iPhoneのパスワードやパスコードを忘れてロックを解除できない場合、基本的には初期化して再設定する必要があります。パソコンがある場合はLockWiper、iTunes/Finder、リカバリーモードを使う方法があり、パソコンなしの場合は「iPhoneを探す」やデータ消去設定を利用する方法があります。

この記事では、iPhoneのパスワードを忘れて初期化したい時の方法を、パソコンあり・なしのケースに分けて紹介します。初期化したくない場合に確認したいポイントもあわせて解説します。

iPhone パスコード忘れた 初期化したい

パスコードを忘れたiPhoneを初期化する方法 - パソコン利用の場合

まずは、パソコンを使ってパスコードなしでiPhoneを初期化する3つの方法を解説していきます。

この動画ガイドで直感的にやり方を確認できる⇩

iPhoneロック解除ビデオ

1LockWiperでiPhoneを初期化してロックも解除

使用の前提条件:PC、他には特になし
難易度:簡単
所要時間:10~15分

パソコンが使える場合、まず検討しやすいのは専門ソフトLockWiperでiPhoneを初期化して画面ロックを解除する方法です。画面パスコードを入力できない状態でも、手順に沿ってiPhoneをリセットし、ロック解除を進められます。

lockwiper
LockWiperのおすすめ理由!

▼ LockWiperでパスワードを忘れたiPhoneを初期化する手順

ステップ 1.上記のボタンをクリックしてソフトをダウンロードして立ち上げます。ホーム画面で「画面パスコードのロック解除」を選択してください。

LockWiper ロック解除ツール

ステップ 2.ケーブルでiOSデバイスとコンピューターに接続し、「次へ」をクリックします。

iPhone パソコン 接続

ステップ 3.デバイスを接続した後、利用可能なファームウェアが自動的に検出されますので、バージョン確認して「ダウンロード」をクリックします。

lockwiper ファームウェア ダウンロード

ステップ 4.「解除開始」をクリックして、iPhoneの初期化と画面ロックの解除作業を開始します。完了するまで数分かかります。

iPhone ロック解除

2iTunes/Finderの復元機能でiPhoneを初期化

使用の前提条件:PC、Apple ID、iTunes/Finderに認識されるiPhone
難易度:簡単
所要時間:15~20分

以前にパソコンでiPhoneを同期・バックアップしたことがある場合、iTunesまたはFinderでiPhoneが認識される可能性があります。この場合は、復元機能を使ってパスコードを忘れたiPhoneを初期化できます。

▼ iTunes/Finderの復元機能でパスワードを忘れたiPhoneを初期化する手順

ステップ 1.iPhoneをパソコンに接続します。WindowsまたはmacOS Mojave(10.14)以前ならiTunes、macOS Catalina(10.15)以降ならFinderを開きます。

ステップ 2.iTunesでは左上のiPhoneアイコンから「概要」を選択します。Finderではサイドバーから接続したiPhoneを選択します。

ステップ 3.「iPhoneを復元」をクリックし、確認ダイアログが表示されたら「復元」をクリックします。

iTunesまたはFinderでiPhoneを復元

これで、パスコードを入力せずにiPhoneをリセットできます。

ただし、iPhoneが認識されない場合や「このコンピュータを信頼」の確認でパスコードを求められる場合は、この方法では初期化に進めないことがあります。

3iPhoneをリカバリーモードにして初期化

使用の前提条件:PC、Apple ID、リカバリーモードの起動
難易度:やや複雑
所要時間:20~25分

お手元にパソコンがある場合、パスコードを忘れたiPhoneを初期化するもう1つの方法は、デバイスをリカバリーモードに移行することです。iPhoneが通常どおり認識されない場合でも、リカバリーモードから復元を実行できることがあります。

▼ iPhoneをリカバリーモードにして初期化する手順

ステップ 1.モデル別にiPhoneをリカバリーモードにします。

iPhone 6S、iPhone SE、およびそれ以前:電源ボタンとホームボタンを、パソコン接続画面が表示されるまで同時に長押しします。

iPhone 7シリーズ:電源ボタンと音量を下げるボタンを、パソコン接続画面が表示されるまで同時に長押しします。

iPhone 8/Xシリーズ以降:音量を上げるボタンを押してすぐに放し、音量を下げるボタンを押してすぐに放します。パソコン接続画面が表示されるまで、サイドボタンを押し続けてください。

iPhone リカバリーモード

ステップ 2.iPhoneをパソコンに接続し、WindowsならiTunes、MacならFinderを開きます。

ステップ 3.「iPhoneに問題があります」などのポップアップが出たら、「復元」をクリックしてiPhoneを初期化してください。

リカバリーモードになったiPhoneを初期化

このように、リカバリーモードを使ってパスコードを忘れたiPhoneを初期化できます。

ただし、リカバリーモードを何度も繰り返すのはおすすめしません。また、iTunes/Finderでパスコードを忘れたiPhoneを認識できない場合は、専門のロック解除ソフトなど別の方法を検討しましょう。

パスコードを忘れたiPhoneを初期化する方法 - パソコンなしの場合

iPhoneのパスコードを忘れて初期化したいが、パソコンが手元にない場合は、以下の2つの方法を試せます。

1連続10回で間違ったパスコードを入力してiPhoneを初期化

使用の前提条件:iPhoneのパスコード設定で「データを消去」がオン
難易度:簡単
所要時間:90分くらい

iPhoneの画面ロックを設定する前に、「Face ID(Touch ID)とパスコード」設定で「データを消去」がオンになっていると、パスコード入力を10回間違えた時にセキュリティ対策として自動で初期化されます。

iPhoneのパスコード設定 データを消去

そのため、iPhoneのパスコードが分からなくても、ロック画面で連続入力すれば同様にデバイスをリセットできます。

ただし、連続で間違ったパスコードを入力すると、入力ミスの回数が増えるにつれて次に入力できるまでの待ち時間が長くなります。iPhoneが初期化されるまで90分ほどかかる場合があるため、急いでいる時には向いていません。

2iCloudサイトにアクセスしてiPhoneを初期化

使用の前提条件:Apple IDとパスワード、「iPhoneを探す」がオン
難易度:少し手間かかる
所要時間:20~25分

普段から「iPhoneを探す」機能をオンにしている場合、iCloudのデータ消去機能を使って、パスコードを忘れたiPhoneを初期化することも可能です。

▼ iCloudでiPhoneを初期化する手順

ステップ 1.初期化したいiPhone以外の端末からiCloudの公式サイトにアクセスします。

ステップ 2.Apple IDとパスワードを入力してログインします。

ステップ 3.「iPhoneを探す」をクリックし、「すべてのデバイス」というところをクリックします。

ステップ 4.Apple IDに紐づく端末が表示されるため、その中から初期化したい端末を選択します。

ステップ 5.ゴミ箱マークの「iPhoneの削除」を選択します。

iPhoneを消去

この方法を使えばパソコンがなくてもパスコードを忘れたiPhoneをリセットできますが、事前に「iPhoneを探す」をオンにしていない場合や、Apple IDが分からない場合は利用できません。

パスコードを忘れたiPhoneの初期化に関するよくある質問

ここでは、パスコードを忘れたiPhoneの初期化について、よくある質問をまとめます。

Q1:iPhoneのパスコードを忘れて初期化したらどうなる?

パスコードはリセットできますが、同時にiPhone内のデータも削除されます。各種設定、アプリ、連絡先、写真などは消え、工場出荷時の状態に戻ります。

ただし、事前にiTunes、Finder、iCloudなどでバックアップを取っていれば、初期化後にデータを復元できます。大切なデータを守るために、普段から定期的にバックアップしておきましょう。

合わせて読む: 初期化したiPhoneのデータを復元する方法

Q2:iPhoneの初期化は何時間かかる?

端末のデータ量によってまちまちですが、最短10分程度から数時間かかるケースもあるようです。平均的には1時間程度かかるとみておくと良いでしょう。

Q3:iPhoneのパスコードを忘れた時のためにするべきことは?

パスコードを忘れたときのために、何かテキストファイルやメモ帳に書き残しておくと良いでしょう。また、パスコードを使用しなくても良いように指紋・顔認証設定を利用することもおすすめします。

万が一の場合、iPhoneの初期化をスムーズにさせるために、「iPhoneを探す」も予め有効にしておきましょう。

Q4:iPhoneのパスコードを忘れた場合、初期化したくない時はどうする?

画面ロックのパスコードを完全に忘れた場合、初期化せずに解除するのは基本的に難しいです。Face IDやTouch IDで一時的に使えていても、再起動後や一定時間後にはパスコード入力が必要になります。データを失いたくない場合は、初期化前に利用できるバックアップがあるか確認しましょう。

Q5:iPhoneをパソコンなしで強制初期化できますか?

条件を満たせば可能です。「iPhoneを探す」がオンでApple IDにログインできる場合は、iCloudからiPhoneを消去できます。また、事前に「データを消去」をオンにしている場合は、パスコードを10回間違えることで初期化されます。ただし、どちらも条件を満たしていない場合はパソコンを使う方法が必要です。

Q6:iPhoneを初期化するとApple IDのパスワードも必要ですか?

初期化後にアクティベーションロックが表示される場合、元のApple IDとパスワードが必要です。Apple IDの情報も分からない場合は、先にApple IDの復旧方法を確認する必要があります。

Q7:古いiPhoneのパスコードを忘れた場合も初期化できますか?

古いiPhoneでも、対応するiTunes/Finderやリカバリーモードを使えば初期化できる可能性があります。機種やiOSバージョンによって操作手順が異なるため、利用中のモデルに合う方法を選びましょう。


まとめ

今回は、iPhoneのパスコードを忘れて初期化したい時の方法を紹介しました。パソコンがある場合はLockWiper、iTunes/Finder、リカバリーモードを使う方法があり、パソコンなしの場合は「iPhoneを探す」やデータ消去設定を利用する方法があります。

急いでiPhoneを初期化して画面ロックを解除したい場合は、方法1の専門的なロック解除ツールLockWiperを利用するのも一つの方法です。初期化後はデータが削除されるため、バックアップがある場合は復元も忘れずに行いましょう。