iPhoneに不具合が発生すると、初期化をすることで改善されることが多いです。または、iPhoneやiPadを新しい端末に機種変更したり、古い端末を家族や友人に譲渡したり、中古ショップや携帯会社へ下取りに出したり、売却したりする時も、個人情報を消すためデバイスを初期化する必要もあります。
しかし、初期化は「難しい」「面倒くさい」と思い、方法が分からない方は多いです。実は自分で簡単にiPhoneを初期化をすることができます。それでは、iPhoneを完全に初期化(リセット)する方法を三つ紹介します。
iPhoneを初期化するとどうなるか?注意点は?
iPhoneを初期化すると、保存してあった全データが端末から消去され、各種設定もデフォルト状態になり、デバイス自体が工場出荷時の状態に戻ります。
初期化で消去されるもの
- 端末内に保存してある写真やビデオ、音楽、連絡先、メッセージ、アプリ、メモなど、すべてのデータ。
- パスコード、Face ID/Touch ID、Apple ID、スクリーンタイム(機能制限)、Wi-Fi、Bluetooth、位置情報など、すべての設定。
また、工場出荷時の状態初期化したら、iPhone/iPad/iPod には、最新バージョンの iOS/iPadOS/iPod ソフトウェアがインストールされます。
iPhoneを初期化する前にやっておくべき4つのこと
iPhoneの初期化を徹底させるため、事前の準備として、やっておくべきことが4つあります。
- 大切なデータを失わないよう、必ずiPhoneのデータをバックアップします。
- 「iPhoneを探す」をオフにして、iCloudやApp Storeなどからサインアウトします。
- Apple Watchを使用している場合、Apple Watchのペアリングを解除します。
- iPhoneからAndroidスマホに機種変更する場合、iPhoneでiMessageやFaceTimeなどの登録を解除します。
ご注意:「iPhoneを探す」が有効なままだと、初期化「アクティベーションロック」がかかってしまい、次の使用者が端末を利用できませんので、必ず解除してください。
iPhoneを工場出荷時の状態に初期化(リセット)する3つの方法
それでは早速ですが、iPhoneを工場出荷時の状態に初期化(リセット)する確実な方法を3つ説明します。それぞれの詳細操作手順を確認していきましょう。
設定からiPhoneを完全に初期化する方法
iPhoneを完全初期化は、端末のみで実行できます。デバイス本体の「設定」アプリを開き、「一般」>「リセット」の順にタップして、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選びます。
そして操作確認のため、パスコードの入力画面が表示されます、パスコードと Apple ID のパスワードを入力し、「iPhoneを消去」をタップします。
これで、端末が初期化を実行し、しばらく待つと、全データと全データが消去され、iPhoneは工場出荷時の状態に戻ります。
iTunesを使ってiPhoneを完全に初期化する方法
iTunesはiPhoneやその他のiOSデバイスユーザーのために色んな機能を備わっています。デバイス間で音楽やメディアファイルを共有しあうことができ、同期ができる機能もあり、ファイルをバックアップすることもでき、iPhoneの初期化も可能です。というわけで、iTunesを利用して皆さんのiPhoneを初期化するためには、以下の手順通りにやってみてください。
パソコンにiPhoneを接続して、接続が確認されたらiTunesが自動的に起動されます。パソコンにアクセス権をあげるためにパスコードを入力する必要があるかもしれません。
接続している状態で、手動でiPhoneをリカバリーモードにします。
iTunesで以下のウインドウが表示されたら、「復元」ボタンをクリックし、iPhoneを工場出荷状態に初期化します。
iTunesなしでiPhoneを完全に初期化する一番よい方法
iTunesで初期化を行うと、iTunesがiPhoneを認識しない、動作が重くて使いにくい、手動でリカバリーモードに入れない、またはエラーが出て初期化できないなどの問題がよくあります。その際には、iTunesを使わずに、より簡単で使いやすい初期化方法を使いましょう。
「iMyFone Umate Pro」はiOSデバイス専用データ消去ツールとして、iPhone/iPad/iPod touchが接続可能な状態にある限り、デバイスをリカバリーモードにする必要がなく、パスコードやiTunesがなくても、わずか数ステップでデバイスを完全リセットし、工場出荷時の状態に戻すことができます。
事前準備は簡単で、下記ダウンロードボタンよりソフトをインストールするだけです。
ステップ1:Umate Proを起動して、USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。
ステップ2:「すべてのデータを消去」を選択して、「消去」をクリックします。その後削除の確認が求められるボックスが表示されます。
ステップ3:「削除」を入力してアクションを確認します。そして「今すぐ消去」ボタンをクリックすれば、お使いのiPhoneのすべてのデータが消去され、工場出荷状態に初期化されます。
最後に
iPhoneに不具合が発生してリセットしたい、または機種変更や売却・譲渡でiPhoneの全データを完全に消去する場合は、上記の方法を利用すればiPhoneを簡単に初期化できます。iPhone自体でリセット機能を利用するのは一番楽ですが、それが使えない場合なら、安全で使いやすいiPhoneの初期化(リセット)ソフトiMyFone Umate Proの使用をおススメします。