皆さんはおやすみモードという機能を利用したことがありますか。おやすみモードを使用することで邪魔されることが少なくなり、仕事により集中して効率を高めたり、ぐっすり眠ることができます。
では、おやすみモードとは一体何でしょうか?どのように使えますか?本記事では、おやすみモードを中心に、おやすみモードの機能、やり方及び解除方法を詳しく説明します。
Part 1.おやすみモードとは
2021年iOS/iPadOS 15のリリースにより睡眠、仕事などに集中するために設定できる「集中モード」という機能が追加されました。おやすみモードとは、集中モードで選べるオプションのひとつです。
一言でいうと、おやすみモードは、iPhoneやiPadなどのデバイスで通知や電話の着信を制限可能な機能です。このモードをオンにすると、設定した時間帯に通知音やバイブレーションをオフにすることができるため、睡眠中や集中したいときに邪魔されることが少なくなります。
01 睡眠モードとの違い
続いておやすみモードの詳細機能を見ましょうか。
🔍おやすみモードの主な機能
- 通知のミュート:メッセージやアプリの通知が音やバイブレーションなしで届きます。(※緊急通報や一部のアプリやアラームは通常の設定にかかわらず鳴ることがありますのでご注意ください)
- 電話の制限:特定の連絡先からの電話のみ受け取る設定や、すべての電話をブロックすることができます。
- 時間設定:おやすみモードを自動でオンにする時間を設定することができ、就寝時間などに合わせて使えます。
- サイレントモードとの連携:通常のサイレントモードと組み合わせて使うことで、より静かな環境を保つことができます。
02 睡眠モードとの違い
集中モードで選べるオプションには、「おやすみ」「睡眠」「仕事」などのモードが含まれています。これらのモードは似ている点もありますが、目的や機能にいくつかの違いがあります。特に「おやすみ」と「睡眠」を混同しやすいです。次に睡眠モードとの違いを紹介します。
🔍睡眠モードとの違い
- 主な目的:おやすみモードは通知や電話の着信を制限することで、外部に邪魔されることを減らし、集中力を高めたり、静かな環境を確保します。睡眠モードは通知や電話の着信を制限することで、睡眠の質を向上させます。特に夜間に使います。
- 機能:両方のモードは着信や通知音をミュートし、特定の連絡先からの電話のみ受け取る設定と自動的にオンにする時間を設定できるものの、睡眠モードにはより多くの機能が含まれています。より詳細な睡眠トラッキングや環境調整(例:画面の明るさの調整)を行うことができて、睡眠中に収集したデータをもとに、睡眠の質を分析することもできます。
Part 2.おやすみモードの使い方
さて、集中モードを最大限に活用する方法は何でしょうか。
1おやすみモードのやり方と解除法
まずはおやすみモードのオン・オフを切り替える方法を見てみましょう。
ステップ 1.iOS 15やiPadOS 15以降のバージョンが搭載されるデバイスのコントロールセンターを開きます。
ホームボタンがあるiPhone:ホームボタンがあるiPhone:ホームボタンの上あたりの位置で、下から上にスワイプします。
ホームボタンがないiPhone/あらゆるiPad:ホーム画面またはロック画面の右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開きます。
ステップ 2.「集中モード」ボタンを長押しして、「おやすみモード」をタップします。
ステップ 3.三日月アイコンが表示されると、おやすみモードはオフになっていると意味します。おやすみモードを解除するには「おやすみモード」のボタンをもう一度タップし、この機能をオフにします。また、Siriに頼んで、おやすみモードのオン/オフを切り替えることもできます。
Tips
集中モードの設定で「デバイス間で共有」を使うと、おやすみモードがオンまたはオフになったという通知がほかのApple製デバイスに表示されます。
2おやすみモードを利用するコツ
続いておやすみモードを最大限に活用できるコツを紹介していきます。それぞれを以下の早見表にまとめました。
設定項目
|
変更できること
|
---|---|
通知を許可 |
おやすみモードの使用中でも通知を受け取る連絡先やアプリ |
画面をカスタマイズ |
おやすみモードをオンにするロック画面やホーム画面 |
スケジュールを設定 |
1日の中でおやすみモードをオン/オフにする時間 |
集中モードフィルタ |
おやすみモードを使用しているときの特定のアプリやiPhoneの機能の動作 |
Part 3.おやすみモードが解除できない時の対策
時々、おやすみモードがどうしても解除できないというエラーが発生します。原因といえば、端末やソフトウェアに不具合が発生していることが一般的です。これを修正するために、以下の方法を試してみてください。
1デバイスを再起動
正常におやすみモードが解除できない時は、まず万能法である端末の再起動を試してください。iPhoneを再起動することで、一時的な不具合が解消され、正常な状態に戻る可能性があるからです。
iPhoneを再起動する方法
iPhone X以降:画面に「スライドして電源を切る」が表示されるまで「音量ボタン」の1つと「サイドボタン」を同時に長押しします。電源オフした後30秒ほど、再度「サイドボタン」を押します。
iPhone SE、8、7、6、5:画面に「スライドして電源を切る」が表示されるまで「サイドボタン」または「トップボタン」を長押しします。電源オフした後30秒ほど、再度同じボタンを押します。
iPadを再起動する方法
ホームボタン非搭載の iPad:画面に「スライドして電源を切る」が表示されるまで「音量ボタン」の1つといずれか片方の「音量ボタン」を同時に長押しします。電源オフした後30秒ほど、再度「サイドボタン」を押します。
ホームボタン搭載の iPad:画面に「スライドして電源を切る」が表示されるまで「トップボタン」を長押しします。電源オフした後30秒ほど、再度同じボタンを押します。
2iOSをアップデート
古いバージョンだと不具合が起こることがあります。iOSアップデートは、一部のソフトウェアの問題やバグを修正するためにリリースされますので、おやすみモードの問題を解決する可能性があります。設定でiOSが最新であるか確認し、iOSバージョンが古すぎる場合は最新iOSに更新しましょう。
iOSをアップデートする方法
ステップ 1.iPhoneのホーム画面から「設定」>「一般」>「ソフトウェア·アップデート」の順でタップします。
ステップ 2.表示された画面で「ダウンロードしてインストール」を選択します。
ステップ 3.パスコードを入力した後、「利用規約」が表示されましたら「同意する」をタップしてください。
ステップ 4.ダウンロードが完了した後、「今すぐインストール」をタップして、アップデートを開始します。完了するまで少し時間がかかります。
ご注意:
iOSアップデートの注意点やPCで高速かつ安定で更新できる方法については、関連記事『iPhoneのiOS 18/17アップデート?やり方と注意点を徹底紹介』でご確認ください。
3ソフトウェアの不具合を修正
ソフトウェア故障からiPhoneのおやすみが解除できない場合、早速不具合修理に対処しないといけません。幸い、ソフトウェア修復するには専門修理屋に行く必要なく、コンピュータさえあれば、すぐにiOS不具合を修正できますよ。ここでは、プロのiOS修復ソフト「iMyFone Fixppo」を皆さんにおすすめしたいです。使い方はシンプルで、データを失わずにおやすみトラブルを迅速に修理できます。お客様からいただいた高評価もたくさんあります。
Fixppoの機能一覧
- おやすみモードが解除できない問題のみならず、データ損失なしで再起動繰り返す、黒画面など150種類以上の不具合も100%に近い成功率で解決
- 無料かつワンクリックでリカバリーモードを起動・解除できる
- 使い方は簡単で、初心者でも手軽に自宅でiPhone・iPad・iPodを修理できる
- 最新のiOS 18及びiPhone 16をサポート
Fixppoを使っておやすみモードが解除できない問題を修正する手順
ステップ 1.上記のボタンからソフトをダウンロードして起動したら、ホーム画面で「標準モード」をクリックします。
ステップ 2.問題のある端末をパソコンに接続して、インストールできるiOSバージョンから、希望するものを選択して「ダウンロード」をクリックしましょう。
ステップ 3.確認したら「開始」ボタンをクリックして修復を始めます。デバイスが自動的に再起動するまでは操作せず、再起動後に正常にWi-Fiに接続できるかどうかをもう一度確認します。
4設定をリセット
最後、設定をリセットすることも考慮できます。「設定」>「一般」>「リセット」から「すべての設定をリセット」を選択すると、設定が初期化されますが、データは消えません。
最後に
仕事効率を高めたり、ぐっすり眠るためにはiPhone/iPadのおやすみモードをぜひ活用してみましょう。また、正常に操作しても消おやすみモードが解除できない時は、紹介した専門iOS不具合修復ソフト数多くのiPhone故障を解決できるし、アップデート・ダウングレードも簡単に行える素晴らしいツールです。さっそくダウンロードして試してみましょう。