「必要なデータが入ったUSBメモリを誤ってフォーマットしてしまった...」
「上司に怒られてしまうかもしれない...」
と、今まさに焦っている方もいるのではないでしょうか。
フォーマットしたUSBメモリのデータは元どおりに復元させることができます。
この記事ではフォーマットしたUSBメモリのデータを復元させる方法と復元させる際の注意点について解説していきます。
1.フォーマットしたUSBメモリのデータを復元させる方法
フォーマットしたUSBメモリのデータを復元させる方法は2つあります。
費用を抑えたいならデータ復元ソフト、確実かつ安全に復元させたいなら専門業者がおすすめです。
- データ復元ソフトを使用する
- 専門業者に依頼する
データ復元ソフトを使用する
費用をかけずにフォーマットしたUSBメモリのデータを復元させたいならデータ復元ソフトがおすすめです。
1本5,000円 ~ 10,000円と専門業者に依頼するよりも費用を抑えることができ、中には無料で使用できるものもあります。また、パソコンにソフトをインストールすれば今すぐにでも使うことができるため緊急性の高い場面でも重宝されています。
専門業者に依頼する
より確実にフォーマットしたUSBメモリからデータを復元させたいなら専門業者に依頼しましょう。
専門業者は確かなノウハウを持った技術スタッフが在籍しており、データ復元ソフトよりも確実かつ安全にフォーマットしたUSBメモリからデータを復元させることができます。 しかし、相場でいうと1~3万円程度となっておりデータ復元ソフトと比べると高価になりがちです。
万が一失敗した場合は費用が発生しない成功報酬型の料金体系を取っている業者もあります。「費用を払ったのにデータが帰ってこないのはちょっと...」という方は成功報酬型の専門業者を探してみましょう。
2.データ復元ソフトなら「AnyRecover」がおすすめ
フォーマットしたUSBメモリのデータ復元ソフトを利用する際にはiMyFone社が提供する「iMyFone AnyRecover」がおすすめです。
iMyFone社は2015年に設立された新しい会社ですが、現在100カ国以上、200万人以上に愛用されており安心して利用することができます。
USBメモリはもちろん、HDDやSDカード、SSDなど様々なデバイスで使用でき、写真やビデオ、オフィスドキュメントなど1,000以上のファイル形式に対応可能です。
「AnyRecover」は無料体験版がリリースされており、フォーマットしたUSBメモリに含まれていたファイルのスキャン/プレビューおよび3つまでのファイルの復元に費用がかかることがありません。
今すぐにフォーマットしたUSBメモリからデータを取り戻したい方はぜひ試してみてください。
ステップ1.USBメモリを接続後、AnyRecoverを起動してデータ元の保存先(USBメモリ)を選択します。
ステップ2.右下の「スタート」を選択すると自動的にスキャンが始まります。
ステップ3.復元したいファイルを選択して「回復」を選択します。
ステップ4.復元先を指定して「保存」を選択すると完了です。
3.フォーマットしたUSBメモリのデータを復元させる際の注意点
フォーマットしたUSBメモリのデータを復元させる際には注意すべき点が3つあります。 これらの注意点を守らなければ復元できなくなる可能性もあるため、確実に押さえておくようにしましょう。
- データを上書き保存しない
- データ復元ソフトは状態を悪化させることがある
- データ容量が多い場合は復元に時間がかかる
データを上書き保存しない
フォーマットしたUSBメモリに新しくデータを保存しないようにしましょう。
上書き保存してしまうとフォーマット前USBのデータを復元することが難しくなります。
USBメモリをフォーマットしてデータが消えてしまった場合はこれ以上何も手を加えないことが大切です。
データ復元ソフトは状態を悪化させることがある
データ復元ソフトは万が一場合に状態を悪化させてしまう可能性があります。
これはデータ復元ソフトが行うスキャンによってUSBメモリに負荷がかかるためで、状態が悪化してしまうと専門業者に依頼した際に必要な費用が高くなってしまいます。
重要なデータが含まれているのであれば初めから専門業者に依頼した方が良いでしょう。
データ容量が多い場合は復元に時間がかかる
フォーマットしたUSBメモリに保存していたデータ容量が多ければその分復元にも時間がかかります。
データ復元ソフトはインストールしたらすぐに実行できるのが魅力的ですが、データ容量が大きければ時間がかかるため、急いでいる場合には専門業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
この記事ではフォーマットしたUSBメモリのデータを復元させる方法と復元させる際の注意点について解説してきました。必要なデータが入っているUSBメモリを誤ってフォーマットしてしまった場合にはデータ復元ソフトの使用もしくは専門業者に依頼してみましょう。
データ復元ソフトは費用をかけずにすぐ実行できるというメリットがありますが、その一方で失敗すると状態が悪化したり、データ容量が多いと復元に時間がかかってしまいます。 重要なデータが含まれていたり急ぎの場合には専門業者に依頼した方が良いでしょう。