iOS 11から利用できるようになった新機能の一つとして、「画面収録」があります。それ以前の静止画面をスクリーンショットしかできなかった時代と比べるとかなりの進化を遂げたと言えるでしょう。

画面録画はシンプルな操作で行えます。この機能を使えば、内部音声や外部音声のどちらも録音することができます。簡単にiPhoneの操作方法やアプリの説明ができ、実況中継とも相性が抜群です。

便利で重宝する機能ですが、画面録画をしても音が入らないという声が多く上がっています。内部音声に関するトラブルは理由さえ分かれば誰でもすぐに対処が可能です。今回の記事ではPhoneの画面録画機能について解説していきます。

内部音のみiPhone画面録画

Part 1. 音声を入れてiPhoneの画面を録画する方法

iOS 11以降から実装された「画面収録」を使えば、画面上で行っている操作を録画することができることで、内部音声の録音が可能になります。これによって、実況動画作成も簡単にできるようになります。静止画のスクリーンショットと比べても自由度が高く、さまざまな場面で役立つ機能です。

1内部音声と外部音声録画について

画面収録機能は「内部音声」と「外部音声」が行えます。内部音声はiPhone画面内の音声が録音できます。操作音やアプリ内の音声がこれにあたります。外部音声はマイクと同じで自分の声や周りの音が録音できます。

2内部音声を含める場合

内部音声を含めて録画したい場合は「サイレントスイッチ」をオフにしなくてはいけません。「着信モード」になっていることを確かめてください。これでアプリゲームをしているときの音声を録画ができます。

iPhone サイレントスイッチ

3ナレーションなどの外部音声を含める場合

外部音声を含めて録画したい場合は「コントロールセンター」でマイクをオンにしてください。ナレーションや実況動画などを作成するなど自分の声を入れたいときは必須です。

iPhone マイク

Part 2. 音声を入れてiPhoneの画面を録画する方法

画面収録で内部音声を録画しようとしても上手に音声が入らないときがあります。その原因と対処法を説明します。

1画面録画の設定ができていない

コントロールセンターに画面収録が追加されてないのを見落としていることがけっこうあります。

設定方法は、以下の手順通りです。

Step 1.「画面録画」が「コントロールセンター」へ追加されているか確認

Step 2.追加されていなければ「設定」で「画面録画」を「コントロールセンター」へ追加

Step 3.ホーム画面に戻りスワイプで「コントロールセンター」を呼び出す

Step 4.「画面収録」アイコンをタップすると録画がスタート

iPhone 画面収録設定

2機能制限がかかっている

「画面収録」アイコンをタップしても使用できない場合は「機能制限」で「画面収録」が許可されていません。

設定方法は、以下の手順通りです。

Step 1.「設定」を開き「スクリーンタイム」をタップ

Step 2.「コンテンツとプライバシーの制限」を選択

Step 3.「コンテンツ制限」をタップ

Step 4.下にある「GAME CENTER」から「画面収録」を選択

Step 5.「許可」に「チェック」を入れて完了

iPhone コンテンツ制限

「コンテンツとプライバシーの制限」をオフに設定すると全ての制限が無効化されてしまうので注意してください。

Part 3. iPhoneの画面録画に音声が入らないときの対処法

iPhone単体ではミラーリングして画面録画を音声は入りません。音声録画をしたいのであれば、専用のソフトが必要になってきます。

1MirrorToで画面ミラーリング

 iOSデバイスの画面をパソコンに映して操作ができるのがミラーリングソフトの「iMyFone MirrorTo」で解決できます。そして、機能の一つとして画面録画が可能です。

iMyFone MirrorTo
iMyFone MirrorTo
  • 外部音も内部音も含めて画面収録できる。
  • 高画質でiPhoneの画面をキャプチャしたり画面を録画したりする。
  • 有線(USB)と無線(Wi-Fi)という二つの高速の接続方法が提供される。
  • 高解像度のウェブカメラと移動可能なマイクとして使用できる。
  • スマートフォンをPCにミラーリングした後、ライブ配信で利用できる。
無料ダウンロード 無料ダウンロード

2MirrorToで画面を操作&録画する方法

MirrorToの使い方は簡単です。

Step 1.画面上の「無料ダウンロード」でMirrorToをダウンロードして起動する。そして、「iOS」を選択します。

OSを選択する

Step 2.次に、iOSデバイスとコンピューターを同じWiFiネットワーク環境にして、画面上部の「Wi-Fi」ボタンをクリックします。

Wi-Fiをクリックする

※ 注意:ご利用のコンピュータはノートパソコンではなくデスクトップの場合は、デスクトップで「モバイルホットスポット」をオンにして、iOSデバイスをそのホットスポットに接続してください。

Step 3.iPhoneの画面がミラーリングされました。

ミラーリング完了

Tips

画像保存はキャプチャしたいページで「スクリーンショット」をクリックするだけで保存ができ、動画録音は録音したい場所で「録画画面」をクリックすれば保存ができます。

Part 4. iPhoneの画面録画に関するFAQ

 iPhone画面収録できないケースはこの2つの理由が考えられます。。

Q1: iPhone画面収録できないのはなぜですか?

iPhone画面収録できないケースはこの2つの理由が考えられます。

  • 画面設定ができていない
  • 機能制限がかかっている

上の項目で書いた「iPhone画面録画で内部音声が入らない原因」を参考にしてみてください。

Q2:iPhoneをミラーリングとは何?

「ミラーリング」とは、iPhoneの画面をテレビなど別のデバイスと同期して表示する機能です。テレビで映すことによって迫力ある大きさで見ることができます。

ただ欠点が一つあります。それはこの機能を使っている間は画面録画ができないということ。これをクリアする方法がミラーリングソフトの「MirrorTo」です。簡単な操作で画面録画が可能になります。


最後に

iPhoneの画面録画に内部音を入れる方法と入れない時の原因&解決法を解説してきました。画面録画の使い方は必ず覚えておきたい必須の機能です。使いこなすことは難しくないので、この記事を参考に使いこなせるようにしてください。

ただミラーリングで音声を出すにはミラーリングソフトの「iMyFone MirrorTo」が必要となってきます。ひごろミラーリングを使用する方にはマストなツールです。現在は30日間返金保証がついているので気軽にお試しの利用が可能です。