2022年秋に正式リリースの「iOS 16」。iOS 16へのアップデートは、「メジャーアップデート」と呼ばれる大規模なものの為、アップデート作業中予期しないエラーに遭遇する可能性があります。

「iPhoneをアップデートしたら写真が消えた」というのもトラブルの一つです。本記事では、iOS 16へのアップデートに伴って何故か写真が消えてしまった場合の対処法を7つほど紹介していきます。アップデートだけではなく、普段iPhoneの写真が勝手に消えたと発見した時も対応しますが、早速本文で確認しましょう。

Part 1.iPhoneの写真が消えたのはなぜ?iOS 16へのアップデート不具合が報告

iOS アップデート 写真 消えた

iPhoneの写真が消えた原因といえば、誤削除、大量撮影したことによるストレージ不足、機種変更でiCloud同期の設定の間違いなどが挙げられます。

このように、iPhoneの写真アプリのアルバムなどに入っている写真は、基本的にユーザーが操作しない限り勝手に消えることはありません。しかし、ごく稀にシステムエラーなどで消失してしまう場合があります。

iOSの大型アップデートでは、この不具合がほぼ毎回報告されています。iOSの大型アップデートではシステム内部の書き換えを行うので、何かの弾みで間違ってiPhoneの写真の一部または全部消えてしまうようです。

iOSの大型アップデートによる不具合としては、他にも「iPhoneが初期化されてしまった」というケースや、「iPhoneが起動しなくなった」というケースが存在します。

Part 2.設定を修正してiPhoneの消えた写真を見つける

まずは、複雑な操作を要求しない、基本的な対処法について説明します。

2.1. iCloud写真が有効になっているかどうか確認

iPhoneでは、本体の故障や水没、紛失などに備えて写真を自動的にiCloudにバックアップする機能が備わっています。機種変更や誤操作で設定でそれをオフにすると、iCloudでの写真は表示されないので消えたように見えます。

そんな時、設定でiCloud写真を再び有効にすると、消えてしまった写真は復元できるはずです。

Step 1.「設定」アプリを開き、一番上のユーザー名の部分をタップ→「iCloud」をタップ→「写真」をタップという風に操作します。

Step 2.「iCloud写真」という項目がオンになっているかどうか確認します。

Step 3.オンになっている場合は、写真の復元が可能です。iPhoneをWi-Fiに接続した状態で暫く待ってみてください。自動でiCloudから写真がダウンロードされます。

※「最適化」と「オリジナル」の写真の解像度が違います。

iPhone iCloud 写真

ご注意:

以前にiCloud写真をオンにしたことがなければ、写真はiCloudに同期していません。この場合、この方法を実行しても消えた写真が復元できないがご了承ください。

2.2. Apple IDのログイン情報を確認

iOSのアップデート中のトラブルで、Apple IDから勝手にログアウトされている場合があります。

この場合、例えiCloudに写真がバックアップされていたとしても復元することが出来ません。再度、今まで使っていたApple IDと同じものにログインしてみてください。

Step 1.「設定」アプリを開き、一番上の項目に、自分の名前とメールアドレスが表示されていることを確認してください。

Step 2.もし表示されていない場合は、その項目をタップすることでApple IDのログイン画面を表示できます。今まで使っていたApple IDと同じものにログインしてください。

iPhone Apple ID

2.3. 非表示になっている写真を再表示

ごく稀に、写真が非表示になっている場合があります。

写真を非表示にする機能はプライバシー保護のために用意された機能で、指定した写真が「非表示」アルバム以外の場所に一切表示されなくなるという機能です。

このフォルダの中を調べ、目的の写真が見つかった場合は再表示させます。

Step 1.「写真」アプリを開き、「アルバム」タブを表示させます。

Step 2.「その他」→「非表示」の順にタップします。

Step 3.もし運よく消えた写真を見つけた場合は、その写真をタップし、「共有」ボタンをタップ、「再表示」を選択します。これで、写真が表示されるようになりました。

iPhone 写真 非表示

Part 3.iPhoneの消えた写真が見つからないなら復元する

上記のどの方法でも写真が見つからない場合は、アップデートの不具合や普段の誤操作で、写真が削除されたり勝手に消えたりしてしまっている可能性が高いです。この場合は、以下の方法で写真の復元を試してみてください。

3.1. 「最近削除した項目」フォルダから消えた写真を復元

iPhoneには「最近削除した項目」というゴミ箱のようなフォルダがあります。手動で削除した写真や動画は通常はすぐ削除されることではなく、このフォルダに一時的に保管されるようになっています。

そのため、iOS 16へのアップデートのトラブルであってもこのフォルダを確認しておくべきです。もしあれば良かったですね。

Step 1.「写真」アプリを開き、表示される項目の中を「アルバム」→「その他」→「最近削除した項目」という風に辿っていきます。

Step 2.もし運良く消えた写真が見つかった場合は、右上の「選択」をタップし、写真を選定したら右下の「復元」をタップします。「すべて復元」で全部の写真を一括で復元するのも可能です。

iPhone 最近削除した項目

ご注意:

「最近削除した項目」にある写真の保存期間は30日間です。過ぎると写真はそこからも消えました。確認して必要の写真はなければ、復元のために次の方法を試しましょう!

3.2. バックアップなしで消えた写真を復元

iPhoneで写真が消えて完全に削除されたように見えるが、実は一部データがデバイス内に残っている可能性があります。そんな時、復元率が高いiPhoneデータ復元ソフトの「iMyFone D-Back」を使えば手軽にそれを復元できます。

このソフトは、iPhone内から消えてしまった写真などのデータを特殊なスキャン機能で検出し復元するため、事前のバックアップが必要ありません。さらに、Apple公式の復元方法と比べて、データの上書きがないという点も抜群です。

D-Back iPhoneデータ復元
D-Backのおすすめ理由!
  • プレビューしながら、選定した写真だけを復元できて、公式の方法より自由!
  • iTunes/iCloudバックアップ内のすべての写真を無料で確認して、取り出しは可能
  • 自宅でも消えた写真を見つけられるので、修理店に頼む時のプライバシー漏洩の恐れはない
  • データ復元の他、アップデートでiPhoneの起動失敗などを不具合修正にも対応
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D-Backを使ってiPhoneの消えた写真を確認して復元する手順

Step 1.上記のボタンをクリックしてソフトをダウンロードして、画面の指示に従ってインストールをします。海外のソフトですが、完全に日本語化されている為安心です。

Step 2.USBケーブルでiPhoneとPCを繋いだ後、起動します。すると、「iOSデバイスからリカバリーする」をクリックします。

D-BackのiOSデバイスからリカバリーするを選択

Step 3.復元したいファイルの種類(今回は「写真」ですね)を選択した後「スキャン」をクリックします。

写真 スキャン

Step 4.スキャン完了後、復元できるデータが表示されます。ここでiPhoneの消えた写真が見つかった場合は、その写真をチェック入れて画面右下の「リカバリーする」をクリックすることで、その写真がPCに保存されます。

写真 復元

Tips:

このソフトはiOS/iPadOS 16、iPhone 13を含む、ほとんどのOSバージョンやiPhone/iPadモデルに対応しています。また、写真以外に、メッセージメモなど18種類以上のデータ復元は可能です。

3.3. iTunesバックアップから消えた写真を復元

事前にiTunesバックアップを取っておけば、iPhoneがアップデートした後で写真が消えた場合に使用できます。

Step 1.USBケーブルを使って初期化されてしまったiPhoneをコンピューターに接続します。

Step 2.iTunesを起動し、iPhoneのアイコンをクリックして出てきた画面の「バックアップを復元」を選択します。

Step 3.最新のバックアップを選択して「復元」をクリックします。これでiPhoneへのデータ復元が行われます。

※データの復元が完了するまでは、絶対にUSBケーブルを抜かないでください。

iTunes バックアップ 復元

Tips.iTunesバックアップから復元する時の注意点

  • この方法では写真だけでなく、iPhone内のデータすべてがバックアップ作成時のデータに置き換わるので、一部のデータが失われた恐れがある。
  • どんなデータが復元されるのか表示されないので、初期化して復元しても消えた写真を見つけない場合がある。
  • 一部のデータだけを復元するといったことも出来ない。

3.4. iCloudバックアップから消えた写真を復元

もう一つの方法はiCloudバックアップからiPhoneの消えた写真を復元することです。iPhoneですぐ操作できるが、手順も簡単です。平素iCloudバックアップを使用する習慣がある方はこれを試みてください。

Step 1.「設定」→「一般」→「リセット」という順で移動し、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップして、iPhoneの初期化をします。

Step 2.初期化設定画面で、「Appとデータ」→「iCloudバックアップから復元」を選択して、iCloudアカウントをログインします。

Step 3.「バックアップを選択」画面上に復元したいバックアップを選定すると、復元が始まります。

iCloud バックアップ 復元

Tips.iCloudバックアップから復元する時の注意点

  • この方法では、先ほどのiTunesバックアップと同じように、iPhoneの初期化設定が必要ですが、誤操作でデータ紛失の恐れがある。
  • バックアップの中身が見えないので、消えた写真が本当にあるか確認できない。
  • 一部のデータだけを復元するといったことも出来ない。

Part 4.iPhoneの写真が消えた問題に関するよくある質問

ここまで、iPhoneの消えた写真を復元する方法を把握したと思います。続いては、補足情報として、iPhoneの写真について、関連質問をまとめ紹介していきます。

1iPhoneの写真アプリが消えた!元に戻すには?

iPhoneのホーム画面で写真アプリが消えた時、それが削除されたと思っているかもしれませんが、実はただ不意にそれをホーム画面から取り除いたケースが多いです。iOS 14以降に、「Appライブラリ」という機能が導入されるが、ホーム画面になくなったアプリはまだそこで見つけられて復元できます。

手順 ⇒ホーム画面の最後のページに移動し、「クリエイティビティ」フォルダの右下の小アイコンをタップしてアプリ一覧を開きます。そして、写真アプリを長押しして、「ホーム画面に追加」をタップするとそれが再びホーム画面に戻ります。

iPhone 写真アプリが消えた Appライブラリ

それでも消えた写真アプリを見つけられない場合は、本当にそれを削除したと考えられます。元に戻すために、App Storeを開いて「写真」と検索し、普通のアプリと同じようにそれを再ダウンロードしましょう。

2iPhoneの写真アプリで非表示アルバムが消えたのはなぜ?

アップデートした後、設定によって非表示アルバムが消えたことは確かにあります。調整すれば、それが再度表示されるのは可能です。

手順 ⇒「設定」アプリ>「写真」をタップし、「非表示アルバム」項目の右側にあるスイッチをオンにします。


まとめ

「iOSのアップデートで写真が消える」というのは、比較的珍しい現象です。その為、どうしてもデータの回復手段が少なく、参考になる情報もあまり出回っていません。今回の記事は皆さんの悩みを解消できれば幸いです。

写真を復元する必要がある時に、紹介した方法の中でデータ復元ツールに関しては比較的簡単な操作で、確実にデータを回復できるという風に感じました。

Apple公式のソフトではないので不安になるという方もいるとは思いますが、実際に使用したところとても使いやすいです。是非一度ダウンロードしてみてください!