AI文字起こしとは、音声や動画などの音声データをテキストデータに変換する技術です。それを使用することで、手動の作業を省力化するため、時間とコストを節約することができます。特に、インタビューや講演、会議など、録音された大量の音声データの処理は必要である場合、AI文字起こしは有効です。

具体的なツールの種類といえば、音声入力してリアルタイムに文字起こしをするものと、音声/動画/画像/書類ファイルを認識して文字に変換するものの2つに大別します。機能も様々あるので導入に迷っている方も多いでしょう。

そこで本記事では、おすすめのAI文字起こしソフトを用途別に紹介し、特徴や料金、精度なども詳しく比較します。

ai 文字起こし

Part 1.ファイル利用のAI文字起こしツール3選

まずはファイル入力として受け取り、音声をテキストに変換したり、文字を識別して抽出したりすることができるAI文字起こしツールについて見てみましょう。これらのツールは動画コンテンツの字幕作成や資料の整理などに役立ちますね。

1VoxBox ‐ 汎用性高い

一番目に紹介する「iMyFone VoxBox」は、動画や音声ファイルを瞬時に文字に変換できるAI文字起こしソフトとなります。日本語、英語、フランス語など46カ国の言語に対応し、精度がかなり高いです。また、画像とPDFから文字起こしも可能で、手書きの書類を処理する時に便利です。変換した文字もコピー以外にtxtファイルとして保存できます。

VoxBoxのAI文字起こし機能を紹介する動画を見て⇩

AI文字起こし

基本情報

言語対応 46種類以上
文字起こしの時間 1分間の音声処理は10秒ほどかかる
文字起こしの精度 あまり間違いはない
一部の専門用語が修正必要
動作環境 Windows 7/8.1/10/11、macOS 10.13-14、iOS 13-18、Android 7-14
利用料金 無料版:5分間の音声文字起こし、制限なしの画像/PDF文字起こし
有料版:月額/2,580円

VoxBoxのおすすめポイント

  • 対応するファイル形式は多いので、各種のシーンで活用可能。
  • 文字起こしの他、テキスト読み上げや録音、編集機能も備える。
  • 無料で試用可能で、有料版の価格もリーズナブル。

VoxBoxの使用に要注意のところ

  • 長い音声ファイルの文字起こしが必要である場合、有料版の購入は必要。
合わせて読む: 『VoxBoxでAI文字起こしの方法』

2AI文字起こし ‐ ブラウザで完結

「AI文字起こし」は人工知能技術を活用した音声・動画データのAIテキスト化オンラインサービスです。wav/mp3/m4a/ogg/mp4のような主流のメディア形式に対応し、同様に多言語に対応します。インストール不要、さらにWindows・iOS・Androidの各ブラウザで動作できる点は便利です。

AI文字起こし 公式サイト画面

基本情報

言語対応 日本語、英語など9ヵ国語
文字起こしの時間 1分間の音声処理は1分ほどかかる
文字起こしの精度 3つのAIエンジンは選択可能
動作環境 Windows/iOS/Android
Chrome/Firefox/Microsoft Edge/Safari
利用料金 冒頭60秒無料
音源1分あたり33円

AI文字起こしのおすすめポイント

  • ソフトやアプリのインストール手間が省け、ネット接続があればいつでも利用可能。
  • インターフェースは簡単で、すぐに使える。

AI文字起こしの使用に要注意のところ

  • 会員登録する必要がないが、文字起こしの前にメールアドレスの入力は必要。
  • ファイルのアップロードと文字起こしには少し時間がかかる。
  • 音声ファイルは200MB以内、動画ファイル1GB以内というサイズ制限がある。

3Filme ‐ 動画字幕生成

もう1つのファイルを入力してからAI文字起こしをするツールは「Filme」です。これは初心者向けの動画編集ソフトで、文字起こし機能も搭載しています。ワンクリックでビデオやオーディオを認識して同様の長さの字幕クリップが作れます。多彩な文字テンプレートも備えるので、動画字幕作業の手間を減らしたい方に非常におすすめします。

Filme AI文字起こし ソフト画面

基本情報

言語対応 日本語、英語など10種類以上
文字起こしの時間 1分間の音声処理は20秒ほどかかる
文字起こしの精度 間違いは少ない
句読点は修正必要
動作環境 Windows 7/8.1/10/11
macOS 10.10-10.15
利用料金 無料版:動画編集、録音録画など
有料版:月額/2,380円

Filmeのおすすめポイント

  • AI文字起こしと動画編集を1つのソフトで完結できる。
  • 多言語に対応して、提供している文字テンプレートも素敵で即利用できる。

Filmeの使用に要注意のところ

  • AIで起こした文字を単独で出力することはできない。
  • 無料版で文字起こし機能は使えない。
合わせて読む: 『FilmeでAI文字起こしの方法』

Part 2.リアルタイムのAI文字起こしツール3選

一方、議論や会話の内容をすばやく文書化したい場合、即座に音声認識して文字を書き起こすことができるツールの利用は必要です。以下ではリアルタイムのAI文字起こしツールも3つを紹介していきます。

1RIMO voice-同時録音対応

「RIMO voice」はAI音声認識技術を活用した文字起こしオンラインツールです。手元にマイクがなくても、スマートフォンやパソコンの内蔵マイクを使ってもかまいません。同時に録音するので、後は書き起こしたテキストをタップすると該当部分の音声を聞き返すことが可能です。文字起こし以外に音声ファイルの管理と編集もしたい方におすすめします。

RIMO voice AI文字起こし 公式ページ画面

基本情報

言語対応 日本語に特化
文字起こしの時間 1分間の音声処理は2分ほどかかる
文字起こしの精度 修正必要のところは少ない
区切りも付いている
動作環境 推奨はChromeやSafari
利用料金 無料で60分の文字起こし
音声30秒/22円、動画30秒/33円

RIMO voiceのおすすめポイント

  • AIを利用して起こした文字の要約も手軽に生成でき、迅速に内容を振り返ることは可能。
  • 文字起こし結果や音声データのダウンロードとシェアに対応。

RIMO voiceの使用に要注意のところ

  • ネットワーク環境によって文字起こしの時間と精度が変わる。
  • 日本語しか対応しないので、外国語が混雑する場合エラーが発生しやすい。
合わせて読む: 『RIMO voiceでAI文字起こしの方法』

2toruno ‐ Web会議ツール連携

そして、「toruno」はAI文字起こし、録音、画面キャプチャが一体化にするソフトです。Teams会議やZoom、Google Meetなどのウェア会議ツールと接続すると、全員の声を記録して文字起こしすることができます。

toruno AI文字起こし ソフト画面

基本情報

言語対応 なし、日本語のみ
文字起こしの時間 1分間の音声処理は3分以上かかる
文字起こしの精度 間違いはほぼない
句読点も完璧につける
動作環境 Windows 10
利用料金 パーソナル無料版:3時間記録可能
パーソナル有料版:月額/1,650円

torunoのおすすめポイント

  • 発言ブックマークや話者識別機能も備えて、勉強会やオンライン会議で活用可能。
  • テキスト、音声、画面は同時に記録しているので、会議内容の再確認に役立つ。

torunoの使用に要注意のところ

  • スマホやmacOSで動作できないこと。
  • 文字起こしの前にソフト内でアカウントの新規登録は必要。

3Speechnotes-完全無料

最後におすすめするAI文字起こしツールは「Speechnotes」です。Google Chromeブラウザ上でオンラインでも動作できて、Androidアプリ版もあります。Googleのハイエンド音声認識エンジンに基づいて作成したツールで、清潔なインターフェースは最大の特徴です。複雑な機能はいらなくて、簡単にAI文字起こしをしたい方におすすめします。

Speechnotes ロゴ

基本情報

言語対応 40ヵ国以上
文字起こしの時間 遅延が発生する場合がる
文字起こしの精度 90%以上の精度で正確
半角英数字の記号も音声入力可能
動作環境 Chrome、Android 6.0以降
利用料金 完全無料

Speechnotesのおすすめポイント

  • 文字数や音声長さに制限なしで自由に使えるフリー文字起こしツール。
  • 右側の記号リストでクリックして記号を挿入できる。

Speechnotesの使用に要注意のところ

  • 音声入力が終了した後のみにテキストが確認できる。
  • 男女の会話は精度が落ちるので、対談型の文字起こしは不向き。
合わせて読む: 『AndroidアプリSpeechnotesでAI文字起こしの方法』

Part 3. AI文字起こしツールを選択するコツ

AI文字起こしツールを選ぶ際には、以下のような点に注目することが重要です。

用途

まとめて言えば、AI文字起こしツールについては、一般的に以下のような機能が挙げられます。

  • リアルタイムで音声認識して文字起こし
  • 音声、動画ファイルを文字に変換
  • スキャンした書類や画像をテキストに変換
  • 起こした文章の要約や翻訳
  • 録音、録画が同時に行える
  • 動画字幕生成可能
  • 外国語の文字起こしに対応

オンライン会議に使用するか、動画制作の必要であるか、文字起こしの目的によって具体的なツールを選択するのは大切です。


認識精度

認識精度が高ければ高いほど、正確な文字起こしが可能になり、再編集の手間も削減できます。特に正式の文書を書き起こす場合、専門用語に対応する高精度のツールの利用は必要です。

認識精度は、音声認識技術や辞書の質などによって決まります。また、周りの環境や話し方の都合も音声読み取りと文字起こしの精度に影響します。ただし、AI技術も限界があるので、精度がどれほど高くても誤字などは避けられません。これもご了承くださいね。


利用時間と料金

AI文字起こしツールには、無料で利用できるものと、有料のものがあります。さらに、有料の場合は、利用時間に応じた定額月額制や、読み込む音声の長さによって従量課金制があります。自分の利用頻度を考えて料金を計算し、コストパフォーマンスの良いものを選択しましょう。


終わりに

本記事では、おすすめのAI文字起こしツールをまとめて紹介しました。特徴を比較すること以外、レビューや口コミを調べ、実際に試用することも重要です。自分の目的やニーズに合ったツールを選べた嬉しいです。

また、手軽に文字起こしをしたくて、コスパがいいAI文字起こしツールを導入したい方は、「iMyFone VoxBox」は最適な選択といえます。月額、年額、永久という3種類の課金体系が選択でき、価格も手頃です。さらに、多言語対応と文字起こしの速度も抜群です。気になる方はぜひ下で無料版から試すのはいかかでしょうか?