ファイルの中では比較的に容量が大きくなってしまいがちなMP4ファイル。

これを圧縮出来れば、容量が小さくなってストレージにも余裕が出来て非常に便利ですよね。MP4の圧縮に利用できるツールといえば、ソフトやオンラインなどが効果的です。

本記事ではMP4ファイルを軽くするに便利なツールを6種類紹介していきます。

MP4圧縮 オンライン パソコン

Part 1.MP4を圧縮する方法

まずは、MP4を圧縮する方法について確認していきましょう。MP4圧縮には以下のような方法が挙げられます。具体的な操作を知りたいなら、それぞれをクリックして確認できます。

  • MP4ファイルをトリミング・カットする
    単純にサイズを小さくしたい場合は、不要な部分をトリミングやカットすることが一番はやいMP4を軽くする方法です。
  • 動画形式を変換する
    MP4よりも小さくなる種類のフォーマットに変換すると、それだけでデータは圧縮可能です。
  • 解像度を下げる
    一般的に動画の解像度が高ければ、その分の容量は大きくなります。解像度を下げれば容量も下がりますが、その分は画質にも影響します。
  • ビットレートフレームレートを下げる
    動画そのものにあまり影響を与えたくない圧縮方法としては、ビットレートやフレームレートを下げる方法があります。ただし、もともと低い場合には調整が必要です。

Part 2.おすすめのMP4圧縮オンラインサービス

MP4の圧縮は、オンラインサービスを利用することも手軽に完結可能です。ここでは2つのMP4対応オンライン圧縮ツールを紹介します。

1compress video

「compress video」は無料のオンラインビデオ圧縮ツールです。MP4、WEBM、MOVなど15種類以上のフォーマットを圧縮するのは可能です。

compress video ホームページ画面

基本情報

MP4圧縮機能 フォーマット選択、トリミング、ファイルのサイズ指定
対応環境 ブラウザ全般
言語サポート 日本語対応
圧縮速度
おすすめ度

compress videoのメリット

  • オンライン完結なので、パソコン容量を気にする必要がない。
  • 出力形式の選択やトリミングも可能で、MP4を軽くする方法は多様。

compress videoのデメリット

  • 一部のファイルの圧縮には時間がかかる。
  • 動画が多い場合にも同じく時間がかかることがある。

Tips.compress videoでMP4を圧縮する方法

このオンラインツールでMP4容量を小さくする具体的な方法は、ここで詳しく説明しました!

関連記事:『compress videoでMP4サイズを小さくする方法』

2Online Convert

もう1つのMP4圧縮ツールは「Online Convert」です。オンラインサービスの中では、かなり細かい調整が可能な圧縮サイトです。ただし、残念ながら公式ツールページが日本語対応されていません。

Online Convert ホームページ画面

基本情報

MP4圧縮機能 解像度の指定、ビットレート・フレームレートの変更、ファイルサイズの指定、カット、トリミング機能
対応環境 ブラウザ全般
言語サポート なし
圧縮速度
おすすめ度

Online Convertのメリット

  • 指定出来る項目が多く、細部を調整しやすい。
  • Web上の動画を直接ダウンロードして圧縮も可能。

Online Convertのデメリット

  • 会員登録をしていない場合、最大100MBと容量がかなり限定される。
  • 項目が多く日本語ではないので、解説サイトなどを見なければ操作しにくい。

Part 3.おすすめのMP4圧縮ソフト ー Windows向け

次に、Windowsユーザー向けのMP4圧縮ソフトについておすすめしていきます。クリエイターは専門のPCなどを用意していることもありますが、多くの方はWindows上でMP4の容量を小さくするでしょう。

1Filme

ビデオエディター「iMyFone Filme(フィルミ)」は編集専門のソフトで、多くのフォーマットからの変換を初心者でも可能にします。また、MP4圧縮に必要な各種調整機能もととのっているため、画質をそのままにして大きくなったMP4ファイルデータを軽くすることも出来ます。

Filmeの機能と使い方を紹介する動画マニュアル⇩

Filme 使い方

基本情報

MP4圧縮機能 カット、トリミング、解像度、フレームレート・ビットレート、ファイル形式、画面サイズの各種設定、出力形式の選択
対応環境 Windows 7/8.1/10/11
macOS v10.12 - 10.15/OS X 10.10 – 10.11
言語サポート 日本語対応
圧縮速度
おすすめ度

Filmeのメリット

  • MP4圧縮から出力までの全てを一括で管理することが出来る。
  • 初心者でもわかりやすい操作性で、圧縮した動画をさらに編集することも可能。

Filmeのデメリット

  • 無料版なら、720p以上の動画は保存できない。

Tips.FilmeでMP4を圧縮する方法

MP4容量を小さくする具体的な操作を知りたい方は、ここで確認してくださいね!

関連記事:『FilmeでMP4サイズを小さくする方法』

2Freemake Video Converter

次におすすめするMP4圧縮ソフト「Freemake Video Converter」は各種変換機能に加えて、劣化を抑える工夫がされています。メインの機能はあくまでもビデオコンバーターとなっているが、これを使う場合にMP4の容量を小さくする方法は少ないです。

Freemake Video Converter インターフェース

基本情報

MP4圧縮機能 ビットレート・フレームレート設定、出力形式の選択
対応環境 Windows Vista/7/8/8.1/10/11
言語サポート 日本語対応
圧縮速度
おすすめ度

Freemake Video Converterのメリット

  • フォーマットが500以上とほぼ全てのファイル形式に対応する。
  • 変換速度に定評がある。

Freemake Video Converterのデメリット

  • フォーマットを含めたMP4圧縮には強いですが、他の機能はいまいち。
  • MP4圧縮よりも、何かの形式からMP4にする機能の方が充実している。

Part 4.おすすめのMP4圧縮ソフト ー Mac向け

ここから紹介するソフト2つはMac向けのMP4圧縮ソフトになっています。iMovieなどはMacユーザーであればよく使用されているかもしれません。

1iMovie

「iMovie」は言わずと知れたMac製の標準的な動画編集用のソフトです。本格的な編集には物足りない部分もありますが、基本的な編集であれば対応出来ます。無料で使えるが、簡単にMP4ファイルを軽くすることができます。

iMovie インターフェース

基本情報

MP4圧縮機能 カット、解像度、ビットレートの指定
対応環境 Mac製品全般
言語サポート 日本語対応
圧縮速度
おすすめ度

iMovieのメリット

  • Mac製品があれば、特にデバイスを選ばずに使用可能。
  • MP4容量を小さくする手順が非常に簡単に出来る。

iMovieのデメリット

  • 圧縮時に設定可能な項目が少ない。
  • 出力フォーマットなどが限られている。(基本的にMac間の移動前提)

2macXvideo

最後におすすめするMP4圧縮ソフトは「macXvideo」です。基本的には高画質(4K以上)な動画エンコードと、編集機能がついたソフトですが、MP4容量を小さくする機能も搭載されています。

macXvideo インターフェース

基本情報

MP4圧縮機能 ビットレート・フレームレート、解像度の調整機能、トリミング
動作環境 macOS 10.6-10.14
言語サポート 日本語対応
圧縮速度
おすすめ度

macXvideoのメリット

  • 動画圧縮用のソフトであれば、完全に無料で利用出来る。
  • 調整項目が多く、MP4を小さくする時に細かい設定も可能になっている。

macXvideoのデメリット

  • 操作画面が少し分かりづらい部分がある。
  • 編集機能はあまり詳細な設定が出来ない。

最後に

今回はMP4圧縮の方法やソフトなどについて紹介をしてきました。

MP4を軽くする時には、目的にもよりますが、品質劣化を防ぐために、ビットレートや解像度変更がほぼ必須です。また、圧縮してから劣化を確認するよりも、リアルタイムに確認出来る方が便利ですよね。

「iMyFone Filme(フィルミ)」はWindowsとMacの両方にも使えるソフトだけではなく、リアルタイムプレビューで確認出来て、圧縮の失敗も少なくなります。ぜひここでダウンロードしてMP4を劣化させずに圧縮してみてくださいね!