ボイスチェンジャーとは、音声を加工し元の音声データとは違う音色に変える機能のことです。男てもまったく自然の女声を出すことができるすごい機材です。それを使うことで、動画は生配信の演出の幅を広げることもできるでしょう。

具体的なボイチェンといえば、ダウンロードソフトが一般的です。しかし、パソコンの容量が足りなくてソフトをダウンロード出来ないなんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、DL不要で利用できるおすすめのボイスチェンジャーサイトを5つご紹介します。特徴や機能、料金なども分かりやすくまとめました。ボイスチェンジ機器導入したい方はぜひ参考にしてみてください。

ボイスチェンジャー サイト

Part 1. ボイスチェンジャーサイトのおすすめ5選

オンラインで利用できるおすすめのボイスチェンジャーは以下の5つです。ボイスの種類やボイスチェンジ機能についても紹介しますので、比較して読みましょう。

1TopMediAi

オススメ度:

「TopMediAi」はオンラインAIメディア編集ツールのコレクションとなります。ボイスチェンジャーはその1つので、他に音声合成や似顔絵イラスト作成、ウォーターマーク消去などの画像やオーディオ処理ツールも幅広くあります。プリセットした音声エフェクトも今回紹介するボイチェンの中で一番多いです。サポートも充実で、引き続き更新しています。

TopMediAi インターフェース

TopMediAiの基本情報

ボイスの種類 53種類
若い女性の声・悪魔・ダースベーダー・シマリスなど
ボイスチェンジ機能 ファイル・録音
テキストから音声を生成することも可能
他の機能 テキスト読み上げ、AI画像編集、透かしと背景除去
声のクオリティ 加工後の音声は自然な声
利用料金 完全無料

TopMediAiのおすすめポイント

  • 無料なのに53種類ものボイスを使える。
  • 操作が非常に簡単で直感的に操作ができるため、機器に慣れていない方でも使いやすい。
  • 別のAIメディア編集ツールも備えて、一緒に使えるので便利。

TopMediAiの弱点

  • 成人男性のボイスがまだない。

Tips:

ボイスチャットやライブ配信で、TopMediAiの音声エフェクトを使用してリアルタイムに声を変えることもできます。でも、ソフト版のダウンロードは必要です。詳細は後述のPart 2でご確認ください。

2User Local

オススメ度:

次に紹介する「User Local」はAIを駆使したツールを多く提供している、株式会社ユーザーローカルのボイスチェンジャーです。ボイスチェンジできるボイスはピッチ変更のみで少ないですが、サイトで最低限の操作しかないため、ツールになれてない方や初心者の方でも簡単に使えます。

User Local インターフェース

User Localの基本情報

ボイスの種類 5種類
女声から男声・やや高い声・やや低い声・かすれ声・ロボット声
ボイスチェンジ機能 ファイル・録音
他の機能 直接Twitterへツイートが可能
声のクオリティ 変換後の音声は、少し機械音のようになる
利用料金 完全無料

User Localのおすすめポイント

  • 一目で操作方法がわかるデザインで使いやすい。
  • 微調整をせず、音声を簡単に変換できる。

User Localの弱点

  • 機械音のような声になるため、自然な音声に仕上げるに求めたい方には不向き。
  • 音声の種類が少ない。
合わせて読む: 『User Localを使ってボイスチェンジする方法』

3My Edit

オススメ度:

「My Edit」はボイスチェンジ機能に加えて、ノイズ除去やボーカルリムーバーといった珍しい機能も搭載したボイスチェンジャーサイトです。AIプリセット音声エフェクトを使えば、アイコンをタップするだけで性別や年齢別に声を変えられます。同様に特別な設定は要らなくて使いやすいボイチェンです。

My Edit インターフェース

My Editの基本情報

ボイスの種類 45種類
子ども・男性・女性・古いラジオやメガホン、ロボットなど
ボイスチェンジ機能 ファイルのみ
MP3、WAV、FLAC、M4Aに対応
他の機能 ウィンドノイズ、ホワイトノイズなどの除去、ボーカルリムーバー、オーディオファイルのトリミング
声のクオリティ ノイズ除去機能が搭載しているため、非常にクリア
利用料金 無料版:プレミアム機能の使用に回数制限あり
プレミアム版:月額680円/年額4,680円

My Editのおすすめポイント

  • オンラインソフトでは珍しいボーカルリムーバーが搭載されている。
  • ボイス種類が比較的に多いボイスチェンジャーサイト。

My Editの弱点

  • 無料版は音源DLの回数制限があるため、気軽にやり直しや音源の追加などができない。
  • 日本語音声ファイルをアップロードして、外国語の音声を選択して変換したら、声は少しおかしい。

4LINGOJAM

オススメ度:

もう1つのボイスチェンジャーサイトは「LINGOJAM」です。必要最低限の機能のみを搭載したシンプルな海外製の変声機サイトとなります。女性の声を男性の声に加工することに特化していますが、最近は男性の声を女性の声に変換することも可能になっています。前述の「User Local」と同じように、ピッチ変更した音声は主なボイスです。

LINGOJAM インターフェース

LINGOJAMの基本情報

ボイスの種類 12種類
低音から高音までピッチが12段階
ボイスチェンジ機能 ファイル・録音
他の機能 テキスト読み上げ、AI画像編集、透かしと背景除去
声のクオリティ ホワイトノイズなどは、元の音声データや録音データの状態がそのまま反映される
音声は機械音っぽいため若干不自然
利用料金 完全無料

LINGOJAMのおすすめポイント

  • 無料でもボイスの種類が程よい数で選びやすい。
  • 最低限の機能で初心者でも分かりやすい

LINGOJAMの弱点

  • 英語表記のみのため、英語に慣れない方は使いづらい。
  • 変換後の音声が加工した感あり。
合わせて読む: 『LINGOJAMを使ってボイスチェンジする方法』

5Koe: Recast

オススメ度:

最後に紹介するのは「Koe: Recast」というAIボイスチェンジャーサイトです。リアルタイムでの音声変換ソフトを目指す「Koe Recast」のデモ版です。デモ版では、音声ファイルまたは録音のみだが、クリアで自然な音声への変換できます。

Koe: Recast インターフェース

Koe: Recastの基本情報

ボイスの種類 11種類
ASMR、声質の違う男女10名の音声が搭載
プロ版はボイスが12個追加
ボイスチェンジ機能 ファイル・録音
他の機能 なし
声のクオリティ 自然で加工していないかのような音声
利用料金 無料
商用利用する場合はUltimate版の購入が必要

Koe: Recastのおすすめポイント

  • 加工後の音声が非常に自然。

Koe: Recastの弱点

  • 日本語表記に対応していない。
  • 無料版は個人の趣味、遊び程度の範囲でしか利用できない。
  • デモ版なのでいつか使えない恐れがある。

Part 2. リアルタイムのボイスチェンジャーサイトはある?

オンラインで利用できるリアルタイムのボイスチェンジャーは現時点ではリリースされていません。音声データをリアルタイムで処理するために十分な処理能力を要求します。ネットワーク遅延やハードウェア制約という要素が影響して、オンラインでリアルタイムのボイスチェンジャーを提供することは難しいです。

しかし、ボイチェンソフトをダウンロードすれば、遅延なしで即時に声を変えることが実現できますよ。ここでおすすめする「iMyFone MagicMic(マジックマイク)」はその1つです。必要なパソコンの容量も比較的小さいため、容量が足りないといった問題も発生しづらいです。最近はAI人声も導入して、有名のアーティストの声が模倣できて、目的のボイスサンプルをインポートしてそれと同じような音声を出すことも可能です。これを使うことで、YouTubeやツイキャスなど生配信での演出の幅が広がるのではないでしょうか。

MagicMic ボイスチェンジャー
MagicMicの機能一覧!
  • 男声女声ロボットなど200+声に変えて、新しい音声フィルターは毎月更新
  • ボイスチェンジする同時、300+面白い効果音や背景音がワンクリックで再生
  • DiscordLINE、VALORANT、OBSなど、主流の通話・配信アプリとゲームに対応済
  • 無料でも毎日違う音声フィルターを使え、完全版も安価
無料で声を変換 無料で声を変換

MagicMicのアニメキャラとAI人声を確認できる動画⇩

AIボイスチェンジャー MagicMic

最後に

今回はオンラインですぐに使える変声機サイト5つを紹介しました。ボイスチェンジャーは、動画や生配信だけでなく友達との会話を盛り上げるのに役立つ便利なツールです。ルールや安全に配慮し、正しく使うよう心がけましょう。

また、ボイスチャットや通話で声を変えたい方は、ぜひリアルタイムボイスチェンジャー「MagicMic」を試してみてください。効果音再生やホットキー追加など演出に便利の機能が豊富に備わっています。下でクリックすればすぐに体験できますよ!