突然エクセルのファイルが開かなくなったという経験はありませんか?エクセルファイルは、破損したりファイル名、その他にも制限がかかっていたり拡張子に問題が起こると開けなくなってしまいます。
本記事では、そんなエクセルが開けなくなった時の原因や対策をご紹介していきます。もしもエクセルのファイルが開けなくなってこの記事に辿り着いた人は是非参考にしてみて下さい!
Part 1.なぜエクセルのファイルが開かない?
エクセルファイルが開かない時に、大きく分けて「特定のファイルが開かない」時と「全てのファイルが開かない」というようなことが起きます。どのようなことが原因として考えられるのか?2つの事象ごとにご紹介します。
特定のファイルが開かない時の原因
一定のファイル、または1つだけのファイルが開かないという時は、ファイルの表示スタイルや書式が多用されていることが原因かもしれません。例としては、1つのファイルの中に沢山の式を詰め過ぎている、1つのファイルで色々なことをしようとしている、ということが原因の1つとして考えられます。
エクセルのバージョンごとに表示やデータの設定できる制限値があるということを覚えておくと良いでしょう。他にも、ファイルそのものが破損してしまっているということも考えられます。
全てのファイルが開かない時の原因
全てのファイルが開かない時に考えられる原因として、ファイルに制限がかかっている、関連設定に異常が起きるなどです。他にも、エクセルソフト自体に異常があり起動ができないという場合も全てのファイルが開かない原因になります。
これらの原因を踏まえて、以下では、特定ファイルが開けない・全てのファイルが開けないの両パターンで試してみて欲しい対策を紹介・解説していきます。
Part 2.特定のファイルが開かない時の対策3選
特定のファイルが開かない時に試して貰いたい対策として3つの方法を紹介・解説します。
アクセスのブロックを外す
アクセスのブロックを外すには、対象となるエクセルファイルを右クリックして「プロパティ」を開き、「全般」タブから「ブロック解除」を選択します。「OK」をクリックしてブロックを外すことができます。
拡張子を確認して修正
エクセルファイルを開く時に、何かの拍子で拡張子が変わってしまった場合、そのファイルが開かなくなる事があります。拡張子は、「xlxs」や「xls」が殆どになるかと思います。
どんな拡張子になっているのかは、ファイル名を見れば確認することができます。もしも拡張子が変更されてしまってる時は手動で直してみましょう。基本的にはxlxsが最新の拡張子になるのでファイル名の最後にxlxsと付けてみて下さい。
壊れたエクセルファイルを修復
エクセルファイルが壊れてしまい開けなくなってしまった、そんな時は修復・復元ソフトを使って壊れてファイルを修復しましょう。そんな壊れてしまったファイルの修復におすすめなソフトをご紹介致します。
破損ファイルやデータの修復におすすめ!「iMyFone UltraRepair」
iMyFone UltraRepairという修復ソフトがおすすめです。以下では、UltraRepairの機能や特徴、使い方などをご紹介していきます。

- 壊れてしまったエクセルやワード、パワーポイントなどの文書ファイル、動画や画像を修復できる。
- ピクセル化されてしまった動画データはより高画質にして修復することもできる。
- 簡単な3ステップで破損したファイルを修復でき、初心者も手軽に操作できる。
- 無料で壊れたエクセルファイルをスキャンしてレビューできる。
UltraRepairを使ってエクセルファイルを修復する手順
ステップ1.ソフトをダウンロードしてインストールして起動したら、左側で「ファイルを修復」タブを選択します。次に「ファイルを追加」ボタンをクリックして、破損したエクセルファイルを選んでソフトにインポートします。
ご注意
UltraRepairにはバッチ処理機能が搭載されていますので、複数の異なる形式の文書ファイルを一括でインポートし、同時に修復することができます。
ステップ2.インポートされたエクセルファイルを確認した後、右下隅の「修復」をクリックすると、ソフトは読み込まれたファイルをスキャンし、各種の問題を修正します。
ステップ3.修復プロセスが完了したら、下部にある「すべて保存」ボタンをクリックして全部のファイルを出力するか、特定のファイルだけを保存できます。後は、保存先に移動して、ファイルの状態を確認しましょう。
Part 3.すべてのエクセルファイルが開かない時の対策3選
すべてのファイルが開かない時に試して貰いたい対策として3つの方法を紹介・解説します。
エクセルファイルの制限を解除
エクセルファイルに制限がかかっているとファイルが開かない時があります。そんな制限を解除することで、開けなかったファイルが開けるようになる場合がありますので確認してみて下さい。
制限がかかっているかの確認や解除方法をは、「ファイルを開く」→「オプション」→「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」→「ファイル制限機能の設定」の順で進み、右の「開く」のチェックボックス一覧から確認することができます。「✓」が入っているところの✓を外すと制限を解除することができます。
エクセルファイルの関連設定をリセット
ファイルの関連付けが正しいかどうかを確認して異常があった場合はリセットをして既定に戻します。該当するファイルを右クリックして、「プロパティ」を選択して、「全般」タブからファイルの種類を確認しましょう。
もしもエクセル以外のプログラムから開くような設定になってしまっていたら、エクセルで開くように変更、または既定の設定になるように変更して下さい。
DDE設定を変更
エクセルオプションで「DDEを使用する他のアプリケーションを無視する」にチェックが入っているとファイルが開けなくなる場合があります。そんなDDEの設定を変更すると解決できます。
Part 4.豆知識. Windows 10でエクセルが開かない?
以下では、Windows 10でエクセルが開かなった時に確認してもらいたいことや対策をご紹介していきます。まずは、Windows 10の環境で動作ができるOfficeのバージョンを以下を参照してもらい確認しましょう。
- Office365
- Office2019
- Office2016
- Office2013
上記の4種がWindows 10ですべての機能がテストされており、サポートがされていることが確認されています。Office2007以前のバージョンはサポートされておらず、Windows 10では正常に動作しない可能性があります。
まとめ
エクセルが開かない時の原因や対策を紹介・解説させていただきました。特定のファイルや全てのファイルが開かない時は、対象となるファイルが破損していたりファイルに制限がかかっている、突然設定が変わってしまったなどが考えられます。
エクセルファイルが開かないという現象が起きてしまった時は、本記事でご紹介してきた対策を行ってみて下さい。特に、ファイルの破損が原因の時には、ファイルを修復できる「iMyFone UltraRepair」の利用をおすすめします。操作がわかりやすく、無料体験もできますので、是非お試してみてください。