低い声にコンプレックスがある、カワボやバビ肉に憧れている、高音の歌が歌えるようになりたいなど、声を高くしたい理由は人それぞれです。
もちろん低い声にも魅力はたくさんありますが、自分の理想とする高い地声が出せるようになりたいですよね。では、声を高くするにはどうすればいいのか?
この記事では、声を高くする方法や練習になる曲、また男女不問の簡単に高い声を出す方法などをご紹介します。配信者にとって、声は武器になるのでぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
Part 1.声を高くする練習方法
地声を高くしたければ、日々のボイストレーニングは不可欠です。具体的には以下の4つの練習法が挙げられます。
ただし、無理に高い声を出そうとすると喉を傷めることがあるので、無理をしない程度に繰り返し行うことが大切です。
1裏声を出す筋肉を鍛える
高い声や裏声を綺麗に出すには、輪状甲状筋という筋肉を鍛える必要があります。
声の高さは声帯の伸び縮みで変化し、引っ張られた状態の時は声が高くなります。この時、輪状甲状筋が鍛えられていると声帯を引っ張る力が強くなるので、高音が出しやすくなります。
輪状甲状筋を鍛える方法は2つ
- ファルセットを出す
- 地声と裏声を交互に出す
2ハミングの発声感覚を把握
ハミングとは、鼻歌のことです。「歌を歌う時は喉を開ける」とよく耳にしますよね。
高い声を出す時、喉を開けることで綺麗な高音になります。さらに喉を痛めづらくなるので、必ず修得したい発声感覚です。
ハミングの発声方法
- 正しい姿勢で座るか立ち、背筋を伸ばし、リラックスして、口を閉じる
- 鼻から息を吸う
- 口を閉じたまま、鼻から息を吐きながら、唇を閉じた状態で「ん」という音を出す
- 唇の形を維持しながら、息を続ける
ハミングを発声しながら、鼻や口の奥の方の振動の感じを覚えて、実際に高音を出す時に運用しましょう。
3ミックスボイスを習得
そして、ミックスボイスとは、地声と裏声の中間にある声のことをいいます。女性のような高音域と男性のような低音域を混ぜ合わせた特殊な発声方法です。
地声のようにはっきりとしているけれど、裏声にも近いため、綺麗な高い声が発声できるようになります。
ミックスボイスを習得方法
- 口を開け、喉を開く
- 低音域で「あ」という音を発声する
- そのまま息を続けたまま、喉を緩め、声を高くして「い」という音を出す
- 低音域と高音域をスムーズに切り替えながら、音階を上げ下げる
- 喉を締め付けず、自然な状態で声を出すように意識する
地声と裏声の切り替えを上手くできるようになると、ミックスボイスが出しやすくなります。また、腹式呼吸を意識して、喉に無理な力を入れない状態で行うことが大切です。
4キーを少しずつ上げる
声を高くするには、練習の時に、出しやすいキーから始めて、少しずつキーの高さを上げていきましょう。それは、いわゆる「キーチェンジ」で、歌うコツの1つです。
早く高い声を出したいからといって、いきなりキーを上げるのは喉を痛める原因です。自分の音程の限界値を把握して、徐々に広げると、高音を出すはやすくなりますよ。
キーチェンジの方法
- 最初のキーを確認して、半音程度ずつ上げる
- しっかりと息を吐き切り、次の音にスムーズに移行する
- キーを上げた後は、しばらく発声し続けることで、新しいキーに慣れていく
Part 2.発声ツールで簡単に声を高くする方法
前述のような発声練習は自宅で簡単に行えるのがメリットですね。また、地声を高くすると、音程感を養い、歌唱力を向上させることができます。日常の使用でも余裕があります。
しかし、簡単にできるからといって練習しすぎると、喉を痛める原因となります。さらに、練習方法を間違えると、思った効果が得られず、いつまでたっても高い声が出せません。
一方、声を高くすることだけが目的であれば、ボイスチェンジャーを使うことも一つの方法です。ここでおすすめする「iMyFone MagicMic(マジックマイク)」は、手軽にあなたの声を遅延なくリアルタイムで高くできるソフトとなっています。セットアップは3分間だけで完結して、使い方もシンプルです。さらに、録音して高くなる声を音声ファイルとして保存できるので、幅広く活用できますよ。

MagicMicを使って声を高くする方法
ステップ 1.上記のボタンをクリックしてソフトをWindowsパソコンまたはMacにダウンロードして起動したら、実際のお使いのマイクとヘッドフォンを選択します。
ステップ 2.左側の「ボイスボックス」をクリックし、「男声から女声」などのカテゴリーから、変換したい声の1つを選定します。
ステップ 3.マイクに向かって話すと、リアルタイムで高い声を出します。右側でピッチなどを微調整するのも可能です。
ステップ 4.「ボイススタジオ」タブをクリックして、各種の音声パラメータを好みに調整すれば、独自の音声エフェクトは作成されていつでも使えますよ。
高い声を出すための練習も不要なため、喉を痛めたり声を枯らす心配もありませんね。配信で声を使うため、早く高い声が出せるようになりたいという方は、ぜひこの発声ツールを試してください!
この動画でMagicMicの女声エフェクトも確認可能⇩
Part 3.声を高くするにおすすめの練習曲
地声を高くして、カラオケに行ったり、歌配信をしたりしたい方は多いですね。また、ボイストレーニングをする時にも、歌うと楽に練習できます。
続いては、きれいな高音を出すおすすめの楽曲を男性、女性を分けて総計6つ紹介していきます。
① 奏/スキマスイッチ
奏はテンポがゆっくりな曲のため、非常に歌いやすい曲となっています。しかし、曲の中ではファルセットが必要な部分もあり、地声とファルセットを使い分ける練習ができるでしょう。
発声練習を始めたばかりの方におすすめの曲です。
② くだらないの中に/星野源
星野源さんの「くだらないの中に」は、声に優しさがあるにも関わらず一貫して力強い発声をされています。
裏声も安定した発声の練習をしたい場合におすすめです。
③ さくら/森山直太朗
春ソングとして有名なさくらは、ファルセットが特徴的な曲です。
この曲は、地声から裏声への切り替えが重要になるため、声帯の使い方を練習したいかたへおすすめです。
④ Everything/MISIA
ラブソングとして長年にわたって大人気の「Everything」は、安定した発声の練習をしたい方におすすめです。
高音域な曲なうえに、ロングトーンのテクニックが必要になるため、上級者向けの曲になります。
⑤ それを愛と呼ぶなら/Uru
透き通る高音が特徴的なUruさんの「それを愛と呼ぶなら」は、高音を練習するにはぴったりです。
ミックスボイスとファルセットがメインで使用されているため、実践がしやすいでしょう。
⑥ マリーゴールド/あいみょん
比較的中音域のマリーゴールドは、高い声を出す練習を始めたばかりの方におすすめです。曲自体もゆっくりめなので、歌いやすいのではないでしょうか?
ファルセットは少なめですが、ミックスボイスの練習に向いてる曲です。
Part 4.地声を高くするための生活習慣
声を高くするためには、日常的な生活習慣にも気をつけることも大切です。
- 喉を乾燥させない
喉が乾燥すると、声帯の柔軟性が失われ、高い声を出しにくくなります。適切な水分補給を心がけ、乾燥した環境を避けましょう。 - 睡眠と休息を十分に取る
十分な睡眠と休息は、声帯を修復し、健康を保つために不可欠です。特に声を使う仕事や活動をしている場合は、十分な休養を取ることを意識しましょう。 - 正しい姿勢を保つ
姿勢が悪いと、息をうまく使えず、声を高く出すのが難しくなります。背筋を伸ばし、リラックスした状態で発声することが、声を高くするためのポイントです。
Part 5.声を高くするための注意点
声を高くするためにはトレーニングや工夫が必要ですが、無理をして声帯に負担をかけることなく、健康的に声を高くすることが大切です。ここでは、声を高くするための注意点をいくつか挙げて、健康的に声を高くする方法を紹介します。
1無理をしない
声を高くするためには、焦らず、徐々に声域を広げていくことが大切です。無理に高い声を出そうとすると、声帯に過度な負担がかかり、喉を痛めたり、声が枯れたりする原因になります。初心者は、声を高くする練習を少しずつ行い、無理なく高い音を出せるようになることを目指しましょう。
2喉に負担をかけない
声を高くするために過度に力を入れて声を出すことは禁物です。力を入れすぎると、喉に負担がかかり、声帯を傷める可能性があります。発声時はリラックスした状態を保ち、自然に高い音を出せるように意識しましょう。もし喉に違和感を感じたら、すぐにトレーニングを中断し、喉を休ませることが大切です。
3声帯を温める
急に高い声を出すのは声帯にとって負担が大きいため、事前にウォームアップを行うことが重要です。リップトリルや音階練習を使って、声帯を温め、準備運動をしてから高い声の練習を始めると、喉の負担を軽減することができます。
4喉の乾燥を防ぐ
声帯を健康に保つためには、喉の乾燥を防ぐことが非常に重要です。喉が乾燥すると、声帯の動きが鈍くなり、声が出しにくくなります。こまめに水分を補給し、乾燥した環境に長時間いることを避けるようにしましょう。また、空気が乾燥しがちな季節や環境では加湿器を使うのも効果的です。
5過度な声の使用を避ける
声を高くするための練習をしているときに、長時間連続して声を出すことは避けましょう。声帯は休息が必要です。過度に声を使いすぎると、声帯が疲れてしまい、高い声を出すことが難しくなります。特に、大きな声を出したり、長時間話し続けることは声帯にダメージを与える原因になるので注意しましょう。
最後に
声を高くする方法と高音を出すためにおすすの練習曲は以上です。声を高くするためには、毎日コツコツと練習することが重要になります。無理をしたり、間違った練習をすると喉を痛めるため注意をしましょう。
また、喉を痛めたくない方や、今すぐに高い声を出したいという方にはボイスチェンジャーの使用がおすすめです。「MagicMic」は男性も女性も簡単に高い声を出せるツールで、リアルタイムや録音で声を変換できるし、自分用でボイスフィルターを作成するのも可能です。無料体験版もあるので、ぜひここでダウンロードして使ってみてくださいね!