助けて
「iPhoneの画面を録画したいのにうまくいかない!」
「長時間の録画をしたのに最初の数分しか保存されてなかった。」
「特定のアプリでは画面収録ができないのはなぜ?」

iOS 11以降のiPhoneに搭載された「画面収録」は他の機材やアプリ不要で画面録画ができる便利な機能。スクショを撮るような感覚で、とても簡単に気なる瞬間や見返したい映像を端末に保存しておけます。

しかし、iOS 17へアップデートしたことなどをきっかけに、画面収録機能が使えなくなったといった報告が多く聞かれるようになりました。そこでこの記事では、iPhoneの画面収録機能が使えない原因や対処法、画面収録機能以外にもiPhoneにおすすめな画面録画アプリの紹介をします。

内部音のみiPhone画面録画保存

Part 1.iPhoneの画面を録画する方法

iPhoneの「画面収録」はスマホの操作説明やゲームアプリ実況などの動画作成がとても簡単に行える便利な機能。使い方も、iPhone以外に必要なものはなく、下記の手順で気軽に行えます。

具体的な録画する方法

Step 1.画面上スワイプで表示されるコントロールセンター内にあるグレーの録画ボタンをタップ

Step 2.3秒のカウントダウン後に画面録画がはじまるのでコントロールセンターを閉じる

Step 3.録画停止時は再度コントロールセンターを表示させ、赤くなっている録画ボタンをタップして停止

iPhone 画面収録操作

もしも、上スワイプで表示できるコントロールセンター内に画面収録ボタンが見つからない際には、「設定」からコントロールセンターを選択してください。「コントロールを追加」の項目内にある画面収録横の緑色プラスボタンをタップすると表示させられます。

iPhone 画面収録設定

ちなみに、通常の画面収録機能ではスマホ内部で流れるゲームの音やスマホの通知音などの音声しか収録できません。もし、ゲーム実況などで自分の声も一緒に収録したい時には、マイクをオンにした上で画面収録を行いましょう。

マイクをオンにする方法としては、コントロールセンター上の画面収録ボタンを長押し>マイクをオンをタップで行えます。

iPhone マイク

Part 2.iPhoneで画面録画できない原因

「画面収録ボタンをタップして録画しているのに保存できない」「特定のアプリの画面だけ録画できない」など、画面収録がうまくいかない原因には下記の項目が考えられます。

iPhoneの空き容量が不足している

動画ファイルは収録時間が長くなればなるほど大きな容量が必要です。収録前に、端末の空き容量やクラウドストレージの容量が十分に空きがあるか確認してください。

空き容量の確認方法は、設定>一般>iPhoneストレージから確認できます。こちらの項目で、どのアプリがどれくらいの容量を消費しているかが分かるので、不要なアプリやデータなのに多くの容量を消費しているものがあれば優先的に削除して空き容量を確保しておきましょう。

iPhone ストレージ確認

録画禁止にされているアプリやサービス

録画したいアプリやサービス自体が録画機能の使用を禁止していることもあります。このような場合には、設定や端末に関係なくiPhoneの画面収録機能を使用しての録画はできません。

例えば、録画禁止の代表的なサービスはNetflix(ネットフリックス)。画面収録機能を使おうとすると画面がブラックアウトし、シャットダウンされてしまいます。そもそも、録画が制限されているアプリやサービスでは画面収録機能は使用できません。

iPhoneのミラーリングをしている

iPhoneの映像をテレビ画面やMacなどに映し出すミラーリング機能。ミラーリングと画面収録機能はどちらもiPhoneに標準搭載されている機能ですが、同時に使うことはできません。

ミラーリングをしていることによって画面収録機能が使えなくなっている時には、ミラーリングをオフにしましょう。コントロールセンター上にあるミラーリングのマークをタップすることでオンオフの切り替えができます。

iOSの不具合

iOSのアップデート以降、画面収録機能に関する不具合があると報告がされています。

  • 画面収録機能が突然終了してしまう
  • コントロールセンターを閉じると画面収録が終了してしまう
  • 画面収録開始時のカウントダウンが終わっても何も怒らない

といった不具合が発生しているとの声が挙がっています。もしも、空き容量が十分にある、録画禁止されていないアプリでも画面収録ができないという時があれば、不具合が原因かもしれません。

画面収録がうまくいかない原因に心当たりがない時には一度、端末の電源を落として再起動してみましょう。それでも改善しない場合には常時画面表示オフ(iPhone 14 Proシリーズの場合)、ワイヤレスイヤホンの接続を解除することで改善したとの報告もあります。

Part 3.iPhone向けのおすすめ画面録画アプリを紹介

「iPhoneの画面収録機能がうまくいかない」「容量を気にせず長時間の画面録画がしたい」という時には、標準機能以外の画面録画アプリを利用するのがおすすめです。中でも、特におすすめなのが『iMyFone MirrorTo』というソフトです。

MirrorToの優れるポイント

  • iPhoneとPCを接続することができるので、ゲームや動画を大画面で楽しめます。
  • 録画したiPhoneの映像を直接PCに保存でき、スマホの容量不足の心配が全然ありません。
  • キーボードでiPhoneやiPadの画面をPCで手軽に操作ができます。
  • ゲーム配信やオンライン会議で画面の共有しやすい、高画質でより分かりやすく伝えられます。

iPhoneの画面をPC上で操作するためにはミラーリングを行いますが、方法はとても簡単で下記の3ステップで完了します。

手順は以下の通りになります。

Step 1.MirroToを起動してデバイスのOS「iOS」を選択

OSを選択する

Step 2.接続方法を選択(有線ならUSB、無線ならWi-Fi)

mirrorto Wi-Fiをクリックする

Step 3.iPhoneコントロールセンターのミラーリングをタップ

iPhone画面ミラーリング

上記のように、とても簡単な方法で接続が可能です。接続後は、どんなアプリでも迫力ある大画面で録画をして繰り返し楽しむことが可能です。録画したい画面に移動し、「録画画面」をクリックすると、ビデオがPCに簡単に保存されます。

画面を録画する


まとめ

今回は、iPhoneの画面収録機能が使えない原因や対処法について紹介しました。画面収録機能が使えない時には、以下の項目に当てはまっていないか確認してみましょう。

  • iPhoneの空き容量が不足している
  • 録画禁止に設定されているアプリやサービス
  • iPhoneのミラーリングをしている
  • iOSの不具合

もしも、端末の容量が不足している、ミラーリングをして大画面での録画を楽しみたいといった時には外部のアプリ「MirrorTo」(ミラートゥー)を使用しての録画がおすすめです。とても簡単に操作ができるので、iPhoneのような感覚でお手軽に使えます。画面収録機能をもっと多機能に使いたい人は、ぜひお試しください。