Macのオペレーションシステムは種類が多くわかりにくい…と思っている人もいるのではないでしょうか。

「Mac OS X」についても、名前を聴いたことはあるものの、具体的にどのような機能があるのか知らない人もいると思います。

意外と知らない「Mac OS X」とはどんなものなのか、わかりやすく紹介していきます。

Mac OS X(Xシリーズ)とは

Mac OS X(マックオーエステン)は、Appleがパソコンやマッキントッシュ用に開発したオペレーションシステムになります。

2001年に登場したOS「チーター」から、2012年に登場した「ライオン」までを販売しており、その総称ともいえます。

Xシリーズ

(出典:Apple公式サイト)

この10.0~10.8までのコードネームは猫科の動物の名前を用いていたのも特徴です。

MACの名前には自然や動植物をイメージした名前が多いのもあり、テーマが変わるときに大きなアップグレードが行われる特徴も傾向としてあるようです。

10.9からはいきなり猫科ではなく「Mavericks」などの海岸の名前に変わっています。猫科の名前のネタ切れなのかもしれませんね。

その後はしばらくカリフォルニア州の地名を使ったシリーズが続きます。例えば「Mac OS Xマーヴェリックス」や「Mac OS Xヨセミテ」など、カリフォルニアに詳しい人であれば、一度は名前を聴いたことのあるような有名な場所ばかりです。

Mac OS X 10.0 Cheetah チーター(2001年3月)

パブリックデータ版に続きリリースされたものになり、価格は14,800円でした。

これがMac OS Xの始まりともいえるバージョンになります。Mac OS Xのロゴもお目見えしたこともあり、ここからMACの歴史が始まったといっても過言ではありません。

Mac OS X 10.1 Puma ピューマ(2001年9月)

チーターと同年にリリースされたものになり、DVDの再生機能をサポートしました。半年程度しか時間が空いていないのもあり、そこまで大きな変更はありません。

Mac OS X 10.2 Jaguar ジャガー(2002年8月)

1年後に登場したのがジャガーです。クラシック環境を改良するなどの違いもありました。現在はクラシック環境を使っている人のほうが少ないかもしれません。

Mac OS X 10.3 Panther パンサー(2003年10月)

また約1年程度の時間をかけてリリースされたパンサーは、ブラッシュメタルインターフェースを備えたものになります。スタイリッシュな外観が好きな人も多いのではないでしょうか。直感的な操作もできるのが特徴です。

Mac OS X 10.4 Tiger タイガー(2005年4月)

WWDCでは、AppleがCPUをインテル製に変更することが発表され話題になりました。

この影響もあったのか、次のリリースまでに1年半ほどの間が空いています。2005年4月29日にリリースされたあとに、2006年1月10日にCPUを搭載しているMacと一緒にリリースしています。

Mac OS X 10.5 Leopard レパード(2007年10月)

2年ほどの間が空いて登場したレパードは、BootCampを搭載したモデルになっています。

Mac付属のユーティリティになり、Mac OSとWindowsを切り替えて使えるものになります。どちらも使う人にとっても必要な機能です。

Mac OS X 10.6 Snow Leopard スノー レパード(2009年8月)

2年ほどの間を空けてリリースされたものになり、シングルユーザーライセンス料金を値下げしたことでも話題になりました。

3,300円(税込み)と手頃な価格帯になったことも、Macの敷居を下げてくれることになったのではないでしょうか。

Mac OS X 10.7 Lion ライオン(2011年7月)

2年ほど空いてリリースされたもので、マルチタッチジェスチャーなどの機能を搭載しています。これはもともとIOSに搭載されている機能になり、Macの大きな変更点ともいえます。

OS X 10.8 Mountain Lion マウンテン ライオン(2012年7月)

ネコ科の名前を持つ最後のリリースになります。

以上が、Mac OS Xの対象になります。

この年月からもわかるように、多いときでは同じ年のうちにリリースされているものもありますし、1年から2年の間で新しいOsgaアップグレードされていることがわかります。ちなみに、バージョンコードだけでなく、OSの名前もそのときの時代によって変わっています。

もともとはMac OS X(マックオーエステン)でしたが、その後、OSX(オーエステン)に変わり、現在はmac osで統一されています。この辺りの名前も変わっているので、少しわかりにくいと感じている人もいるのかもしれません。

Mac OS X(Xシリーズ)のデータ復元はソフトがおすすめ

Mac OS Xのアップグレードを行うときに、不具合などの理由でデータが消えてしまった経験があるのではないでしょうか。

ゴミ箱を探しても見つからない、そもそもパソコンすらつかないなどの問題もあるかもしれません。

そんなときは、復元ソフトとしてiMyFone D-Back for Macを使うのをおすすめします。Macだけに限らずWindowsなど幅広いデータの復元に役立つ、嬉しいソフトです。

興味のある方は、こちらの動画チュートリアル「D-Back for MacでMacからデータ復元」をご覧ください。

Macから消えたデータを復元

まとめ

Mac OS X は新しいものがリリースされる度に進化したのがわかると思います。

D-Back for PCなど、アップグレードでデータが消えてしまったときに使える復元ソフトはたくさんあります。

事前にバックアップを取ることも必要ですが忘れてしまったときなどは、復元ソフトで取り戻せる可能性もあります。諦めずにまずは試してみてくださいね。