近年、操作性や利便性に優れたモバイルデバイスを利用する企業が増えてきている中で注目を集めているのが「MDM」です。MDMとはスマートフォンやモバイル端末をまとめて管理・設定することができるシステムのことをいいます。

MDMという名前は聞いたことがあるという方はいても「MDMを導入することでどんなメリットがあるの」「どのMDM製品を選べばいいの」といった詳しいことまではわからないという方がほとんどなのではないでしょうか。

この記事ではMDM(iOS 15にも適用)とは何かという基本的なことから導入するメリットや選び方まで解説していきます。

MDMのID・パスコードを忘れた場合⇒iMyFone LockWiperで回避せよ(操作方法はこちらへ)

1.MDMとは

MDM 概念図

MDMとは「Mobile Device Management」の略称で、先ほども述べたようにスマートフォンやモバイル端末をまとめて管理・設定することができるシステムです。業務を行う上で必要なアプリだけを一斉インストールしたり、その逆で業務上必要のないアプリのインストールや機能に利用制限をかけたりできます。

また、今まで一台ずつ行っていた各種設定および変更作業もまとめて行うことができるため、多くの端末を使用していたとしてもすぐに対応することが可能です。

万が一端末を紛失したときでも遠隔操作でリモートロックをかけたり、位置情報を把握できたりするMDMもあり、情報が漏れる心配がありません。

2.MDMを導入するメリット

MDMを導入することで得られるメリットは3つあります。

  • 複数端末の管理および設定が行える
  • 私的利用を防げる
  • 端末を紛失した際の情報漏洩を防げる

2.1 複数端末の管理および設定が行える

MDM を導入すれば複数端末の管理および設定に手間がかからなくなります。

業務上必要なアプリは一斉送信できますし、必要のないアプリや機能に利用制限をかけることが可能です。また、今まで一台ずつ行っていた各種設定および変更作業もまとめて行うことができます。

例えばWi-Fi設定やプロキシ設定、VPN設定といったネットワーク設定が例として挙げられます。

2.2 私的利用を防げる

MDMは業務上必要のないアプリのインストールや機能に利用制限をかけることで私的利用を防ぐことができます。

社用端末の私的利用はウイルス感染や情報漏洩を引き起こす危険性が高いです。

少し古いデータにはなりますが、日本労働研究機構が行った「職場でのインターネットの私的利用における調査」によると社員の9割が私的利用しているとしています。これだけ多くの社員が私的利用してしまうとトラブルを防ぐことは難しいといえるでしょう。

2.3 端末を紛失した際の情報漏洩を防げる

スマホやタブレットといった持ち運びやすい端末は紛失する可能性があります。

MDMを導入しておけば紛失したとしてもリモートロックによって第三者の手で操作されることを防ぐことができます。

位置情報を把握できる機能を搭載しているMDMならすぐに回収することができ、万が一見つからない場合でも情報漏洩を防ぐために端末内のデータを削除することも可能です。

3.MDM製品の選び方

いざMDMを導入しようと思っても様々なMDMが販売されており、どの商品がいいのか判断が難しいです。

自社に合ったMDM製品を選ぶ際には以下の3点を確認しましょう。

  • 必要な機能が搭載されているか
  • 自社が利用している端末のOSに対応しているか
  • 予算に合ったものか

3.1 必要な機能が搭載されているか

MDMを自社で運用するにあたって利用したい機能が搭載されているのか確認しましょう。

MDMで利用できる主な機能は7つあります。

  • セキュリティポリシーに違反した利用を検知する機能
  • 盗難や紛失の際の遠隔操作機能
  • 盗難や紛失時にデータを削除する機能
  • 誰がどこで使用しているか把握する機能
  • 端末の初期設定をまとめてできる機能
  • アプリのインストールや機能を制限できる機能
  • データを暗号化する機能

3.2 自社が利用している端末のOSに対応しているか

MDMはそれぞれ対応するOSが異なります。

OSにはiOS、Android、Windowsといった種類があり、自社が利用している端末のOSに対応しているMDMを導入する必要があります。

もし、対応していないMDMを導入してしまうとそもそも機能を使うことができないため注意してください。

3.3 予算に合ったものか

自社で使うことができる予算に合ったMDMを選びましょう。

MDMの相場は20,000円~ 50,000円程度となっており、より費用のかかるMDMほど多くの機能を搭載している傾向にあります。多機能だからいいというわけではなく、大切なのは上記でも述べたように必要な機能が搭載されているかです。

予算内で必要な機能が搭載されているMDMを探してみてください。

MDM製品の中には無料トライアル期間を設けているものもあるため、気になるMDMがあれば試してみると良いでしょう。

4.MDMを導入する際の注意点

MDMを導入する際には以下の2点に気をつけなければなりません。

MDMを万能だと思って使用しているとトラブルを引き起こしかねないため十分に注意してください。

  • 紛失に気づくタイミングが遅いと対処できない
  • 紛失した場所が電波の届かない場所だと対処できない

4.1 紛失に気づくタイミングが遅いと対処できない

MDMは紛失した場合にリモートロックを遠隔でかけることができますが、そもそも紛失したことに気がつかない可能性があります。

紛失したことに気がつかずに対処が遅れてしまうと、その間にデータを第三者に盗まれてしまうということになりかねません。社外にデバイスを持ち出す場合には毎日定時に手元にあるのか確認するなどの対策が必要になるでしょう。

4.2 紛失した場所が電波の届かない場所だと対処できない

位置情報を把握できる機能を搭載しているMDMでも電波が届かない場所にデバイスがあると位置情報をつかむことができません。

万が一電波が届かない場所で紛失した場合は自分の足でどこにあるのか探すことになります。しかし、逆を言えば電波が届かない場所さえ探せば良いということなので何もない状況から探すよりも効率は良いと言えるでしょう。

5.MDMのID・パスコードを忘れた際は「LockWiper」がおすすめ

MDMを導入した後で「合わなかったからMDMを変更したい」「解除したい」という企業も多いです。

MDMの変更および解除には設定したID・パスワードが必要になりますが、導入から時間が経過していると「忘れてしまった...」ということもあり得ます。

そんな時はiMyFone社が提供する「LockWiper」がおすすめです。

iMyFone社は2015年に設立された新しい会社ですが、2021年現在100カ国以上、200万人以上に愛用されており安心して利用することができます。

iMyFone LockWiper

  • アカウント・パスワードなしでMDMを簡単に回避できる
  • デバイス機能にかけるあらゆるロックを解除できる
  • 条件制限や複雑な操作は一切なし、パソコン初心者でも簡単に操作
  • Apple IDを削除、画面ロック・スクリーンタイムロックを解除できる
  • 幅広い互換性を持ち、すべてのiOSバージョンとiOSデバイスに対応

LockWiperを利用すればID・パスワードを入力することなく以下の3ステップでカンタンにMDMの解除が可能です。

ステップ1 :「MDM回避」を選択します。

MDM 「MDM回避」を選択

ステップ2 : 「回避開始」をクリックします。

MDM 「回避開始」

ステップ3 : プロセスが完了すると、MDM画面が回避されデバイスは正常に再起動します。

MDM 回避完了

注意:

  • アクティベーション以外のロック:「iMyFone LockWiper」で解除できます
  • アクティベーションロックの場合:「iMyFone iBypasser」でしか解除できません

まとめ

この記事ではMDMとは何かという基本的なことから導入するメリットや選び方まで解説してきました。

MDMを導入することでスマートフォンやモバイル端末をまとめて管理・設定することができます。端末管理の手間の削減はもちろん、セキュリティの面でも大きな効果を期待可能です。

MDMはビジネスシーンで端末が利用されるようになり、現在様々な製品が販売されています。

その中で必要な機能は何か、使っている端末のOSに対応しているか、かけられる予算はいくらかなどを検討した上で自社に合ったMDMを探してみてください。