解説しました。位置情報をオンにする方法は簡単ですが、写真やWebサイトの面から見ると一定のリスクがありますので、この記事を参考に必要に応じてオフに変更しましょう。
また、位置情報共有アプリは、友だちや家族の居場所をいつでも確認できる便利なツールですが、トラブルに発展する可能性もあるため注意が必要です。位置情報による追跡を確実に防ぎたい方には、位置変更ソフト「iMyFone AnyTo」のご利用をおすすめします。無料でお試しいただけますので、ぜひ一度使ってみてください。