先日、「iPadのパスワードを忘れてしまいました。どうすればいいですか?」と友人に聞かれました。ネットで調べてみると、驚いたことに同じような状況があった人は少なくないです。確かに指紋認証と顔認証を使ってiPadの画面ロックを解除する人が増えていますので、長い間使わないパスワードを忘れても珍しくないことですね。
それで、この場を借りて、ロックされたiPadはどのような状態になってしまうのか、またパスワードなしでiPadをリセットする2つの対策について紹介します。
ロック/無効化されたときにパスワードなしでiPadをリセットする方法
1.ロックされたiPadはどうなる?
iPadのパスワードを忘れてどうしても思い出せない??ご存じの通り、iPadのパスワードを数回間違えると、一定の時間操作ができなくなってしまいます。
6回連続間違えると、悪質なハッカーがセキュリティを突破するための攻撃方法だ(ブルートフォースアタックとも呼ばれる)と考えられ、パスワードの再入力を防止するためにiOSデバイスが1分間ロックされます。必要な待ち時間も間違える回数が増えれば増えるほど長くなり、iPadの画面に「〇分後にやりなおしてください」というメッセージが表示されます。10回連続間違えると、iPadは自動的にすべての保存されたデータを消去して、11回も正しくないパスワードを入力すると、iPadは使用できない状態になります。
下記の方法はパスワードを忘れた場合やiPad使用できない場合に適用できます。
2.iPadを初期化するための事前準備
①iTunes:お使いのパソコンに「iTunes」というソフトが入っていない場合は、まずはiTunesをインストールしましょう。
②USBケーブル:iPad をパソコンに接続用。
③パソコン:おすすめのはiTunesをインストールして同期したものです。
3.ロックされたiPadの初期化方法
解決策1:iTunesでロックされたiPadを初期化
ロックされたiPadをリセットする方法の一つは、iTunesを利用してiPadを復元することです。もしデバイスと同期されたことのないパソコンでリセットすると、パスワードが削除され、デバイスをリセットできますが、iPadの全てのデータを無くなるので、ご注意ください。
ステップ1:iTunesを起動し、USBケーブルでiPadをパソコンに接続します。
ステップ2:iPadのアイコンをクリックして、概要画面で「iPadを復元」を選択します。
ステップ3:画面の指示に従って、復元を完成するまでお待ちください。
ステップ4:完了すると、iPadがリセットされ、使用できる状態になります。
解決策2:LockWiperでロックされたiPadを初期化(安全•カンタン)
パスワードを使わずにiPadを簡単に初期化する方法その2はロック解除ソフトiMyFone LockWiperです。3つのステップで簡単にロックされたiOSデバイスをリセットするのはこのソフトの強みです、しかもApple IDの削除やスクリーンタイムの制限解除も対応しています。
LockWiperの特徴
- パスワード無しでもロック/無効化されたiPadを簡単にリセットする
- 4桁/6桁のパスコード、指紋認証、顔認証によってロックされたiPadに使える
- 簡単にiPadからApple IDとiCloudアカウントを削除できる
- iPad Mini、iPad AirなどiPadの全モデルとすべてのiOSバージョンをサポートする
ステップ1:パソコンでソフトを起動
iPadをパソコンに接続してからLockWiperを起動し、「iOSデバイスの画面ロックを解除」を選択してください。
ステップ2:ファームウェアをダウンロード&解凍
利用可能なファームウェアが自動的に検出されますので、バージョン確認して「ダウンロード」をクリックします。
ステップ3:デバイスの初期化を開始
「解除開始」ボタンをクリックして、iPadのリセット作業を開始します。確認コードの入力を求められる場合、コードを入力して、作業実行を再度確認します。
4.バックアップを習慣化してiPadの万一の状況に備えよう
最後に、友人のiPadが成功にリセットされました。しかし、この半年バックアップしたことがないので、半年前のデータを復元するしかありません。そういえば、iPadをリセット、または修復した後、一部のデータを失われる可能性が高いので、定期的なバックアップが非常に重要だと思います。
iOSデバイスの「設定」からiCloudに自動バックアップを設定して、定期的に自動バックアップをしてくれるので、とても便利です。実はiPadだけではなく、日々の生活に欠かせない存在であるiPhoneにも定期的にバックアップすることをお勧めします。